オーチャードホールのプリンス、堂々の帰還! 盟友のマーラー・チェンバーとともに待望の来日公演

ダニエル・ハーディング指揮 マーラー・チェンバー・オーケストラ

2011年6月7日(火)、8日(水)19:00

Bunkamuraオーチャードホール

イントロダクション

ダニエル・ハーディング DANIEL HARDING

1975年イギリス・オックスフォード生まれ。バーミンガム市交響楽団でサイモン・ラトルのアシスタントとしてキャリアを築き始め、1994年に同オーケストラでプロ・デビューを飾った。その後、クラウディオ・アバド率いるベルリン・フィルのアシスタントを務め、1996年ベルリン芸術週間でベルリン・フィルでの演奏会デビューを飾った。
 現在、スウェーデン放送交響楽団の音楽監督、マーラー・チェンバー・オーケストラの首席指揮者、ロンドン交響楽団の首席客演指揮者、新日本フィルハーモニー交響楽団のアーティスティック・パートナーを務めている。これまでに、ノルウェーのトロンハイム交響楽団の首席指揮者(1997-2000)、ノールショピング交響楽団の首席客演指揮者(1997-2003)、ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメンの音楽監督(1997-2003)を務めた。また、世界のメジャー・オーケストラへの客演も多く、ウィーン・フィル、ベルリン・フィル、シュターツカペレ・ドレスデン、バイエルン放送響、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、スカラ・フィルなどに定期的に出演している。
 オペラではこれまでに、コヴェントガーデン王立歌劇場でブリテン「ねじの回転」、ベルグ「ヴォツェック」、ザルツブルグ音楽祭ではウィーン・フィルとともに「ドン・ジョヴァンニ」、「フィガロの結婚」を指揮したのをはじめ、密接な関係にあるエクス=アン=プロバンス音楽祭では、「コジ・ファン・トゥッテ」、「ドン・ジョヴァンニ」、「フィガロの結婚」、「エフゲニー・オネーギン」などを指揮した。近年ではミラノ・スカラ座への客演も多く、2005年に「イドメネオ」(新演出)で指揮したのをはじめ、2007年に「サロメ」、2008年にダルラピッコラ「囚われ人」とバルトーク「青ひげ公の城」の2演目を指揮した。今後、マスカーニ「カヴァレリア・ルスティカーナ」、レオンカヴァッロ「道化師」、「さまよえるオランダ人」を同劇場で指揮することが決まっている。2010年5月にはウィーン芸術週間でマーラー・チェンバー・オーケストラとともに「ヴォツェック」、ウィーン国立歌劇場で「魔笛」、バイエルン国立歌劇場で「後宮から逃走」を指揮する予定である。
 2002年には、フランス政府から芸術文化勲章シュヴァリエを授与されている。

マーラー・チェンバー・オーケストラ Mahler Chamber Orchestra

 マーラー・チェンバー・オーケストラ(MCO)は、1997年にクラウディオ・アバドがMCOの楽員とともに創設し、現在は20カ国40名の楽員からなるオーケストラであり、ヨーロッパを中心に世界各地でオペラから室内楽まで幅広く演奏活動を行っている。卓越した技術を持つプレーヤーの評判も然ることながら、ヨーロッパ楽壇の将来展望を見据えた非常にユニークな運営・組織体制でもその名が知られている。
 2008年以降首席指揮者の地位にあるダニエル・ハーディングとの出会いは、1998年当時22歳のハーディングを初代客演指揮者に迎えて以来であり、2003年からは音楽監督のポストも務めている。ハーディングは各シーズンの25%程度の演奏会を指揮しており、モーツァルトのオペラやベートーヴェンの交響曲など歴史的に重要な作品を中心に演奏活動を行っている。近年では、室内楽奏法によって作品の持つふくよかで生き生きとしたニュアンスを如何なく発揮することができるロマン派の音楽を積極的に取り上げている。
 2009/10年のシーズンでは、ボン・ベートーヴェンフェスト、アブ・ダヴィのアル・アイン・クラシックス・フェスティバル、北京の国家大劇院にデビューを飾るなど、9カ国31都市でオペラから室内楽に至る演奏会を開き、指揮台には首席指揮者であるダニエル・ハーディングをはじめ、クラウディオ・アバド、ケント・ナガノ、エサ=ペッカ・サロネンなどが迎えられた。また共演ソリストには、ヴァルトラウト・マイヤー、ルノー・カプソン、ジャニーヌ・ヤンセン、スティーブン・イッサーリス、ファジル・サイなど超一流アーティストが迎えられた。MCOは1998年以来、イタリアのフェラーラ歌劇場のオーケストラ・イン・レジデンス、2009年よりドイツのノルトライン・ヴェストファーレン州のレジデンスとして、ドルトムンド、エッセン、ケルンで定期的に演奏会を開催している。ルツェルン音楽祭とも関係が深く、2003年以来ルツェルン祝祭管弦楽団のコア・メンバーとしても活躍をしている。
 オペラ・プロジェクトでは、著名な演出家やバーデン=バーデン祝祭劇場やミュンヘン音楽祭、ウィーン芸術週間など世界に名だたる音楽祭と協力を行っており、これまでにアバド指揮によるベートーヴェン「フィデリオ」、パトリス・シェロー演出によるブーレーズ指揮のヤナーチェク「死者の家から」などを演奏しており非常に高い評価を受けている。特に、ハーディングとともに行った長年にわたるエクサンプロヴァンス音楽祭でのモーツァルトの主要オペラの全曲演奏は特筆すべき実績である。

モイツァ・エルトマン Mojca Erdmann

※6/7公演のみ出演
ハンブルク生まれのソプラノ歌手。
 2006年にザルツブルク音楽祭にモーツァルト:「ツァイーデ」の主役としてデビューを飾り、翌年にはハイドン:「アルミーダ」のゼルミーラ役として出演し記者たちから「フェスティバルのサプライズ」として賞賛された。サー・サイモン・ラトル指揮のベルリン・フィルとはラヴェル:「子供と魔法」を歌い、レコーディングもされた。


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