HISTORY

パリ

前身:流行服飾店としての「ドゥマゴ」からカフェ酒場「ドゥマゴ」へ

1812年、元々は布地や絹製品を扱う「流行服飾店」として設立されたドゥマゴ。
店名の由来は、当時フランスでヒットした戯曲『レ・ドゥマゴ・ド・ラ・シーヌ』=<二つの中国人形>から名付けられました。
現在も店内を見守るドゥマゴの二体の彫像はこの時から存在していると言われていますが、そのルーツは謎に包まれています。
-ただ、この二体の彫像が1世紀以上にもわたるドゥマゴの歴史を見続けてきたことだけは間違いありません ―


1881年にこの流行服飾店は閉店し、その後しばらく「ドゥマゴ」の名前は姿を消すこととなります。
そして1884年。あるワイン商がこの店を「カフェ酒場 ドゥマゴ」として開業。
ドゥマゴがサン=ジェルマン=デ=プレに、二体の彫像と共に再び姿を現します。

そこでは詩人のポール・ヴェルレーヌ、アルチュール・ランボーら文化人たちが集い、煙草をくゆらせ、お酒に興じていました。
しかし、ドゥマゴの名前が世間に知れ渡るのは、もう少し先のことになります。


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