マシーン日記

※公演スケジュールに変更がございます

<チケット料金(税込・全席指定)>
ベンチシート、S席¥11,000 A席¥9,000

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Bunkamura 東京都渋谷区道玄坂2-24-1

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    Introductionみどころ

    気鋭の映像ディレクター大根 仁が、18年の歳月を経て松尾スズキの愛憎劇と再び向き合う

    松尾スズキ作品を松尾本人の指名で“今”話題のクリエイターたちが蘇らせるシリーズ。今回は1996年書き下ろしの『マシーン日記』を、映像ディレクターの大根仁の演出で上演します。小さな町工場を舞台に、2人の男と2人の女、たった4人で繰り広げる暴走の限りを尽くす愛憎劇は、初演から観客の心を鷲掴みにし、翌年・翌々年には再演、全国ツアーを敢行するという小劇場界の伝説的な作品となりました。大根はこの作品に劇場で出会い、2003年に『演技者。』(CX)にてドラマ化を果たしています。「ドラマを作っている最中に作品に飲まれてしまうような感覚に陥ることもありました。そんな過酷な解体と再構築を一度経験している『マシーン日記』なら、松尾さんの演出とは違う見せ方ができるのではと思いました」(大根)。その後、ドラマ『モテキ』『いだてん~東京オリムピック噺~』、映画『バクマン。』『SUNNY 強い気持ち・強い愛』など多くの映像作品を手掛けてきた大根が、再びこの作品と向き合います。鋭いリアルさをはらみながらも躍動感溢れるエンターテインメントとして仕立てる大根流の新たな『マシーン日記』にご期待ください。

    小さな町工場で繰り広げる松尾流“愛と暴力の寓話”に横山 裕ら4人の俳優が挑む

    キャストは、ミチオ役に『上を下へのジレッタ』で主演し今回2度目のシアターコクーン登場となる関ジャニ∞の横山裕、その兄アキトシにナイロン100℃の看板俳優・大倉孝二、アキトシの妻サチコに映像作品やバラエティ番組で快進撃を続ける森川葵、そして松尾作品常連の秋山菜津子がパート従業員のケイコを演じます。夫婦、家族、支配と服従、そこに横たわる過去―人の皮一枚下にある欲望むき出しでぶつかり合う4人、それを演じる俳優たちの姿にもご注目ください。

    文・沼田由佳

    Storyあらすじ

    小さな町工場・ツジヨシ兄弟電業を経営するアキトシ(大倉孝二)は、妻サチコ(森川葵)とともに自らの工場で働いていた。工場に隣接するプレハブ小屋に住む弟のミチオ(横山裕)は、壊れた機械を見ると直さずにはいられない電機修理工。ミチオは訳あってアキトシに監禁されており、小屋と右足を鎖でつながれていた。一方のサチコには、かつてミチオに強姦された過去があり、未だ不倫関係にあった。
    そんな中、工場に新しいパート従業員としてサチコの中学時代の担任で体育教師であったケイコ(秋山菜津子)がやって来る。数学的思考でものごとを考え、極度の機械フェチでもあるケイコは、壊れた携帯電話を直してもらったことをきっかけにミチオと結ばれ、「あんたのマシーンになる」と服従を誓う。小さな町工場を舞台に、男女4人の情念渦巻く愛憎劇が始まる…。

    ©細野晋司

    「マシーン日記」作/シアターコクーン芸術監督松尾スズキ

    コメント

    今回の『マシーン日記』は、演出をお願いした大根くんが「これがいい」と選んだ演目です。キャストが4人だし、わかりやすいからですかね。彼はこの作品をドラマ化してくれたことがあるので、この芝居に流れる狂気みたいなものは、身体に落とし込んであると期待しています。横山さんの色気、大倉さんのギャグセン、秋山さんの説得力!あとは、森川さんが舞台でのたうちまわる姿が楽しみです。出だしの部分は再演するたび変わるので、アレンジに頭を悩ませています。 ぜひ、演劇を、生の舞台を、楽しんでいただければと思います。

    シアターコクーン芸術監督 松尾スズキ 特設ページ

    プロフィール

    松尾スズキ
    プロフィール

    1988年に大人計画を旗揚げ、主宰として作・演出・出演を務めるほか、小説家・エッセイスト・脚本家・映画監督・俳優など多彩に活躍中。『ファンキー!~宇宙は見える所までしかない~』(97)で第41回岸田國士戯曲賞を、映画『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』(08)で第31回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を、『命、ギガ長ス』(19)で第71回読売文学賞戯曲・シナリオ賞を受賞。小説「クワイエットルームにようこそ」(06)、「老人賭博」(10) 「もう『はい』としか言えない」(18)は芥川賞候補となった。主演したテレビドラマ『ちかえもん』は文化庁芸術祭賞ほか受賞。20年よりBunkamuraシアターコクーン芸術監督に就任。最近の公演としては『ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン』(16・作・演出・出演)、『キャバレー』(17・07・演出)、「日本総合悲劇協会vol.6『業音』」(17・作・演出・出演)、『ニンゲン御破算』(18・作・演出・出演)、『世界は一人』(19・出演)、『命、ギガ長ス』(19・作・演出・出演)、『キレイ-神様と待ち合わせした女-』(19・14・05・00・作・演出・出演)、『フリムンシスターズ』(20年・策・演出)などがある。 4月には総合演出・構成台本・出演を務める「シブヤデアイマショウ」を上演予定。

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    Director演出

    大根 仁

    コメント

    長く仕事を続けていて、いまだに肩の凝りが取れない仕事っていうのがあるんですが、『マシーン日記』のドラマ版はその筆頭というか。松尾さんの頭の中に入る作業は本当に過酷なことでした。今回お声がけいただいて、一度解体して再構築した経験のあるこの作品だったらできるんじゃないかと思いました。
    ミチオ役に選んだ横山さんはドラマの仕事で初めて会ったのが16歳くらいの時で、最近のドラマを見ていて「芝居がいいな、仕事したいな」って引っかかっていたんです。ナイロン100℃での初舞台から見ていてすごく好きな大倉くん、絶対の安心材料である旧知の秋山さん、そして惹かれて目が離せなくなってしまうような佇まいの森川さんという4人。コクーンでやるには世界観が小さいかなとも思ったんですが、直感的にセンターステージでやったらすごく面白そうってなりました。難しい戯曲だとは思うんですが、なるべく噛み砕いて新しく作るつもりなので、楽しみにしていただきたいです。

    プロフィール

    大根 仁
    プロフィール

    映画監督、映像ディレクター。ADとしてキャリアをスタート、『モテキ』(10・TX)、『まほろ駅前番外地』(11・TX)など話題となったドラマの演出・脚本を数多く手掛ける。2011年劇場版『モテキ』で映画監督デビュー。同作で第35回日本アカデミー賞話題賞作品部門を受賞。近年の主な その他の作品に『バクマン。』『SCOOP!』『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』『SUNNY 強い気持ち・強い愛』など。多数。2013年第50回ギャラクシー賞奨励賞(『まほろ駅前番外地』)、2016年第39回日本アカデミー賞優秀監督賞、第25回日本映画批評家大賞監督賞(ともに『バクマン。』)を受賞。2019年はNHK局員以外の演出家としてはじめて大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』に参加。2020年は監督・脚本を手掛けたテレビ東京連続ドラマ『共演NG』が注目を集めた。2022年公開予定の長編アニメを制作中。

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    Castキャスト

    横山 裕

    コメント

    シアターコクーンにまた呼んでいただいたことが嬉しい半面、やっぱり怖さもあります。『マシーン日記』...すごいです。ぶっ飛んでる。松尾さんのこの作品から、人を惹きつけるエネルギーをとても感じています。数々の映像を手掛けられてきた大根さんが、演出家として 舞台でどう攻めるのか楽しみです。また、出演者4人だけの稽古は、濃密な時間になると思いますし、キャリアも年代も違う4人がそれを経ることで生まれるものにも期待しています。
    僕は演劇畑の人間ではないですが、積み重ねてきた他の経験を強みにこの作品に挑みたいです。整然としたところに、異物が飛び込んできたとき、パニックのようになるのが面白かったりするじゃないですか?そんな予測不可能な感じになれたらと前向きに捉えています。 そして、この状況下で観に来てくださるお客様に「来てよかった」と思っていただけるように頑張ります。

    プロフィール

    横山 裕
    プロフィール

    2004年、関ジャニ∞のメンバーとして「浪花いろは節」でCDデビュー。以降、個性あふれる楽曲を次々と発表している。音楽活動のほか、映画、ドラマ、舞台など幅広く役者としても活躍し、ジャンルを問わず高い評価を得ている。近年では、舞台『僕らAぇ! groupって言いますねん』(19)で企画と演出、『青木さん家の奥さん』(20・21)で演出を手掛けるなど、マルチな才能を発揮。主な出演作に【舞台】『ブルームーン』(15)、妄想歌謡劇『上を下へのジレッタ』(17)、『北齋漫畫』(19)、【映画】『破門 ふたりのヤクビョーガミ』(17)、『累-かさね-』(18)、『決算!忠臣蔵』(19)【ドラマ】『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』(18・20/CX)などがある。現在、『ヒルナンデス!』(NTV)に木曜レギュラーとして出演するほか、グループで『関ジャム 完全燃SHOW』(EX)、『関ジャニ∞クロニクルF』(CX)、『関ジャニ∞のジャニ勉』(KTV)にレギュラー出演中。

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    大倉孝二

    コメント

    僕は松尾作品が今まで未経験で、この先もないと思っていたので、お声がけいただいてすごくありがたいです。名作ですし、4人芝居のこんなにエネルギーの高いものを…と、冷静になると急に怖くなってしまいますが、まだ深く考えないようにしています。全幅の信頼を寄せている秋山菜津子さん、はじめてご一緒する横山裕さんと森川葵さんと4人でどんな稽古場になるか楽しみです。演出の大根さんとは若い頃に何度か仕事をさせていただいていて、久しぶりで何も成長していないことがばれてしまうのが怖いですね(笑)。シアターコクーンでやらせてもらえるんだと考えると緊張します、やっぱり憧れの劇場ですから。

    プロフィール

    大倉孝二
    プロフィール

    劇団ナイロン100℃所属し、劇団公演以外の外部の舞台にも多数出演。劇作家・演出家のブルー&スカイの演劇コンビネーション「ジョンソン&ジャクソン」の舞台『ニューレッスン』『窓に映るエレジー』では作・演出・出演を果たすなど多彩に活躍。映画やドラマにも数多く出演し、個性派俳優として強い印象を残している。近年の主な出演作に【舞台】『贋作 桜の森の満開の下』『ニューレッスン』『百年の恋』(18)、『美しく青く』『ドクター・ホフマンのサナトリウム~カフカ第4の長編~』(19)、【映画】『人魚の眠る家』『検察側の罪人』『君が君で君だ』『空飛ぶタイヤ』(18)、『ロマンスドール』(19)、【ドラマ】『孤独のグルメ2020大晦日スペシャル~俺の食事に密はない、孤独の花火大作戦!~』(20・TX)、『妖怪シェアハウス』(20・EX)、『MIU404』(20・TBS)、『伝説のお母さん』(20・NHK)、『女子高生の無駄遣い』(20・EX)などがある。21年も、『バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~』『神様のカルテ』(TX)など多数のドラマ・映画・舞台への出演を控えている。

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    森川 葵

    コメント

    脚本を読んでいると、日常の何かが壊れてしまったようなハードな内容に、どんどん気持ちが沈んでいくようだったのが、映像で見たときにはすごく面白くて。笑えない内容なのに、人が動いて演じているのを見ると、なんでこんなに笑えるんだろう…。その不思議な感じを自分も体験してみたいと思って参加を決めました。自分が今までやってきた仕事とは比べ物にならないくらいの大きな分厚い壁だと思います。でも、挑戦することで何かこう自分の未来に対する希望が見えたら、すごく楽しいだろうなって。大根さんとキャストの皆さんと作り上げる、新しい『マシーン日記』がどんなものになるのか、楽しみにして観に来ていただけたらと思います。

    プロフィール

    森川 葵
    プロフィール

    2010年、雑誌「Seventeen」の専属モデルオーディションにてグランプリを獲得。12年に女優デビューし、15年にはドラマ『テディ・ゴー!』(CX)で連続ドラマ初主演を果たす。翌年、トーク番組『A-Studio』(TBS)の8代目アシスタントに就任。18年には『ロミオとジュリエット』(演出・宮藤官九郎)で初舞台にしてヒロインを務めた。19年よりレギュラー出演しているバラエティ『それって!?実際どうなの課』(NTV)でスゴ技の習得を連発し、“ミスターかくし芸を継ぐ女”として注目を集める。近年の主な出演作に【映画】『噓八百 京町ロワイヤル』『リトル・サブカル・ウォーズ -ヴィレヴァン!の逆襲-』『魔女見習いをさがして』『天外者』(20)、【ドラマ】『B面女子』(20・CX)、『必殺仕事人2020』(20・EX)、『大江戸もののけ物語』(20・NHK-BS)、『ヴィレヴァン!2 ~七人のお侍編~』(20・NBN)、『竹内涼真の撮休』(20・WOWOW)などがある。現在、主演ドラマ『賭ケグルイ双』(21年放送予定)、『映画 賭ケグルイ Part2』(5月公開予定)が控えている。

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    秋山菜津子

    コメント

    松尾さんが片桐はいりさんのために書かれた『マシーン日記』が、年月を経て私のところに来るとは思いませんでした。私は松尾さんの女性の描き方がとても好きで。演じていて「もしかしたらこういうところ、自分の深い闇みたいなものを見られてるのかな」といったことを感じたりします。今回演出をされる大根さんは、舞台もやられていますが、映像が主体でやられている監督ですから、違う角度の作品ができそうな気がしています。今はお芝居をやるほうも観るほうも、どんな仕事もみんな大変な世の中ですが、コクーンでの時間を一緒に共有してもらえたら嬉しいです。演劇に限らず、芸術はこういう状況だからこそ、とても必要なことだと思います。無事に上演して皆様にお会いしたいですね。

    プロフィール

    秋山菜津子
    プロフィール

    テレビや映画、舞台などで活動。特に舞台での演技の評価が高く、第36回紀伊國屋演劇賞個人賞、第9回読売演劇大賞優秀女優賞、杉村春子賞、第14回読売演劇大賞優秀女優賞、第22回読売演劇大賞最優秀女優賞と数々の栄誉に輝く。近年の主な出演作に【舞台】『フリムンシスターズ』(20)、『カリギュラ』『美しく青く』『出口なし』(19)、『贋作 桜の森の満開の下』『ハングマン』(18)、『きらめく星座』『キャバレー』(17)、『DISGRACED』『8月の家族たち』(16)、『大逆走』『東海道四谷怪談』『エッグ』(15)、【映画】『アンダードッグ』(20)、『その瞬間、僕は泣きたくなった -CINEMA FIGHTERS project- 「海風」』『108~海馬五郎の復讐と冒険~』(19)、【ドラマ】『離婚なふたり』(19・EX)、『浮世の画家』(19・NHK)、『西郷どん』(18・NHK)などがある。

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