美しく青く

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    赤堀雅秋×向井 理の強力タッグが組み、見せる、
    「喪失」を生きる人々の日常と再生

    約2年ぶりに、劇作・演出家の赤堀雅秋がシアターコクーンに書き下ろす『美しく青く』。

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    映像から舞台まで幅広い作品で活躍する実力派・向井 理を主演に、赤堀が描くのは仮設住宅を舞台とした人々のささやかな日常のドラマで、念願の初タッグに注目が集まります。とはいえ赤堀自身は「チマチマした演劇をコクーンでやることに意義を感じます。それが僕の仕事だという意思表明です」と、自然体を崩しません。そんな赤堀の向井評は「きちんと地に足をつけて生きている方。色々な思いをマグマのように秘めていたとしても、それを呑み込みながら、なすべきことを遂行するイメージ」というもの。その印象がどう反映されるか注目したいところです。
    向井も以前から赤堀作品を観ており、「一見どこにでもいるような人々や、その生活を生々しく描くことで、“自分とは何か”を見つめるような世界に、いつか自分も染まってみたいと思っていました」と、熱っぽく語っています。
    向井が演じる青年の妻役は、赤堀が監督した映画『葛城事件』での鮮烈な演技が記憶に残る田中麗奈。劇団☆新感線『髑髏城の七人 Season風』に続く、向井とは2度目の共演です。さらに、もはや赤堀作品に欠かせない大倉孝二、多彩な役柄を軽々と演じ分ける大東駿介、舞台にも意欲を見せるAKB48の横山由依、圧倒的な存在感を放つ銀粉蝶、硬軟自在の演技が魅力の秋山菜津子、滋味深い芝居に定評のある平田 満らが集結。喪失を抱えた人々を描き、再生への微かな希望を祈る新作の船出は間近です。

    歌手が覚醒剤で捕まる。テレビの中で芸能人が「謝った方がいい」と神妙に語る。その話題でサラリーマンはウーロンハイを飲み、あっという間に桜は散り、中学校の教師が痴漢で捕まり、線路を走る。政治家がニヤニヤと笑い、若者は友情を誓い、ロックンローラーが病気で死に、また夏が来る。魚屋は魚を売り、金物屋は金物を売り、文房具屋は万引きに悩み、歌手は歌を唄い、ストリッパーは裸を見せ、農家は猿を憂い、OLが爪を見て、バーテンダーがジムに行く。地面が揺れる。震度3なら大丈夫。冬が来る。春が来る。桜が散り、また夏が来る。「もうやめてくれ」と誰かが叫んだ。空がある。海がある。美しく青く。

    赤堀雅秋

    DIRECTOR演出

    • 作・演出・出演赤堀雅秋

      コメント

      赤堀雅秋 コメント

      シアターコクーンでまたチマチマした演劇をやります。
      チマチマした演劇をシアターコクーンでやることに意義を感じます。
      それが僕の仕事です。という意思表明です。
      『美しく青く』
      それは畏怖の念でもあり、祈りでもあります。

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      プロフィール

      赤堀雅秋 プロフィール

      1971年8月3日生まれ。千葉県出身。劇作家、脚本家、演出家、俳優。
      劇団「THE SHAMPOO HAT」の旗揚げ以来、全作品の作/演出と出演。人間の機微を丁寧に紡ぎ、市井の人々を描くその独特な世界観は赤堀ワールドと称され、熱狂的なファンを持つ。第57回岸田國士戯曲賞を「一丁目ぞめき」(上演台本)にて受賞。14年、シアターコクーンにて Bunkamura25周年作品の1つとして、「殺風景」(作・演出)を発表、15年「大逆走」(作・演出)、17年「世界」(作・演出・出演)を上演。近年は「流山ブルーバード」(作・演出・出演)、「オフシアター歌舞伎『女殺油地獄』」(脚本・演出・出演)などを上演し、最も勢いのある劇作家のひとりとして注目を集めている。初監督作品「その夜の侍」(12年)では同年の新藤兼人賞金賞、ヨコハマ映画祭・森田芳光メモリアル新人監督賞を受賞。モントリオール世界映画祭、ロンドン映画祭、台北金馬奨映画祭などに正式出品され、各方面で話題になり、16年監督第2作目「葛城事件」では主演の三浦友和を数々の映画賞へと導いた。

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    シアターコクーン
    ×赤堀雅秋

    舞台写真:©細野晋司

    CASTキャスト

    • 向井 理

      プロフィール

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      向井 理 プロフィール

      1982年2月7日生まれ。神奈川県出身。
      06年に俳優デビュー。連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」(10年)で注目を集める。近年では大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜」(11年)、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(16年)、テレビドラマ「永遠の0」(13年)「S-最後の警官―」(14年)「アキラとあきら」(17年)「きみが心に棲みついた」(18年)「パンドラⅣ-AI戦争-」(18年)、映画「小野寺の弟・小野寺の姉」(14年)「いつまた、君と~何日君再来~」(17年)など多くの話題作に出演。映像作品のみならず、舞台「ザ・シェイプ・オブ・シングス~モノノカタチ~」(11年)「悼む人」(12年)「星回帰線」(16年)、劇団☆新感線「『髑髏城の七人』Season風」(17年)など舞台にも多数出演。本年は4月放送のテレビドラマ「わたし、定時で帰ります。」、映画「ザ・ファブル」(6月21日公開予定)に出演。

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      向井 理 コメント

      念願の赤堀ワールド初参加です。今回もとある市井の人々を描いてはいますが、「生きる」ということの面倒くささや、汚い部分、きれいごとだけではない人間性も表現されると思います。
      しかし、それは避けては通れない。
      それを目の当たりにした人にしか見られない何かを見つけてもらえる作品にしたいと思います。

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    • 田中麗奈

      プロフィール

      田中麗奈 プロフィール

      1980年5月22日生まれ。福岡県久留米市出身。
      98年に映画「がんばっていきまっしょい」で初主演。日本アカデミー賞 新人俳優賞など多数受賞。また、17年の映画「幼な子われらに生まれ」では第42回報知映画賞 助演女優賞、第53回毎日映画コンクール 女優助演賞など多数受賞する。近年では大河ドラマ「平清盛」(12年)「花燃ゆ」(15年)、テレビドラマ「真昼の悪魔」(17年)「ぬけまいる〜女三人伊勢参り」(18年)、映画「ゲゲゲの鬼太郎」シリーズ(07年、08年)「劇場版・新参者シリーズ『麒麟の翼』」(12年)「祈りの幕が下りる時」(18年)「葛城事件」(16年)「おもてなし」(18年)、舞台 劇団☆新感線「『髑髏城の七人』Season風」(17年)などがある。

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    • 大倉孝二

      プロフィール

      大倉孝二 プロフィール

      1974年7月18日生まれ。東京都出身。
      95年より「ナイロン100℃」に参加。個性派俳優として幅広く活躍している。近年の主な出演作はテレビドラマ「アンナチュラル」「僕とシッポと神楽坂」(ともに18年)、映画「陽だまりの彼女」(13年)「検察側の罪人」「君が君で君だ」(ともに18年)、舞台NODA MAP「エッグ」(12年)「贋作・桜の森の満開の下」(18年)ナイロン100℃「消失(再演)」(15年)「百年の秘密」(15年)などに出演。赤堀雅秋 作・演出作品には「殺風景」(14年)「大逆走」(15年)「世界」(17年)に続き4作目の出演となる。本年は4月放送のテレビドラマ「緊急取調室」、映画「ロマンスドール」(19年秋公開予定)など多くの作品に出演。

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    • 大東駿介

      プロフィール

      大東駿介 プロフィール

      1986年3月13日生まれ。大阪府出身。
      05年テレビドラマ「野ブタ。をプロデュース」でデビュー。近年では、大河ドラマ「平清盛」(12年)「花燃ゆ」(15年)、テレビドラマ「学校へ行けなかった私が『あの花』『ここさけ』を書くまで」(18年)、映画「平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER」(18年)、舞台「劇団☆新感線春興行-いのうえ歌舞伎《黒》black『乱鶯』」(16年)「プルートゥ PLUTO」「ハングマン」(ともに18年)など多くの作品に出演。本年はテレビドラマ「ゾンビが来たから人生見つめ直した件」8Kドラマ「浮世の画家」に出演。またベルリン映画祭で2つの賞を獲得し20年日本公開予定の映画「37 Seconds」に出演。

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    • 横山由依

      プロフィール

      横山由依 プロフィール

      1992年12月8日生まれ。京都府出身。
      09年にAKB48第6回研究(9期生)オーディションに合格する。10年にチームKに昇格し、13年にはチームAのキャプテンに就任。15年には2代目AKB48グループ総監督を務めるなど、AKBグループの中心的なメンバーとして活躍。近年は、テレビドラマ「はんなりギロリの頼子さん」(18年)、映画「9つの窓『漁船の光』」(16年)「劇場版 ドルメンX」(18年)など映像作品にも多数出演。AKBグループがプロデュースする舞台「マジすか学園」シリーズ以外では、福岡・博多座開場20周年記念公演「武田鉄矢・コロッケ特別公演『水戸黄門』」(19年5月5日より上演)に続き2作目の出演となる。

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    • 駒木根隆介

      プロフィール

      駒木根隆介 プロフィール

      1981年5月2日生まれ。東京都出身。
      日本大学芸術学部映画学科在学中に自主映画製作に俳優として参加しキャリアスタート。03年に「赤堤ビンケ」の前身ユニットに参加、のち07年に同劇団を旗揚げ。09年公開の主演映画「SR サイタマノラッパー」で、ダメニートラッパーIKKUを好演。近年は、映画「愛の渦」(14年)「ヒメアノ~ル」(16年)「ナラタージュ」(17年)「泣き虫しょったんの奇跡」(18年)、連続テレビ小説「純と愛」(12年)、テレビドラマWOWOW「黒書院の六兵衛」(18年)、舞台「殺風景」(14年)「いやおうなしに」(15年)「スカーレット・ピンパーネル」(16年)「流山ブルーバード」(17年)などに出演。

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    • 森 優作

      プロフィール

      森 優作 プロフィール

      1989年12月4日生まれ。大阪府出身。
      映画「野火」にて第30回高崎映画祭最優秀新人男優賞を受賞。16年に連続テレビ小説「べっぴんさん」中西直政役で注目を集める。主な出演作に、映画「シン・ゴジラ」「太陽を掴め」(ともに16年)「ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~」(以上17年)、テレビドラマ「わにとかげぎす」「アシガール」(ともに17年)、連続テレビ小説「半分、青い。」(18年)、舞台「三人姉妹はホントにモスクワに行きたがっているのか?」「市ケ尾の坂-伝説の虹の三兄弟-」(ともに18年)などに出演。本年はテレビドラマ「ミストレス」「平成物語」などに出演。

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    • 福田転球

      プロフィール

      福田転球 プロフィール

      1968年9月10日生まれ。大阪府出身。
      93年に「転球劇場」を旗揚げ、座長を務める。以降、06年のさよなら公演「3バカ」まで13年間、31作品全作品にて出演・構成・演出を手がけた。また、現在は「マサ子の間男」という歌喜劇ユニットを立ち上げ、「歌喜劇/市場三郎」シリーズでは脚本を務めるなど、脚本家としても精力的に活動中。近年の主な出演作として、舞台 劇団☆新感線「『髑髏城の七人』Season鳥」新ロイヤル大衆舎「王将」「世界」(ともに17年)。本年は舞台 こまつ座「イーハトーボの劇列車」「2Cheat4」、TVドラマ「家康、江戸を建てる」(NHK)「節約ロック」(NTV)に出演。

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    • 銀粉蝶

      プロフィール

      銀粉蝶 プロフィール

      80年初頭、劇作家・演出家の生田萬と共に劇団『ブリキの自発団』を創立。幅広くこなす演技派女優として、数多くの舞台・TVドラマ・映画に出演。10年、舞台「かたりの椅子」「ガラスの葉」で第18回読売演劇大賞 優秀女優賞を受賞。近年の主な出演作として、大河ドラマ「花燃ゆ」(15年)、連続テレビ小説「梅ちゃん先生」(12年)、「わろてんか」(18年)、テレビドラマ「京都人の密やかな愉しみ」(15年~17年)、「奥様は、取り扱い注意」(17年)、舞台「炎の人」(初演09年、再演11年)、「100万回生きたねこ」(初演13年、再演15年)、「わたしを離さないで」「風の吹く夢」(ともに14年)、NODA MAP「逆鱗」、「遠野物語・奇ッ怪 其ノ参」(ともに16年)、百鬼オペラ「羅生門」、妄想歌謡劇「上を下へのジレッタ」(ともに17年)、「近松心中物語」、NODA MAP「贋作・桜の森の満開の下」(ともに18年)など多数出演。本年は映画「ねことじいちゃん」、舞台「うまれてないからまだしねない」に出演。

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    • 秋山菜津子

      プロフィール

      秋山菜津子 プロフィール

      1964年10月8日生まれ。東京都出身。
      舞台を中心に映画、ドラマに幅広く出演。ひょうご舞台芸術「プルーフ/証明」TPT「ブルールーム」で第36回紀伊國屋演劇賞個人賞、第9回読売演劇大賞優秀女優賞、杉村春子賞を、Bunkamura「タンゴ・冬の終わりに」で第14回読売演劇大賞優秀女優賞を、こまつ座「きらめく星座」で第22回読売演劇大賞最優秀女優賞を受賞している。近年の主な出演作として、舞台「もっと泣いてよフラッパー」「マクベス」(ともに14年)「エッグ」「東海道四谷怪談」「大逆走」(ともに15年)「8月の家族たち」「DISGRACED」(ともに16年)「キャバレー」(17年)「ハングマン」「贋作・桜の森の満開の下」(ともに18年)「出口なし」(19年)など。

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    • 平田 満

      プロフィール

      平田 満 プロフィール

      1953年11月2日生まれ。愛知県出身。
      早稲田大学在学中、つかこうへいと出会い、74年、劇団「つかこうへい事務所」旗揚げに参加。映画「蒲田行進曲」(82年)では82 年度日本アカデミー賞最優秀主演男優賞をはじめ多数の映画賞を受賞。01年に第9回読売演劇大賞最優秀男優賞を受賞。14年に第49回紀伊國屋演劇大賞個人賞を受賞。近年の主な出演作として、大河ドラマ「西郷どん」(18年)、テレビドラマ「昭和元禄落語心中」(18年)、舞台「熱海殺人事件」(15年)「星回帰線」(16年)「白蟻の巣」(17年)「赤道の下のマクベス」(18年)など。本年は7月20日より、映画「五億円のじんせい」の公開が控えている。

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