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渋谷・コクーン歌舞伎 第十三弾 天日坊

原作:河竹黙阿弥 「五十三次天日坊」 演出・美術:串田和美 脚本:宮藤官九郎

2012年6月15日(日)~7月7日(土) Bunkamuraシアターコクーン

あらすじ・配役

ふとしたきっかけから将軍頼朝の落胤になりすまし鎌倉を目指す法策(後に天日坊)。旅の途中で盗賊・地雷太郎とその妻・お六と出会い、思いもよらぬ自分の運命を知る。

鎌倉時代。木曽義仲が将軍・源頼朝の命令によって討たれた後、都で化け猫騒動が起こる。義仲に娘を嫁がせていた猫間中納言が謀反の疑いを掛けられ自害、その怨霊が帝の愛猫に乗り移っていたのだ。北条時貞と修験者・観音院の力で化け猫は退治された。観音院の弟子、法策は「生き延びよ」という化け猫の不思議な一言を聞く。法策はふとしたことから、飯炊きのお三婆さんの死んだ孫が将軍・頼朝のご落胤であることを知った。証拠の品は頼朝自筆の御書と三条小鍛冶の短刀。拾われた子であり、身元も知れず、親族もいない法策は、ご落胤になりすますことを決意し、お三を殺して証拠の品を奪う。悪事を重ねながら鎌倉へ向かう途中、盗賊・地雷太郎やその女房で女盗賊のお六たち一味と出会い、殺されそうになるが、開き直って、自分の素性と企みを明かし、加担しないかと持ちかける。その時、お六が法策の本当の素性を見抜いた。驚く法策だが、その素性ゆえに盗賊たちも結束し、法策は天日坊と名を変えて、一同は、鎌倉へ乗り込むのだった――


中村勘九郎(なかむら かんくろう) -法策 後に 天日坊-

昭和62年、二代目中村勘太郎を名のり初舞台。中村勘三郎の長男。コクーン歌舞伎には第三弾『盟三五大切』の若党六七八右衛門で初参加。以降、昨年の『盟三五大切』の三五郎など重要な役どころを勤め、今回がコクーン歌舞伎初主演となる。舞台、映像でも活躍。今年2月新橋演舞場、3月平成中村座で六代目中村勘九郎の襲名披露を行った。

中村七之助(なかむら しちのすけ)-人丸お六-

昭和62年、二代目中村七之助を名のり初舞台。中村勘三郎の次男。コクーン歌舞伎には第四弾『三人吉三』のおとせで初参加。以降、『夏祭浪花鑑』の琴浦とお辰など。21年のBunkamura 20周年企画では現代版との2ヶ月連動による『桜姫』で歌舞伎版の桜姫を勤めた。宮藤作品は、映画「真夜中の弥次さん喜多さん」、TV「うぬぼれ刑事」に出演。

市村萬次郎(いちむら まんじろう)-猫間光義-

昭和30年10月歌舞伎座『土蜘』の石神で市村竹松を名のり初舞台。十七世市村羽左衛門の次男。47年5月歌舞伎座『暫』の照葉ほかで二代目市村萬次郎を襲名。女方として時代物、世話物の多彩な役をこなし、立役でも凛とした舞台をみせる。外国人への歌舞伎教室などにも熱心である。コクーン歌舞伎には初参加となる。

片岡亀蔵(かたおか かめぞう)-お三婆/赤星大八-

昭和40年12月歌舞伎座『忠臣蔵』の天川屋義平の一子・由松で片岡二郎を名のり初舞台。44年11月歌舞伎座『弁天娘女男白浪』の丁稚三吉ほかで四代目片岡亀蔵を襲名。コクーン歌舞伎には第三弾『盟三五大切』のごろつき勘九郎・出石宅兵衛で初参加。武士から長屋の住人まで幅広く演じ、とくに滑稽味のある役柄で観客をひきつける。

坂東巳之助(ばんどう みのすけ)-北條時貞-

平成7年11月歌舞伎座『蘭平物狂』の繁蔵と『寿靭猿』の子猿で二代目坂東巳之助を名のり初舞台。坂東三津五郎の長男。花形として成長著しく、溌剌とした舞台を見せる若手立役。昨年は、『江戸の青空 弐』に主演するなど歌舞伎以外の舞台でも活躍。映画「桜田門外ノ変」、TVバラエティ「先輩ROCK YOU」に出演。コクーン歌舞伎には初参加となる。

坂東新悟(ばんどう しんご)-傾城高窓太夫-

平成7年7月歌舞伎座『景清』の敦盛嫡子保童丸で初代坂東新悟を名のり初舞台。 坂東彌十郎の長男。涼しげな雰囲気を漂わせる若手女方。コクーン歌舞伎には第七弾『東海道四谷怪談』のお梅で初参加。昨秋11月から今年5月までロングラン公演中の平成中村座では、すべての月に出演、『弁天娘女男白浪』の赤星十三郎などの立役にも品がある。

近藤公園(こんどう こうえん)-越前の平蔵-

平成12年に「大人計画」に参加。劇団公演をはじめ外部出演も多数、独特の存在感を示す一方、映像でも活躍。主な出演作に、舞台『血の婚礼』『ウェルカム・ニッポン』、TV「TAROの塔」「蜜の味」、映画「ローレライ」「十三人の刺客」など。特に山田洋次監督「隠し剣・鬼の爪」「武士の一分」「母べえ」「おとうと」に連続して出演。コクーン歌舞伎には初参加となる。

真那胡敬二(まなこ けいじ)-観音院/鳴澤隼人-

石川県出身。昭和49年に「オンシアター自由劇場」入団。平成8年の劇団解散まで中心メンバーとして『上海バンスキング』『クスコ』『もっと泣いてよフラッパー』など、ほぼ全作品に出演。以後、舞台をはじめ、映像でも活躍。22年に16年振りの再演となった『上海バンスキング』、23年『十二夜』などでシアターコクーン出演。コクーン歌舞伎には初参加となる。

白井 晃(しらい あきら)-久助-

昭和58年に「遊◎機械/全自動シアター」を結成し主宰(~平成14年解散)。劇団活動中より演出力の評価が高く、外部演出も多数。13、14年に読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。演出家として作品を発表する一方、俳優として舞台、映像で活躍。21年にBunkamura20周年企画の現代版『桜姫』に出演。コクーン歌舞伎には初参加となる。

中村獅童(なかむら しどう)-地雷太郎-

昭和56年、二代目中村獅童を名のり初舞台。初代中村獅童の長男。コクーン歌舞伎には第二弾『夏祭浪花鑑』の下剃三吉・役人左膳で初参加。今回は9年ぶりの出演。4、5月新橋演舞場の花形歌舞伎でも中心的な存在を勤める。舞台・映像でも幅広く活躍。宮藤作品は、映画「ピンポン」「アイデン&ティティ」などに出演。