キェシロフスキのまなざし

いま、キェシロフスキの作品とふたたび出会い、きっとわたしたちは愛を思い出す。

ポーランドに生まれたクシシュトフ・キェシロフスキ監督は70年代より本格的に監督としてのキャリアをスタート。80年代の作品が、その詩的で愛に溢れたまなざし、美しい脚本と映像で絶賛され、90年代にはジュリエット・ビノシュ、ジュリー・デルピー、イレーヌ・ジャコブ3人のフランスを代表する名女優をそれぞれ主演に据えた『トリコロール』3部作が世界中で大ヒット。一躍時代を代表する名匠となった。しかし96年、突然の心臓発作でこの世を去る。54歳だった。
今回上映となるのは、ル・シネマでの封切り時にも絶大な人気を誇った『トリコロール』3部作、『ふたりのベロニカ』、そして監督の初期作にあたるポーランド時代のみずみずしい作品群。ポーランド時代の作品はすでに日本での権利が切れており、6作品の上映は共催者であるポーランド広報文化センターの助成により実現。この企画のために特別に上映許可が取得された。それらを含めた10作品すべてがとても貴重な35ミリフィルムでの上映となる。監督の没後20年を迎えたこの夏、誰もが胸のうちに秘める繊細な心の揺らぎを描いた名作の数々がスクリーンに甦る。

MOVIE

LINEUP

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トリコロール/青の愛Trois couleurs: Bleu

©1993 MK2 Productions / CED Productions / FR3 Films Productions / CAB Productions / Studio Tor

1993年/99分/カラー/35ミリ
ジュリエット・ビノシュ、ブノワ・レジャン、エマニュエル・リヴァ

事故で愛する夫と娘を失ったジュリー。すべてを捨て、パリで新たな生活をはじめようとするも、夫が書いた未完の協奏曲のメロディーを、そして想い出を忘れることができない。そんな中、知らなかった夫の秘密を知り…。フランス革命の精神「自由・平等・博愛」を込めたトリコロールをモチーフに、独立した物語でありながらそれぞれが”運命”で交錯する三部作。最初を飾るのは『青の愛』で、テーマは”自由<愛の呪縛(記憶)からの自由(再生)>”。ジュリエット・ビノシュの愁いを帯びたまなざし、盟友・プレイスネルの旋律…そのすべてが忘れがたい感情を残す。

上映時間

7/10(日)10:20、7/11(月)12:30、7/12(火)14:25、7/14(木)17:15、7/16(土)14:50、7/18(月・祝)19:20、7/20(水)10:20、7/22(金)14:30

トリコロール/白の愛Trois couleurs: Blanc

©1993 MK2 Productions / France 3 Cinema / CAB Productions / Film Studio Tor

1994年/92分/カラー/35ミリ
ジュリー・デルピー、ズビグニェフ・ザマホフスキ、ヤヌシュ・ガヨス

パリに住むポーランド人の美容師カロルは、性的不能を理由にフランス人の妻ドミニクに離婚を言い渡される。失意に沈む彼がメトロの通路で故郷の音楽を奏でていると、同郷の男に声をかけられ、ともにワルシャワへと戻ることに。故郷の地で生活を取り戻したカロルだが、ドミニクへの恋しさは募るばかり。そこで彼は愛を取り戻すための作戦を思いつく…。三部作の二作目『白の愛』はジュリー・デルピーを主演に迎え、テーマは”平等<愛に平等はあるのか>”。三部作のなかで最もユーモアに溢れた温かいまなざしを感じる本作。ふたりが同じ愛のもとに再び心を通わせるラストシーンは感動的。

上映時間

7/10(日)12:30、7/12(火)10:20、7/13(水)14:35、7/15(金)14:25、7/16(土)17:15、7/19(火)19:30、7/21(木)10:20、7/22(金)16:50

トリコロール/赤の愛Trois couleurs: Rouge

©1994 MK2 Productions / France 3 cinema / CAB Productions / Film studio TOR

1994年/ 96分/カラー/35ミリ
イレーヌ・ジャコブ、ジャン=ルイ・トランティニャン、フレデリック・フェデル

大学に通う傍らモデルとしても活動するバランティーヌは、車で犬をはねてしまう。首輪を頼りに訪ねた住所で、盗聴が趣味の孤独な元判事に出会う。心を閉ざす元判事は彼女の優しさに触れ、やがてふたりは互いの孤独を感じ合い、心を開く。三部作の最後にふさわしいテーマは”博愛<すべてを包み込む、無垢な愛>”。青、白、そして赤…三つの物語が見事に絡み合うラストは、キェシロフスキが紡いできた”愛”の奇跡の集大成であり、何度観てもこれ以上ないほどに美しい。三部作の最終章にして、監督の遺作となってしまった永遠の一作。

上映時間

7/10(日)14:35、7/12(火)16:45、7/13(水)10:20、7/15(金)12:20、7/16(土)19:30、7/18(月・祝)10:20、7/20(水)17:15、7/22(金)19:15

ふたりのベロニカLa double vie de Véronique

©1991 SIDERAL PRODUCTIONS S.A.

1991年/ 98分/カラー/35ミリ
イレーヌ・ジャコブ、フィリップ・ヴォルテール、サンドリーヌ・デュマ

一方はポーランドの小さな村で、一方はパリ郊外で、同じ年、同じ日、同じ時刻に生まれた二人のベロニカ。同じような容姿、癖、音楽的才能を持ち、さらには先天性の心臓病まで共有していたふたりは、いつもお互いのことをどこかで感じ取っていた。そして突然この世を去ったポーランドのベロニカに導かれ、パリのベロニカは真実の愛を探し求める。運命、偶然、奇跡、孤独、そして愛…キェシロフスキ的主題に溢れた、不思議で美しい愛の物語。監督の最後の”ミューズ” イレーヌ・ジャコブと出会えた喜びがスクリーンにほとばしる大ヒット作。

上映時間

7/9(土)20:10、7/11(月)10:20、7/13(水)12:25、7/15(金)16:40、7/16(土)12:40、7/19(火)15:15、7/21(木)19:15、7/22(金)10:20

愛に関する短いフィルムKrótki film o miłości

©DR-MK2

1988年/ 87分/カラー/35ミリ
グラジナ・シャポウォフスカ、オラフ・ルバシェンコ、ステファニア・イヴィンスカ

孤独な少年トメクは、彼の泊まる下宿の向いのアパートに住む年上の女、マグダのことを覗き見している。そしてマグダもまた、孤独な心を抱え、多くのボーイフレンドと過ごすことでやり過ごしていた。そんな彼女をやさしく見つめるトメク。遂には彼女と会う機会が訪れ、すべて告白するが……TVシリーズで企画された『デカローグ』の1話として製作された作品のロングバージョンである本作。愛について語ること、それはまなざしについての映画であるということを強く意識させ、人をいとおしむキェシロフスキ自身のまなざしもスクリーンから感じられる。

上映時間

7/10(日)19:15、7/12(火)12:25、7/13(水)19:15、7/15(金)10:20、7/17(日)14:45、7/18(月・祝)17:20、7/22(金)12:30

殺人に関する短いフィルムKrótki film o zabijaniu

©DR-MK2

1987年/ 85分/カラー/35ミリ
ミロスワフ・バカ、クシシュトフ・グロビシュ、ヤン・テサシュ

見習い弁護士ピョートルは最後の試験を受けていた。犯罪をなくすという自らの使命に燃えながら。同じ頃、青年ヤツェクがあてもなく街をぶらつき、また同じ時、タクシー運転手がいつものように嫌がらせで乗車拒否をしていた。ヤツェクはそのタクシーに乗り込み、なぜか周到に準備した凶器で運転手を殺してしまう。ヤツェクの裁判を担当したのは、その日弁護士になったばかりのピョートルで……。『愛に関する~』と同じく『デカローグ』の中の1話をオリジナルとする作品。出会うはずのなかった3人が”殺人”を介した運命の巡り合わせで結びつく、衝撃の必見作。

上映時間

7/10(日)16:50、7/11(月)19:45、7/14(木)10:20、7/17(日)12:50、7/19(火)17:35、7/20(水)19:20、7/21(木)17:20

終わりなしBez końca

©DR-MK2

1984年/109分/カラー/35ミリ
グラジナ・シャポウォフスカ、イェジ・ラジヴィオヴィッチ、アレクサンデル・バルディーニ

愛する弁護士の夫アンテクを心臓発作で亡くした妻ウラ。そしてアンテク本人もまた、死の実感がなく魂は現世に残り、家族の側を離れられずにいた。ある日、彼が死の直前まで関わっていた事件の被告の妻がウラを訪ね、交流するうちに突然の悲しみに暮れるウラのことを心配し、催眠療法による霊能者を紹介する。そこで亡き夫と出会った彼女は、お互いの愛を確認し──。当時のポーランドのムードを色濃く反映した初期を代表する傑作で、今作以降プレイスネルが音楽を、ピェシェヴィチが脚本を担当し、黄金チームが形成されるきっかけとなった。

上映時間

7/9(土)17:50、7/14(木)12:15、7/15(金)19:00、7/16(土)10:20、7/18(月・祝)14:50、7/20(水)12:30

偶然Przypadek

©DR-MK2

1981年/ 119分/カラー/35ミリ
ボグスワフ・リンダ、タデウシュ・ウォムニツキ、ボグスワヴァ・バヴェレツ

80年代初頭、ポーランド。生きる指針であった父を亡くした青年ヴィテクは、大学を休学しワルシャワに旅立とうとする。そしてまさに列車が発車しようとしたその時…もしも列車に飛び乗れたなら/もしも飛び乗ろうとして、警備員に制止されたなら/あるいは、もしも列車に乗れなかったなら──?主人公が辿る運命を三つのエピソードに分けて語る、偶然と運命に翻弄されるものを描くキェシロフスキの真骨頂が発揮された重要な一作。後のトリコロール三部作へと繋がる原点を見出だすことができるその構成と語り口は今でも新鮮で、観る者の心をとらえて離さない。

上映時間

7/9(土)15:10、7/11(月)17:15、7/14(木)19:25、7/17(日)10:20、7/19(火)12:45、7/21(木)14:40

アマチュアAmator

©DR-MK2

1979年/ 112分/カラー/35ミリ
イェジ・シュトゥール、マウゴジャータ・ゾンプコフスカ、エヴァ・ポカス

家族、安定した生活、そして友人にも恵まれ、フィリップは平凡ながらも幸せに暮らしていた。彼は娘の成長を撮ろうと旧式の8ミリカメラを買う。しかし家族を撮るつもりが、彼はどんどんとファインダー越しの世界に引き込まれてしまう。自らの働く工場の式典を撮影した映像がアマチュア映画のコンクールに入賞。映画製作も始める。しかし夫婦仲は悪化し…。社会状況への愛すべき皮肉や映画の魅力、そして人生における欲望との葛藤を描き、「映像文化にとって真のコペルニクス的革命」と評され、世界にキェシロフスキの名を知られるきっかけとなった一作。

上映時間

7/9(土)12:35、7/13(水)16:50、7/14(木)14:35、7/17(日)19:30、7/18(月・祝)12:25、7/19(火)10:20

傷跡Blizna

©DR-MK2

1976年/104分/カラー/35ミリ
フランチシェク・ピェチカ、イェジ・シュトゥール、マリウシュ・ドゥモホフスキ

ポーランドの田舎町に、大規模な化学肥料工場が誘致される。住民の声は聞き入られることなく、工場誘致は政治家を巻き込んだ一大事業となり、かつてそこに住んでいた地元の名士ステファンが現場の監査官に任命される。誠実で人望もあり、理想の実現に燃えるステファンだが、政治に巻き込まれそこまでの権限は与えられず、次第に住民側にも工場側にも居場所がなくなってゆく…。キェシロフスキの長編劇映画デビュー作は、ドキュメンタリー映画出身という出自が存分に発揮され、当時の社会状況を色濃く映し出しながら、見事に人間の本質に迫る秀作。

上映時間

7/9(土)10:20、7/11(月)14:40、7/12(火)19:15、7/17(日)17:15、7/20(水)14:50、7/21(木)12:25

PROFILE

クシシュトフ・キェシロフスキ

記録映画・劇映画監督、シナリオライター
1962年、劇場技術者養成高校卒業。1968年、ウッチ映画大学卒業。記録映画の「ポーランド派」の先駆者にして理論家だったイェジ・ボッサク(1910-1989)、カジミェシュ・カラバシュ(1930-)の指導を受け、「辛抱強いまなざし」(カラバシュ)を鍛え上げた。1983年まで、ワルシャワの記録映画製作所に所属し、多数の記録映画を監督。次第に劇映画に関心を移す。1973年、最初の劇映画(TV用)『地下道』を監督。
1985年、弁護士クシシュトフ・ピェシェヴィチ(1945- )と共同で『終わりなし』のシナリオを執筆。ピェシェヴィチは以後、キェシロフスキの全監督作品にシナリオ共同執筆者として関わった。『殺人に関する短いフィルム』『愛に関する短いフィルム』(1988)で国際的名声を獲得。1991年から、ポーランド・フランス合作作品『ふたりのベロニカ』(1991)『トリコロール』(1993-94)を撮影。その後、映画製作からの引退を表明。しかし、心臓発作で倒れるまでの生涯の最後の数か月は、ダンテ『神曲』に基づく三部作のシナリオをピェシェヴィチと構想していたという。

  • キェシロフスキは、なによりも人間に関心を抱き、記録・劇映画の両方において、根源的で困難な問いを発することを恐れない監督だった。自他に対して、「いかに生きるべきか?」との問いを発し続けた。初期は、社会主義の現実への不信感を表明した「モラルの不安派」の代表的映画作家と呼ばれたが、その主人公はけっして声高に体制に抵抗するわけではない。誠実に生きようとするあまり、現実的社会主義の建前に衝突してしまうのである。記録映画から劇映画に転じたのは、撮影した素材が権力によって芸術以外の目的に用いられることを恐れたからといわれている。その他に、記録映画の主題が主に社会性の強いものに限られていたこともあっただろう。当時の映画製作はすべて国家事業だったので、記録映画の主題として優先されたのは、社会主義体制の正当さの主張につながるものだったからである。
    転換点になったのは、哲学寓話を連想させる劇映画『偶然』である。物語を思索の展開順序(深化と分岐)に従って展開させていく作劇法により、辛抱強い現実観察に基づく記録映画の枠を大幅に踏み出した作品。続く『終わりなし』では、戒厳令布告下のワルシャワを舞台に死者と生者の交感を取りあげた。観る者は、大胆な暗喩の使用に驚かされた。『デカローグ』以後のキェシロフスキにとって、社会問題は次第に後景に退いてゆく(ある映画史家は、「キェシロフスキは『ポーランドのケン・ローチ』になることもできたはずだが、別の方向性を選んだ」と指摘している)。現実描写は最低限にしぼり、濃密な象徴性をこめるようになった。彼の映画は、予感、直観、夢、迷信といった人間の内面生活のポートレートによって豊饒になっていった。旧約聖書の十戒を援用しつつ、「困難な人生の分岐点におかれた個人」を描く『デカローグ』全10話によって、キェシロフスキは(地理・歴史を超えた)普遍的な映画作家として世界中で称揚されるようになった。
    ポーランドが社会主義から民主主義、中央計画経済から市場経済に移行した「東欧革命」(1989)時代にも政治から距離を置き、新しい芸術の方向性を探っていた。祖国映画の混乱期にフランスとの共同製作に活路を見出し、『ふたりのベロニカ』、『トリコロール』三部作を監督した。人間の感情が主題である点で、『デカローグ』と共通しているともいえるが、映像はより美的で官能的になった。主人公は主に、若く美しい女性たち。製作当時には、これらの作品を「世界的に流行している、ポップ版形而上学」と皮肉る批評家もいたが、死後20年を経ていささかも古びていないのは、そうした断定が誤りであったことを証明している。
    キェシロフスキのフィルモグラフィからは、記録映画と劇映画、ポーランド時代とフランスとの共同制作時代、1本で完結している作品と連作……といった、明確な対照性が読み取れるが、同時に驚くほど首尾一貫してもいる。彼の作品は、記録から(記録に基づく)劇へ、ポーランドから(ポーランドを捨てることなく)ヨーロッパさらには世界へ、閉じられた作品から(閉じられていながら)開かれた作品へと進化していった。
    キェシロフスキの映画作品は、今日いよいよ、新鮮で、発見的で、賢明で、感動的で、本質的なのだ。

    代表作:
    記録映画――『役所』(1966)『ウッチ市から』(1969)『工場』(1970)『労働者‘71』(1972)『煉瓦積み工』(1973)『初恋』(1974)『ある党員の履歴書』(1975)『病院』(1976)『夜警の視点から』(1977)『さまざまな年齢の7人の女性』(1978)『駅』(1980)『トーキング・ヘッズ』(1980)
    劇映画――『スタッフ』(1975)『傷跡』(1976)『アマチュア』(1979)『偶然』(1981)『終わりなし』(1985)『殺人に関する短いフィルム』『愛に関する短いフィルム』(1988)『デカローグ』profile(1988)『ふたりのベロニカ』(1991)『トリコロール 青の愛』(1993)『トリコロール 白の愛』(1994)『トリコロール 赤の愛』profile(1994)

COLLABORATION

Les Deux Magots Paris Le Quatorze Juillet
Bunkamuraドゥマゴパリ祭2016

パリの空気を感じられるカフェレストラン「ドゥマゴパリ」のテラスを中心に、フランスのショッピングやグルメがお楽しみ頂ける10日間!

開催期間:7/9(土)~7/18(月・祝)
会場:Bunkamura B1F&1F

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BookShop NADiff modern
ブックショップ ナディッフモダン

BookShop NADiff modernにてブックフェア開催! 監督の出身国であるポーランドや、晩年監督が活躍したフランスに関連した書籍を取り揃え、ご紹介いたします。

Bunkamura B1F
10:00~20:00 (金・土は21:00まで)
03-3477-9134
開催期間:7/9(土)~7/22(金)

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AU TEMPS JADIS&Galettoria
オタンジャディス / ガレットリア

「トリコロール三部作」をイメージした 青、白、赤の特別コースメニューをご提供!

コースメニュー価格 ¥2,500(税別)

AU TEMPS JADIS オタンジャディス
※特別メニュー平日は16:00までのご提供
渋谷区神南 1-5-4 ロイヤルパレス原宿B1F
03-3770-2457
水曜日定休 11:00〜20:00
開催期間:7/9(土)~7/22(金)

SHOP詳細はこちら

Galettoria ガレットリア
渋谷区松濤 1-26-1
03-3467-7057
火曜日定休 11:30〜21:00

SHOP詳細はこちら

KERSEN
ケルセン

温もりのあるポーリッシュポタリー(ポーランド食器)を取り扱うケルセンでは、本特集上映の映画半券ご提示で店内商品10%割引!

また本特集上映の初日7/9(土)、2日目7/10(日)にル・シネマにお越しのお客様の中から各回抽選で2名様にボウルをプレゼント!

ポーリッシュポタリーショップ「ケルセン(KERSEN)」
自由が丘直営店:目黒区自由が丘1-24-8
03-6421-3626
開催期間: 7/9(土)~7/22(金)

SHOP詳細はこちら

SPECIAL TALK EVENT
スペシャルトークイベント開催予定!

  • 7/9(土)20:10

    『ふたりのベロニカ』

    ゲスト:深田晃司監督
  • 7/15(金)19:00

    『終わりなし』

    ゲスト:ミハウ・オレシュチク氏(グディニャ映画祭芸術監督/映画評論家)
  • 7/16(土)19:30

    『トリコロール/赤の愛』

    ゲスト:ミハウ・オレシュチク氏(グディニャ映画祭芸術監督/映画評論家)

アーティスト プシェメク・ソブツキ氏による展示開催決定!

7/9(土)〜『キェシロフスキのまなざし』開催を記念して、上映期間中、キェシロフスキ監督と同郷、ポーランド出身のアーティストで、伊勢丹新宿店でのディスプレイやNumero Tokyo、Nylon Japan、ELLE Japonなどのファッション誌、さらには資生堂、RMKなどのプロダクトにもイラストレーションを主とした作品を提供するPrzemek Sobocki (プシェメク ソブツキ)氏による作品のコラボ展示開催が決定いたしました!

今回展示となるのはPrzemek Sobocki (プシェメク ソブツキ)氏がキェシロフスキ監督の作品『ふたりのベロニカ』から影響を受けて描いた作品「TOUCH」シリーズの一部。Przemek Sobocki (プシェメク ソブツキ)氏は本作で2005年、ロンドン ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館が主催するV&A Illustration Awardにてベスト・エディトリアル賞に選ばれました。

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