ディオールと私

© CIM Productions

3月14日(土)ロードショー

監督:フレデリック・チェン
出演:ラフ・シモンズ、Diorアトリエスタッフ
配給:オープンセサミ
2014/フランス/90分

STORY

2012年、空席になっていたディオールのアーティスティック・ディレクターにラフ・シモンズが就任したニュースはモード界を驚かせた。彼が、オートクチュールの経験もなく、"ミニマリスト"として知られていたからだ。しかし、それは始まりに過ぎなかった。通常半年の準備期間を要するパリ・コレクションだが、ラフに与えられたのはわずか8週間──。世界初、名門ブランドディオールの舞台裏に迫るドラマティック・リアル・ストーリー。

POINT

ファッションを題材にした映画はたくさんあるけれど、注目されるのは、ほとんどデザイナー本人です。この映画はディオールという老舗メゾンのアトリエに潜入し、重責を負った新任デザイナーのラフ・シモンズだけでなく、彼の思いを具現化しようと人生を捧げている職人達=お針子さんにもスポットをあてています。歴史や精神、魂を受け継いで初めてブランドが完成する。ファッションに興味のある女性はもちろん、"創造する"という事に携わっている人が見ると共感や感動する部分がたくさんあると思います。