25周年を記念して、デザイナー高谷廉(たかや れん)氏のディレクションのもとロゴマークを作成しました。 1989年の開館時より使用しているジャン=ミシェル・ヴィルモットがデザインしたシンボルマークに着想を得て、Bunkamuraの主要4施設(オーチャードホール、シアターコクーン、ザ・ミュージアム、ル・シネマ)を示す“4色の図形”が“変化”してできた、「25」の文字です。
グラフィックデザイナー/アートディレクター
1976年仙台市生まれ。1999年東北芸術工科大学彫刻科卒業。good design company、andesignを経て、2011年AD&D設立。ポスターなどのグラフィックを中心に、ロゴやサイン、ショップ やキャンペーンのアートディレクションなどを手掛ける。主な受賞にNY TDC審査員賞 (2011, 2013)、ONE SHOW DESIGN Merit (2011, 2012)、The Brno Biennial 2012 Visitors’ Award、 日本タイポグラフィ年鑑ベストワーク賞 (2012)、JAGDA新人賞 (2012)、D&AD IN BOOK(2012)、第91回NY ADC 銀賞などがある。他にもCIPB 2011や第10回Francisco Mantecón International Advertising Poster Competitionのファイナリスト、東京TDCノミネート(2012)など。
> http://www.ad-and-d.jp
25周年のロゴマーク制作にあたり着想を得たのは、Bunkamuraのシンボルマークです。
赤・青・黄・緑の図形は、4つの施設を表しています。渋谷の、東京の、
そして世界の文化形成において、大きな役割を担ってきた場所を示す色。
これらをキーカラーに。
また、文化とは人や街や時代とコミュニケートしながら、常に変わり続けるもの。新しい変化を重ねてこそ、文化は感動とともに息づくのだという想いがありました。
“4色の図形”が“変化”してできた「25」。それをロゴマークとして制作しました。
おめでとう、Bunkamura25周年。
これからも、ずっと。