熊川哲也、オーチャードホール芸術監督就任記念 熊川哲也がファンタジー超大作を世界初演!

シンデレラ

2012年2月2日(木)~2月10日(金)

Bunkamuraオーチャードホール

Kバレエカンパニーとは

Kバレエカンパニー

英国ロイヤル・バレエ団で東洋人初のプリンシパルの座に昇り詰め、世界の頂点を極めたバレエダンサー熊川哲也が、自ら芸術監督を務めるKバレエ カンパニーを設立したのは1999年。長大な歴史を誇るバレエの伝統を継承し、新たな時代へのページを切り拓く――自身の抱くバレエ芸術への理想を実現すべく始動したこの画期的挑戦は、カンパニー設立当初から既存の日本のバレエ団とは一線を画すものとして絶大な注目を集め、圧倒的な牽引力をもってバレエ観客層の裾野を着実に押し広げてきた。
2002年9月からは東京都文京区に構えた専属スタジオに拠点を置き、グローバル・スタンダードなバレエ団としてあるべく、所属ダンサーには厳格な階級性を導入。日本では数少ないプロフェッショナルなカンパニーとしての体勢を確立する中、芸術監督・熊川の妥協なき要求に応えるダンサーたちは次々と才能を開花させ、高い評価を得るに至っている。また、上演レパートリーは熊川自身の演出・再振付による古典全幕バレエを中心に、世界的振付家の名作から新作まで多岐にわたり、それらはクラシック・バレエの豊かさや奥深さのみならず、新しい可能性をも示唆するものとして観客を魅了してやまない。
設立から10年、熊川哲也の比類なきスター性はもちろん、"総合芸術としてのバレエ"を追求し尽くしたその完成度の高い舞台は、今や絶対的評価を誇るものとなり、年間約50公演、観客動員10万人以上という世界でもまれにみる成果と共にバレエ界に衝撃を与え続けている。さらに、第3回および第5回朝日舞台芸術賞、芸術選奨文部科学大臣賞と相次ぐ受賞を果たすほか、海外への招聘公演も精力的に決行。日本のバレエ・シーンをリードするのみならず、世界トップレベルのバレエ団として確固たる地位を得るに至っている。

熊川哲也(くまかわ てつや)| バレエダンサー K-BALLET COMPANY芸術監督/プリンシパル

北海道生まれ。10歳よりバレエを始める。1987年に英国ロイヤル・バレエ学校に入学。89年にローザンヌ国際バレエコンクールで日本人初のゴールドメダルを受賞。同年東洋人として初めて英国ロイヤル・バレエ団に入団、同団史上最年少でソリストに昇格。93年にプリンシパルに任命され、世界的な名声を得る。退団後K バレエカンパニーを創立。芸術監督・プリンシパルダンサーとして数々の賞を受賞。

http://k-ballet.co.jp