展覧会概要
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展覧会紹介
アンドリュー・ワイエス
ワイエスが描いた2つの場所

アンドリュー・ワイエス−創造への道程(みち)
2008年11月8日(土)−12月23日(火・祝)
Bunkamura ザ・ミュージアム

展示概要

アメリカの原風景を描くアンドリュー・ワイエス(1917−)は、アメリカン・リアリズムの代表的画家です。テンペラの作品が一般的に知られていますが、水彩画家として出発したワイエスは素描や水彩も数多く制作しています。多くの場合、ワイエスは鉛筆やペンなどで素描を描き、そして次に水彩を描きます。さらにドライブラッシュ(水気をしぼった筆で描く水彩画の技法)でより詳細に描き、最後にテンペラに取りかかります。一方、テンペラに至らず水彩やドライブラッシュで終えた作品の中にも、注目すべきものが多数あります。これらの素描や水彩には、完成されたテンペラに比べ、画家の激しい感情のほとばしりや、対象に対する関心の有り様や意識の動きが直接反映されているのです。
本展では、テンペラとともに素描・水彩にも焦点をあてることで、ワイエスの創造のプロセスを紹介します。制作過程で生れた作品の比較を通して、対象に対する画家の関心の変化を辿るとともに、その変化に応じた描き方の多様さを知ることができるでしょう。展示は水彩・素描を中心に、その準備制作を経て完成されたテンペラ約10点、総点数約150点によって構成されます。ワシントン・ナショナルギャラリー、フィラデルフィア美術館をはじめ、アメリカの美術館から主要な作品が出品され、さらにワイエス夫妻のコレクションから未公開の水彩・素描が、また丸沼芸術の森からメイン州のオルソン家を描いた水彩・素描が出品されます。 ひたむきに制作を続けるひとりの画家アンドリュー・ワイエスの生の姿に迫る、ファン待望の展覧会です。

会 期

2008年11月8日(土)−12月23日(火・祝) 開催期間中無休

開館時間

10:00−19:00(入館は18:30まで)
毎週金・土曜日21:00まで(入館は20:30まで)

会 場

Bunkamuraザ・ミュージアム

交通案内

電車の場合お車の場合

主 催

Bunkamura、東京新聞

後 援

在日米国大使館

協 賛

損害保険ジャパン、大日本印刷

特別協力

アンドリュー・ワイエス夫妻、丸沼芸術の森

協 力

全日本空輸

お問合せ

Bunkamuraザ・ミュージアム  03-3477-9413

プレスお問合せ

アンドリュー・ワイエス展広報事務局(ピーアールコンビナート鞄焉j
〒102-0083 東京都千代田区麹町3-7
TEL:03-3263-5637 FAX:03-3263-5623

巡回先

2009年1月4日(日)−3月8日(日)   愛知県美術館
2009年3月17日(火)−5月10日(日) 福島県立美術館
 

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