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2024.09.12 UP

展覧会

【展覧会情報】
國學院大學博物館 『特別展 文永の役750年 Part1 海底に眠るモンゴル襲来―水中考古学の世界―』

考古学や神道など日本の文化や最新の研究成果が学べる國學院大學博物館。9月21日(土)より開催される特別展をご紹介いたします。
*入館無料

■『特別展 文永の役750年 Part1 海底に眠るモンゴル襲来―水中考古学の世界―』

\海底遺跡はタイムカプセル!元軍船を発掘!/

今年はモンゴル帝国が鎌倉時代の日本へ侵攻を図った文永の役から750年目にあたります。
長崎・佐賀県境に位置する伊万里湾には二度目のモンゴル襲来の際、軍船4,400艘に乗った約14万人の元軍が暴風雨に遭って壊滅した「神風伝承」の舞台である鷹島海底遺跡があり、長崎県松浦市では1980年代から水中考古学調査を継続的に実施しています。
この結果、これまでに2艘の元軍船をはじめとする多くの関連遺物を確認しており、本展ではこれまでの鷹島海底遺跡における水中考古学調査研究について紹介するとともに、モンゴル襲来の歴史的位置付けやその後の影響についてもご紹介します。

 

■見どころ

1. 海底遺跡より発掘された実際の遺物が渋谷に!

実際に元軍船が眠る長崎県松浦市の鷹島海底遺跡から出土した20点を超える遺物が並びます。

2. 1号船・2号船の復元模型で海底遺跡の様子が明らかに!

海底で撮影したデジタル画像を編集して制作した俯瞰画像を下に、三次元プリンターによる1/10スケールの検出状況復元模型を展示。

3. 水中考古学の手法や今後の調査など最新の研究を知る!

現地保存や出土遺物の保存処理の最新手法、さらに今まさに継続している新たな沈没船の調査など、研究の最先端にふれる内容です。

 

■関連イベント

<VRで水中考古学を体験!> 
海底の元軍船発掘をVRで体験してみよう!
▶日時:9月21日(土)・22日(日)・23日(月・祝) 3日間
    13:00~16:00 各日4回程度実施予定
▶場所:博物館内ホール
▶講師:内野義(長崎県松浦市教育委員会文化財課長)
*事前申込制

<ミュージアムトーク>
水中考古学・鷹島海底遺跡発掘の第一人者である池田教授の展示解説!
▶日時:10月13日(日) 14:00~15:00
▶場所:博物館内ホール
▶講師:池田榮史(國學院大學教授)
*予約不要

<シンポジウム“モンゴル人からみたモンゴル襲来”>
▶日時:11月9日(土) 13:00~17:00
▶場所:國學院大學渋谷キャンパス(常磐松ホール)
▶登壇:モンゴル文化庁文化財遺産センター・モンゴル科学アカデミー考古学研究所・モンゴル国立大学・カラコルム博物館・早稲田大学より計4名の登壇者を予定
*事前申込制

 

本展示の詳細や関連イベントのお申込みは國學院大學博物館ホームページ(外部サイトに遷移します)をご覧ください。


開催期間:2024年9月21日(土)~11月24日(日)

開館時間:10:00~18:00(最終入館17:30)
     〈ミュージアムショップ 10:30~17:30〉

休館日:月曜日(祝日除く)

会場:國學院大學博物館 企画展示室
         JR・東京メトロ・東急電鉄・京王井の頭線「渋谷駅」から徒歩約15分
   「渋谷駅」から都バスと徒歩で約10分
   〒150-8440 東京都渋谷区東4-10-28〈國學院大學渋谷キャンパス内〉
   http://museum.kokugakuin.ac.jp/access/
         TEL: 03-5466-0359

*入館無料

※やむを得ない状況により急な変更が生じる場合があります。最新情報は國學院大學博物館ホームページ等をご確認ください。


共催:長崎県松浦市・松浦市教育委員会