渋アート

トピックス

2025.03.21 UP

展覧会

【展覧会情報】
太田記念美術館『没後80年 小原古邨 ―鳥たちの楽園』

原宿に位置する浮世絵専門の美術館であり、葛飾北斎や歌川広重、歌川国芳など約15000点を所蔵する太田記念美術館。
4月3日(木)より開催される本展覧会のチケットをMY Bunkamuraで販売します。

■没後80年 小原古邨 ―鳥たちの楽園

◇小原古邨の没後80年を記念し、太田記念美術館にて6年ぶりの展覧会

小原古邨(1877~1945)は、明治末から昭和前期にかけて活躍した花鳥画の絵師です。日本ではしばらくその存在が忘れられていましたが、近年、注目が集まり、茅ケ崎市美術館(2018年)や石川県立歴史博物館(2021年)、佐野美術館(2022年)など、各所で展覧会が開催されています。
太田記念美術館でも2019年2月に古邨を紹介する展覧会を開催し、1日あたりの入館者数が当館の歴代2位になるほど、予想を上回る人気を博しました。古邨が亡くなって今年でちょうど80年。太田記念美術館では6年ぶりに古邨の花鳥画をご紹介します。


「踊る狐」(個人蔵)後期展示


小原古邨「木蓮に九官鳥」(個人蔵)前期展示

◇伝統的な浮世絵版画の技法による、淡く繊細な古邨の花鳥画、130点を展示

古邨は、鳥や花、獣たちを、江戸時代から受け継がれた伝統的な浮世絵版画の技法によって描きました。鳥や獣たちへの温かなまなざしに満ちた古邨の花鳥画は、木版画とは思えないほどの淡く繊細な色彩です。今回の展覧会は、古邨の画業のうち、明治末から大正にかけて、松木平吉や秋山武右衛門という版元から刊行された作品を中心に、初出品を含む約130点(前後期で全点展示替え)を紹介します。


「猿と蜂」(個人蔵)前期展示


「鷹と温め鳥」(太田記念美術館蔵)後期展示


「蓮に雀」(個人蔵)前期展示

◇歌川広重、河鍋暁斎、渡辺省亭など、古邨の先駆けとなる江戸・明治の花鳥画も紹介

江戸時代や明治時代、さまざまな絵師たちによって個性あふれる花鳥画が制作されました。本展では、古邨の花鳥画の先駆けとなる、歌川広重や河鍋暁斎、渡辺省亭などの絵師たちによる花鳥画の版画や版本も合わせて紹介することで、浮世絵における花鳥画の魅力をより深くお伝えいたします。


河鍋暁斎『暁斎楽画』(太田記念美術館蔵)前期展示


渡邊省亭『華鳥画譜』(太田記念美術館蔵)後期展示

 

開催期間:2025年4月3日(木)~5月25日(日)10:30~17:30(入館は17:00まで)
前期/4月3日(木)~4月29日(火・祝)
後期/5月3日(土)~5月25日(日)
※前後期で全点展示替えがございます。   

休館日:月曜日(5月5日は開館)、4月30日~5月2日(展示替えのため)、5月7日

主催:太田記念美術館

会場:太田記念美術館
JR山手線 原宿駅(表参道口)より徒歩5分
東京メトロ千代田線・副都心線 明治神宮前駅(5番出口)より徒歩3分
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1-10-10
https://www.ukiyoe-ota-muse.jp/access
TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)

取り扱いチケット:
■当日券
【販売期間】2025年4月3日(木)~5月25日(日)
【券種】一般 1,000円
    大学・高校生 700円

※中学生以下の方は無料です。
※学生券をご利用の際は、チケットと共に「学生証」を忘れずにご提示ください。
※各種割引および優待サービスとの併用はできません。また、チケットご購入後の受付窓口でのチケットの変更や返金、割引対応はできかねますのでご注意ください。MY Bunkamura取り扱い対象外の券種をご希望の方は、太田記念美術館ホームページをご確認ください。
※販売状況により、販売期間より前に取扱い終了となる場合がございます。

チケットのお買い求めはこちら