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2024.01.25 UP
第127回に出演を予定していた指揮・クラリネットのアンドレアス・オッテンザマー氏は、肉体的不調によりクラリネットの演奏が困難となりました。 つきましては、同公演ではアンドレアス・オッテンザマー氏は指揮に専念し、クラリネット独奏は、アンドレアス・オッテンザマー氏の兄でウィーン・フィルハーモニー管弦楽団首席奏者を務めるダニエル・オッテンザマー氏が務めます。 また、この出演者変更に際して曲目の一部を変更いたします。 以上ご理解いただきますようお願い申し上げます。 <変更後の公演内容>(下線部が変更箇所) 【出演】 指揮:アンドレアス・オッテンザマー クラリネット:ダニエル・オッテンザマー ※ 【曲目】 ~オール・ブラームス・プログラム~ 大学祝典序曲 作品80 クラリネット・ソナタ 第2番 変ホ長調 作品120-2(コンツ編)※ ハイドンの主題による変奏曲 作品56a ハンガリー舞曲集 ― 第1番、第3番、第4番、第6番 ワルツ 作品39-15※ ワルツ集「愛の歌」作品52より第6曲「かわいらしい小鳥が」※ ハンガリー舞曲集 ― 第7番(コンツ編)※ ハンガリー舞曲集 ― 第2番、第5番 【お問合せ】Bunkamura 03-3477-3244(10:00~18:00)
ダニエル・オッテンザマー(クラリネット) ≪プロフィール≫
2009年からウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者。デンマークのカール・ニルセン国際コンクールのほか、多くの権威あるコンクールでの受賞経験を誇る。ソリストとして、ロリン・マゼール、グスターボ・ドゥダメル、アンドリス・ネルソンス、ファビオ・ルイージ、ケント・ナガノらの指揮のもと、ウィーン・フィル、ザルツブルク・モーツァルテウム管、N響などと共演を重ねている。また、2021年にはザルツブルク音楽祭にソリストとしてデビューを飾り、マンフレート・ホーネック指揮/カメラータ・ザルツブルクとモーツァルトの《クラリネット協奏曲》を演奏した。ウィーン・フィルとベルリン・フィルのメンバーで構成され、クラシック、ジャズ、スウィング、フォークミュージックに取り組むアンサンブル“フィルハーモニクス”の創設メンバー。同アンサンプルとは2018年にオーパス・クラシック賞を受賞した。室内楽ではダニエル・バレンボイム、ルノー・カプソン、ミッシャ・マイスキー、ハーゲン・クァルテット、歌手のバーバラ・ボニー、トマス・ハンプソン、ほかにもボビー・マクファーリンらと共演している。録音も多く、ソロ演奏ではモーツァルトとジャン・フランセの《クラリネット協奏曲》をリリース。“フィルハーモニクス”は名門レーベルと専属契約を結んでいる。2022年に幼なじみのシュテファン・コンツ(チェロ)、クリストフ・トラクスラー(ピアノ)と組み、あらゆる時代に書かれたクラリネット三重奏曲を取り上げた7枚組のディスク『The Clarinet Trio Anthology』を発売し、新譜を引っ提げた全12公演のアジア・ツアーを成功させた。2023年には、アダム・フィッシャー指揮/ウィーン・フィルとの共演で、ニルセンの《クラリネット協奏曲》をリリースした。 2024/25年シーズンから、大阪フィルハーモニー交響楽団のアーティスト・イン・レジデンスに就任する。
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