N響オーチャード定期

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2022.04.22 UP

【第120回】次回の旅「フランス、パリ祭!」へのご案内

まずはうれしいニュース。7月9日の第120回で「N響オーチャード定期」に初登場する沖澤のどかが、3月27日、ベルリンのベルビュー宮殿(大統領官邸)における「自由と平和のためのコンサート」で、急病のベルリン・フィル芸術監督キリル・ペトレンコに代わって、ベルリン・フィルを初めて指揮しました。(ニュース)沖澤は、2019年にブザンソン国際指揮者コンクールで優勝し、現在は、ベルリン・フィルで音楽監督キリル・ペトレンコのアシスタントを務め、ベルリン・フィルのカラヤン・アカデミーで研鑽を積んでいます。日本人指揮者がベルリン・フィルを指揮したのは、2016年の小澤征爾以来、6年ぶりでした。

「コンサートホールで世界旅行!」、次回はフランス!7月のフランスといえば、まず、パリ祭(7月14日のフランス革命記念日)が想い起こされます。「N響オーチャード定期」でも、パリ祭を祝してフランス音楽プログラムが組まれます。

まずは、パリっ子、プーランクのシャレた作品を2つ。まずは、バレエ組曲「牝鹿」。ここで「牝鹿」とは可愛い女子を示し、バレエでは男女の戯れが表現されます。プーランクのフルート・ソナタ(今回はバークリー編曲によるオーケストラ伴奏版で演奏)は、最も頻繁に吹かれるフルート・ソナタの一つ。演奏するエマニュエル・パユは、言うまでもなく、現代最高のフルーティストです。ベルリン・フィルの首席奏者を務め、ソリストとしても活躍。スイスのフランス語圏であるジュネーヴに生まれ、パリ音楽院で学んだことから、フランス音楽を最も得意としています。また、1992年にBunkamuraオーチャードホール・アワードを受賞するなど、オーチャードホールとも長い縁があります。パユがもう一曲吹く、フォーレの「幻想曲」も楽しみです。

プログラム後半は、オーケストラの魔術師、ラヴェルの組曲「マ・メール・ロワ」と「ボレロ」。世界が注目する気鋭の指揮者・沖澤のどかとN響による色彩豊かで華麗なラヴェルは聴き逃せません。