N響オーチャード定期

TOPICS

2021.02.11 UP

【謹告】第114回 出演者変更のお知らせ

第114回に出演を予定しておりましたシュテファン・ヴラダーは、新型コロナウイルス感染症に係る入国制限措置の都合上、来日ができなくなりました。代わりまして、指揮:沼尻竜典、ピアノ:清水和音が出演いたします。これに伴う演奏曲目の変更はございません。
ご理解を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

【お問合せ】Bunkamura 03-3477-3244(10:00~18:00)

 

沼尻竜典(指揮) 

≪プロフィール≫
びわ湖ホール芸術監督、トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア音楽監督。2022年4月より神奈川フィルハーモニー管弦楽団音楽監督に就任。
ベルリン留学中の1990年、ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝。以来、ロンドン響、モントリオール響、ベルリン・コンツェルトハウス管、フランス放送フィル、ミラノ・ヴェルディ響、シドニー響、チャイナ・フィル等、世界各国のオーケストラに客演を重ねる。国内ではNHK交響楽団を指揮してのデビュー以来、新星日本響、東京フィル、名古屋フィル、日本フィル、群馬響、日本センチュリー響のポストを歴任、ドイツではリューベック歌劇場音楽総監督を務め、オペラ公演、劇場専属のリューベック・フィルとのコンサートの双方において数々の名演を残した。ケルン、ミュンヘン、ベルリン、バーゼル、シドニー等へも客演、芸術監督を務めるびわ湖ホールでは、2017年より4年間かけてミヒャエル・ハンぺの新演出による《びわ湖リング》を上演、空前の成功を収めた。14年にはオペラ《竹取物語》を作曲・初演、国内外で再演されている。17年紫綬褒章受章。

 

 

清水和音(ピアノ)  

≪プロフィール≫
完璧なまでの高い技巧と美しい弱音、豊かな音楽性を兼ね備えたピアニスト。

ジュネーブ音楽院にて、ルイ・ヒルトブラン氏に師事。1981年、弱冠20歳で、パリのロン=ティボー国際コンクール・ピアノ部門優勝、あわせてリサイタル賞を受賞した。これまでに、国内外の数々のオーケストラ・指揮者と共演し、広く活躍している。室内楽の分野でも活躍し、共演者から厚い信頼を得ている。これまでにソニーミュージックやオクタヴィア・レコードなどから多数のCDをリリースしており、各誌で絶賛されている。
2011年には、デビュー30周年を記念して、ラフマニノフのピアノ協奏曲第1番~第4番とパガニーニの主題による狂詩曲の全5曲を一度に演奏するという快挙を成し遂げた。2014年から2018年の5年間では年2回のリサイタル・シリーズ「清水和音 ピアノ主義」を開催。幅広いレパートリーで聴衆を魅了した。2016年4月からは、年6回の室内楽シリーズ「芸劇ブランチコンサート」を開始するなど精力的な活動を続けている。桐朋学園大学・大学院 教授。