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2018.05.24 UP
記念すべきN響オーチャード定期 第100回は、ロビーコンサートも超豪華版! N響の顔、第1コンサートマスターの“マロさん”こと篠崎 史紀さん率いる、室内アンサンブルによるヨハン・シュトラウスⅡ世のワルツをお贈りします。 ロビーコンサートは開場中(14:45頃~)に15分程度を予定しております。 ぜひ、この機会にお楽しみください!
<曲目> J.シュトラウスⅡ:ワルツ「酒・女・歌」 J.シュトラウスⅡ:ワルツ「美しく青きドナウ」 <6月3日演奏メンバー> ヴァイオリン:篠崎 史紀(しのざき ふみのり) 愛称 "まろ"。NHK交響楽団第1コンサートマスター。北九州市民文化賞を史上最年少で受賞。高校卒業と同時にウィーン留学。ウィーン市立音楽院に入学。翌年コンツェルト・ハウスでコンサート・デビューを飾り、その後ヨーロッパの主要なコンクールで数々の受賞を果たす。1988年帰国後、群馬交響楽団、読売日本交響楽団のコンサートマスターを経て、1997年NHK交響楽団のコンサートマスターに就任。以来、"N響の顔"として、ソリスト、室内楽奏者、指導者として、国内外で活躍中。多岐にわたる演奏活動の傍ら、東京ジュニアオーケストラ・ソサイエティの芸術監督を務める。2001年福岡県文化賞受賞、2014年第34回有馬賞を受賞。北九州文化大使、桐朋学園非常勤講師、東京藝術大学非常勤講師、昭和音大客員教授。WHO国際医学アカデミー・ライフハーモニーサイエンス評議会議員。 ヴァイオリン:山岸 努(やまぎし つとむ) 千葉市出身。5歳よりヴァイオリンを始める。桐朋女子高等学校を経て、2008年同大学を卒業し卒業演奏会出演、卒業と同時にNHK交響楽団入団。第51回全日本音楽コンクール、第54回同コンクール、それぞれ入賞。第12回日本モーツァルト音楽コンクール第1位。大賞選考会で大賞受賞。国内主要音楽祭にて音楽賞受賞。第9回千葉市芸術文化新人賞を受賞。現在、第一ヴァイオリン次席奏者。N響メンバーを中心とした室内楽や、室内オーケストラ「ARCUS」メンバーとしても活動中。これまでに佐藤明美、辰巳明子、堀正文の各氏に師事。 ヴィオラ:佐々木 亮(ささき りょう) 埼玉県出身。東京藝術大学附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学、ジュリアード音楽院を卒業。1991年日本現代音楽協会室内楽コンクール第1位、「朝日現代音楽賞」受賞。1992年東京国際音楽コンクール室内楽部門第2位。留学時代にヴァイオリンからヴィオラに転向した。アメリカではアスペン音楽祭、マールボロ音楽祭に参加。卒業後は、ソロ、室内楽、オーケストラ奏者として全米各地で演奏活動を行った。2004年NHK交響楽団に入団。2008年から首席奏者。オーケストラ奏者としての活動はもとより、室内楽やアンサンブルにも力を注いでいる。東京クライス・アンサンブルのメンバー。 チェロ:桑田 歩(くわた あゆむ) 土浦市に生まれる。群馬交響楽団及び新星日本交響楽団(現東京フィル)の首席奏者を歴任し、読売日響、東京都響、新日本フィル、大阪フィルなどの客演首席奏者も度々務める。1999年よりNHK交響楽団のチェロ奏者に就任し、現在は首席代行奏者。室内楽奏者として、またN響のチェリスト4人で結成された[ラ.クァルティーナ]のメンバーとして20枚近くのCDをリリースしている他、ソロ小品集《ヴォカリーズ》《メロディー》の2枚をリリースし、いずれも高い評価を得ている。フィリップ グラスのチェロ協奏曲を日本初演するなど、ソリストとしても活躍している。東京ジュニアオーケストラ 講師。筑波ジュニアオーケストラ音楽監督。昭和音楽大学客員教授。 コントラバス:西山 真二(にしやま しんじ) 東京芸術大学附属音楽高等学校を経て、東京芸術大学器楽科を2001年卒業。学内にて安宅賞、アカンサス音楽賞、受賞。また芸大オケと共演。第9回宝塚ベガ音楽コンクール弦楽器部門第3位。第2回よこすかベイサイドポケットミュージックフェスティバル国際コンクール第1位、あわせて横須賀市長賞受賞。第71回読売新人演奏会出演。これまでに永島義男、西田直文、石川滋、マシュー・マクドナルドの各氏に師事。2003年4月NHK交響楽団入団。現在、NHK交響楽団首席代行奏者。室内オーケストラARCUS(アルクス)メンバー。双子の兄(N響チェロ奏者)との「Duo Twins」でも活動中。東京芸術大学非常勤講師。日本大学藝術学部非常勤講師。 フルート:神田 寛明(かんだ ひろあき) 1993年東京藝術大学卒業。1995年より1年間ウィーン国立音楽大学に留学。2007年東京藝術大学大学院修了。1991年第5回日本フルートコンベンションコンクールおよび第8回日本管打楽器コンクールにおいて第1位。1992年にはソウルにおいてA.ジョリヴェのフルート協奏曲を韓国初演。安宅賞受賞。赤星恵一、金昌国、細川順三、ヴォルフガング・シュルツ、ハンスゲオルグ・シュマイザーの各氏に師事。NHK交響楽団首席奏者。桐朋学園大学教授。大阪芸術大学客員教授。東京藝術大学講師。THE FLUTE QUARTETのメンバー。また神戸や北京ニコレなどの国際コンクール、日本音楽、日本管打楽器、三田ユネスコなどのコンクールにおいて審査員を務める。アジア・フルート連盟東京常任理事。 クラリネット:松本 健司(まつもと けんじ) 国立音楽大学を経て、1997年にパリ国立高等音楽院クラリネット科を、レオン・ルブラン特別賞を得て卒業。1998年に同音楽院室内楽科を卒業し、本格的な演奏活動を始める。第6回日本木管コンクール、第4回日本クラリネットコンクール、第22回トゥーロン国際音楽コンクールにおいて上位入賞。現在、NHK交響楽団首席クラリネット奏者。室内オーケストラARCUS、トリオ・サンクァンシュのメンバーとして活躍する他、洗足学園音楽大学、東京音楽大学、国立音楽大学において後進の指導にあたっている。 クラリネット:山根 孝司(やまね たかし) 国立音楽大学、ベルギー王立アントワープ音楽院、リエージュ音楽院を卒業。クラリネットを大橋幸夫、濱中浩一、ワルテル・ブイケンズ、アントニー・ペイ、アラン・ダミアン、室内楽をテオ・メルテンス、ジャン=ピエール・プヴィオン、ヴィンコ・グロボカール、作曲をフレデリック・ジェフスキーの各氏に師事。ブリュッセルのイクトゥス・アンサンブル、パリのアンサンブル・アルテルナンスのクラリネット奏者を経て、現在はNHK交響楽団楽員。 ホルン:福川 伸陽(ふくかわ のぶあき) 2008年第77回日本音楽コンクール・ホルン部門で第1位受賞。2013年NHK交響楽団入団。現在首席奏者。ソロや室内楽でも積極的に活動しており、ソリストとして京響、東京フィル、兵庫芸術文化センター管その他のオーケストラと共演。ホルンのレパートリーの拡大をライフワークとして、作曲家への委嘱や世界初演も積極的に行っている。
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