
INTRODUCTION見どころ
世界が熱狂する演出家 マルコス・モラウ、待望の新作。
文楽人形、歌舞伎俳優、そして世界最高峰のダンサーたち
パリ・オペラ座、サドラーズ・ウェルズ、アヴィニョン演劇祭など欧州の主要劇場で作品を発表してきた、いま最も革新的な演出家マルコス・モラウ。世界初演の最新作が、日本で誕生する。
本作が挑むのは、踊り手と人形が共演する奇想な「人形浄瑠璃」。
人形が生き、人間が操られる。命の境界が揺らぐ瞬間を、舞台上に可視化する。
原作は三島由紀夫『金閣寺』。
“美と滅び”を体現するのは、現代を代表する文楽人形遣い・吉田玉助らが遣う文楽人形。そこに対峙するのが、上方歌舞伎の女方・中村壱太郎。日本舞踊吾妻流七代目家元・吾妻徳陽としても活躍する踊りの名手が、「人形振り」を軸に、肉体そのもので〈人形〉を立ち上げる。壱太郎に子方として寄り添うのは、名門・尾上家の血を引く13歳の歌舞伎俳優・尾上眞秀。さらに、STARTO ENTERTAINMENTジュニア随一の身体能力を持つ末永光が出演。振付の理解力と表現力を評価され、本作の要として抜擢された。
加えて、1,200名を超えるグローバルオーディションから選ばれた欧州精鋭ダンサー7名が“黒子”として舞台の中枢を担う。そこへ竹本連中の浄瑠璃と、スペインの歌姫マリア・アルナルの歌声が重なり、物語を前へ押し出す。
それぞれの技が響き合いながら、舞台は一つの像を結ぶ。
人と人形、伝統と現代が向き合う、新たな〈人形浄瑠璃〉の誕生である。