ペットボトル迷宮
振付・演出:アレッシオ・シルヴェストリン
-
振付・演出Alessio Silvestrinアレッシオ・シルヴェストリン
アレッシオ・シルヴェストリン
モンテカルロ市グレース王妃ダンス・クラシック・アカデミー、ローザンヌ・ルードラ・ベジャールを卒業後、ベジャール・バレエ・ローザンヌ、リヨン・オペラ座バレエ団にてダンサーおよび振付家として活動。1999年よりウィリアム・フォーサイス率いるフランクフルト・バレエ団に所属し、退団後も、フォーサイス・カンパニーのゲスト・アーティストとして招聘される。
2003年以降、日本を拠点に活動。主なものとして:05年、愛知芸術文化センター制作のダンス・オペラ『青ひげ城の扉』で演出、振付、映像、美術を担当し、自身も出演。同年、ヴェネチア・ダンス・ビエンナーレからの招聘で『Ritrovare/Derivare』を能楽師・津村禮次郎と共演。11年、Noism 01の招聘で『折り目の上』を発表。2014年、新国立劇にてスタジオ・アーキタンツ制作の『Opus 131』を発表。19年、パリ・オペラ座にて、W. B. イェィツ作、杉本博司演出の『鷹の井戸』を振付。21年、音楽の友ホールにて、自作、ソプラノ・バリトン・アルトフルート・ヴィブラフォン・ピアノのための『百人一首のための注釈』初演を主催。閉じる
-
ジュリアン・マッケイJulian MacKay(ミュンヘン・バレエ プリンシパル)
ジュリアン・マッケイ
米国モンタナ州生まれのジュリアン・マッケイは、当時外国人最年少の11歳で世界最高峰のボリショイ・バレエ・アカデミーに入学。ローザンヌ国際バレエコンクールで研修賞を受賞したのち、英国ロイヤル・バレエに入団。端正な容姿、厳格なロシアメソッドで培った技術、情熱的な表現力の三拍子そろった彼は、大家ナチョ・ドゥアトを虜にし、2016年、ロシア名門ミハイロフスキー・バレエに移籍し、『パリの炎』『ジゼル』『海賊』などで主演を務めた。その実力はモード界をも魅了し瞬く間に「VOGUE」「Numéro」誌が特集を組むほどに。世界の主要劇場でゲスト出演する他、22年9月からは元パリ・オペラ座エトワールのローラン・イレールが芸術監督を務めるミュンヘン・バレエのプリンシパルとして活動している。現在、弱冠24歳のバレエ界の貴公子。
今回ジュリアンのために作品を提供するのは、5カ国語を操り、空海の書までをも読み下す鬼才アレッシオ・シルヴェストリン。パリ・オペラ座バレエ創立350周年祝賀祭のオープニングを一任された彼は、エトワール、ユーゴ・マルシャンに現代能を演じさせ、極めて東洋的で超越した身体表現を引き出し、パリの観客を震撼させた。
本作は、極端にデフォルメされたポップでどこか「ナンセンス」な舞台演出をバックに、ジュリアンの真骨頂を発揮させるに違いない。
ジュリアン、守・破・離。「離」ここにはじまる。閉じる
-
飯島望未Nozomi Iijima(K-BALLET COMPANY プリンシパル)
飯島望未
大阪府生まれ。6歳からバレエを始める。
2007年ヒューストン・バレエ団研修生、翌年16歳最年少で入団。19年3月、同団のプリンシパルに昇格。
主なレパートリーは『白鳥の湖』のオデット/オディール、『ロミオとジュリエット』のジュリエット、『マイヤーリング』のミッツィカスパー、『ジゼル』のタイトルロール、『シルビア』のタイトルロール、『くるみ割り人形』の雪の女王/クララ/金平糖の精、『眠れる森の美女』のリラの精/フロリナ王女、スタントン・ウェルチ振付『マダムバタフライ』のスズキ、『マリー』のマリーアントワネット、デヴィッドビントレー振付『アラジン』のプリンセス(ジャスミン)、ジョージバランシン振付『ジュエルズ』のルビーのプリンシパルパート、『バロデラレジーナ』のプリンシパルパート、『バレエインペリアル』のソロパート、『フォーテンペラメント』の3rd theme Pdd、ジェロームロビンス振付『the cage(檻)』のNovice, その他多くのケネスマクミラン、ウィリアムフォーサイス、イリキリアンやスタントン・ウェルチ作品などで主要パートを踊る。また、様々なコンテンポラリー作品にも多数出演。
19年7月、熊川哲也が総合監修を務めたBunkamura30周年記念「オーチャードバレエガラ〜JAPANESE DANCERS〜」に出演。
21年に帰国し、5月にKバレエ カンパニー『ドン・キホーテ』にゲストで主演。同年8月、プリンシパル・ソリストとして入団。22年3月プリンシパルに昇格。
主な出演作は、熊川版『ドン・キホーテ』のキトリ、『シンデレラ』のタイトルロール/ティーカップ、『くるみ割り人形』のマリー姫/中国人形、『ロミオとジュリエット』のジュリエット、『カルメン』のミカエラ/娼婦、渡辺振付『FLOW ROUTE』など。
19年、シャネルビューティアンバサダーに就任。閉じる
-
日髙世菜Sena Hidaka(K-BALLET COMPANY プリンシパル)
日髙世菜
兵庫県生まれ。4歳よりバレエを始める。
2008年バレエコンペティションin奈良シニアの部で一位を受賞。同年ロシア国立ワガノワ・バレエ・アカデミーに留学。11年ルーマニアのブカレスト国立歌劇場バレエ団に入団、14年プリンシパルに昇格。「World Ballet Stars」(ニューヨーク)など世界各地でのガラ公演に参加。16年アメリカのタルサバレエに移籍、19年プリンシパルに昇格。数々の作品で主演を踊る。
主なレパートリーは、『白鳥の湖』のオデット/オディール、『眠れる森の美女』のオーロラ/カラボス、『くるみ割り人形』のマリー、『海賊』のメドーラ、『ジゼル』のタイトルロール、『ラ・バヤデール』のニキヤ、アシュトン『ラ・フィーユ・マル・ガルデ』のリーズ、ホルムズ版『ドン・キホーテ』のキトリ、ブルノンヴィル版『ラ・シルフィード』のタイトルロール、スティーヴンソン版『シンデレラ』のタイトルロール、『ドラキュラ』のフローラ、ラトマンスキー振付『DSCH』、バランシン振付『Who cares?』、ロビンズ振付『In The Night』など。
21年1月よりKバレエカンパニーにプリンシパルとして入団。
主な出演作は熊川版『シンデレラ』のタイトルロール/仙女、『くるみ割り人形』のマリー姫、『ロミオとジュリエット』のロザライン、『カルメン』のタイトルロール、熊川振付『クラリモンド~死霊の恋~全編』のクラリモンドなど。閉じる
-
堀内將平Shohei Horiuchi(K-BALLET COMPANY プリンシパル)
堀内將平
東京都生まれ。10歳よりバレエを始める。2008年ジョン・クランコ・バレエ スクールに留学。12年よりルーマニア国立バレエ団に在籍し、ファースト・ソリストとして『白雪姫』の王子、『ラ・シルフィード』のジェームズなどを踊る。15年「オーチャード・バレエ・ガラ~JAPANESE DANCERS~」に出演。
15年8月Kバレエ カンパニーにアーティストとして入団。16年9月ファースト・アーティスト、17年9月ソリスト、18年9月ファースト・ソリスト、19年9月プリンシパル・ソリスト、20年10月プリンシパルに昇格。
主な出演作は、熊川版『ドン・キホーテ』のバジル/エスパーダ/トレアドール、『ロミオとジュリエット』のロミオ、『くるみ割り人形』のくるみ割り人形/王子/雪の王/アラビア人形、『海賊』のコンラッド/ランケデム、『ジゼル』のヒラリオン、『白鳥の湖』のジークフリード/パ・ド・トロワ/マズルカ、『シンデレラ』の王子の友人、熊川振付『クレオパトラ』のアントニウス/選ばれた神殿男娼/3人の官僚、『カルメン』のドン・ホセ、『ベートーヴェン 第九』第3楽章主演、アシュトン振付『バレエ ピーターラビット™と仲間たち』のピグリン・ブランド、『レ・パティヌール~スケートをする人々~』『ラプソディ』、プティ振付『アルルの女』など。初演キャストとしては、熊川振付『マダム・バタフライ』のピンカートン、『カルミナ・ブラーナ』のダビデ、『死霊の恋』のロミュオーがある。
17年8月Kバレエ ユース第3回公演『眠れる森の美女』のフロリムント王子を踊る。
21年ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』に死のダンサー役として出演。閉じる
-
成田紗弥Saya Narita(K-BALLET COMPANY プリンシパル・ソリスト)
成田紗弥
大阪府生まれ。2歳よりバレエを始める。2009年ドイツのマンハイム国立バレエ・アカデミーに留学。在学中、カールスルーエ州立バレエ団『白鳥の湖』『リーズの結婚』などの公演に多数出演。
13年韓国のユニバーサル・バレエ団に入団。17年『くるみ割り人形』で全幕主演デビュー。
主なレパートリーは、『くるみ割り人形』のクララ、『ドン・キホーテ』のキトリ/キューピッド/花売り娘、『白鳥の湖』のパ・ド・トロワ/4羽の白鳥、『ジゼル』のペザント、『眠れる森の美女』の勇気の精/カナリアの精、マクミラン版『ロミオとジュリエット』のジュリエットの友人、クランコ版『オネーギン』、ナハリン振付『Minus7』など。
18年9月Kバレエ カンパニーにプリンシパル・ソリストとして入団。
主な出演作は、熊川版『白鳥の湖』のオデット/オディール/2羽の白鳥、『シンデレラ』のタイトルロール/トンボ/ティーカップ、『ロミオとジュリエット』のジュリエット、『海賊』のメドーラ/オダリスク、『ドン・キホーテ』の森の女王/花売り娘、『くるみ割り人形』のマリー姫/アラビア人形/花のワルツのソリスト、熊川振付『マダム・バタフライ』のタイトルロール、『クラリモンド~死霊の恋~』全編のタイトルロール、『カルメン』のカルメン/ミカエラ、『ベートーヴェン第九』第2楽章・第3楽章主演、『シンプル・シンフォニー』など。初演キャストとしては、熊川振付『カルミナ・ブラーナ』の白鳥がある。閉じる