INTERVIEW

中村健吾/ ベース

中村 健吾 / ベース

© 大杉隼平

-楽器を始めたきっかけ
中学生の時に弾き語りをしたくて、近所のギター教室に通い始めました。そこはクラシックギターの教室で、「禁じられた遊び」 が弾けるようになった頃、フォークギターに変わり、ギター片手にフォークソングを歌っている少年でした。高校に入ってから文化祭でバンドを作ることになり、空いているのがベースしかなかったので、エレキベースを始めました。そこで黒人音楽、いわゆるブラックコンテンポラリーミュージックに夢中になり渡米、バークリー音大在学中にジャズに出会いウッドベースに転向しています。
-NNHの魅力
NNHは、ビッグバンドの醍醐味とコンボの自由さを同時に楽しめるバンドです。譜面通りに行くようで行かないので、自動操縦していると振り落とされます。一音一音、全身全霊を打ち込んで演奏したいと思っています。
-あなたにとってのオーチャードホールはどんな場所?

NNHにて、何度かクリスマスコンサートに出演させて頂きました。私にとっては、その一年の集大成を発揮する場所と感じる特別な存在です。

-今回の見どころと意気込み
小曽根さんがアレンジしたモーツァルトの楽曲を演奏すること。そして、トロンボーン界の神様と呼ばれているニューヨーク・フィルの首席奏者のジョゼフ・アレッシさんが我々と一緒になること、この化学反応をすごく楽しみにしています。