INTERVIEW

奧村 晶 / トランペット

奧村 晶 / トランペット

© 大杉隼平

-楽器を始めたきっかけ
小学校4年生の時に学校のクラブに入り、トランペットを始めました。その後どうしても自分の楽器が欲しくなり、親にさんざんねだって5年生のときに買ってもらいました。当時、今は亡き祖母より「こんな高いモノ買って貰ったのだから、途中で辞めたりするだねえよ。」と言われ、今もその言いつけを守っています。
-NNHの魅力
個性溢れるメンバーを束ねる小曽根さんの強力な求心力。そこで自分の責任を果たすためには毎回120%の力を出し切って挑んでいかねばならず、(ポジティブな意味で)毎回崖っぷちに立っています。ビッグバンドという大所帯ゆえ、メンバー全員のこうしたパワーが一つの束になった時、途方もないミラクルが生まれる。これが一番の魅力だと思います。
-あなたにとってのオーチャードホールはどんな場所?

出演者としてだけでなく聴衆としても、年に何回か通っている素敵な場所のひとつです。とても綺麗でおしゃれで、京王の駅からなら人混みにも当たらずアクセスも良く、いつも気持ちの良い時間が過ごせる空間だな、と思っています。

-今回の見どころと意気込み
弟がクラシックのオーケストラのトロンボーン奏者なのですが、その彼が10代の頃より「神」と崇め奉ってきたNYフィルのジョゼフ・アレッシさんとご一緒できるのが大変楽しみです。年末になるので、インフルエンザなどにかからぬよう、最高の演奏が出来るように体調管理だけは万全で臨みたいです。