PROFILE
大阪府出身。平野節子バレエ・スクールで学ぶ。2001年にローザンヌ国際バレエコンクールでプロ研修賞を受賞。翌年2002年に英国ロイヤル・バレエに入団。『眠れる森の美女』のフロリモンド王子、マクミラン振付『パゴダの王子』の王子、『ライモンダ』のジャン・ド・ブリエンヌなどで主演。『ドン・キホーテ』のエスパーダとガマーシュ、クランコ振付『オネーギン』のグレーミン、アシュトン振付『ピーターラビットと仲間たち』のジェレミー・フィッシャーとペティトーおばさん、マクミラン振付『マイヤリング』のベイ・ミドルトン大佐、『くるみ割り人形』のねずみの王様、アシュトン振付『レ・パテイヌール』のホワイトカップル、ド・ヴァロワ振付『チェックメイト』のブラック・ナイト、バランシン振付『ジュエルズ』のエメラルド、スカーレット振付『スウィート・ヴァイオレット』のロバート・ウッドのなど多くの主要な役を演じている。また、ビントリー振付『ペンギン・カフェ』、マクミラン振付『コンチェルト』、ウィールドン振付『DGV Danse à grande vitess』、アシュトン振付『バレエの情景』、テトリー振付『ヴォランタリーズ』、『セレナーデ』、マクミラン振付『グローリア』などの作品でも活躍。ウェイン・マクレガー振付の『インフラ』では初演に抜擢されている。
ココに注目!
01年のローザンヌ国際バレエコンクールで現れた時、その素晴らしいスタイルの良さに「ついに日本人もここまで・・!」と思ったのを覚えている。恵まれたスタイルのダンサーが揃うロイヤル・バレエでも『眠れる森の美女』の王子などに抜擢されているのも納得。日本の映画館で放映されたROHライブ・ビューイングでもアコスタ版『ドン・キホーテ』のガマーシュを演じており、記憶に新しい方も多いかもしれない。正統派ノーブルの側面と少し危険な香り、どちらも持ち合わせる興味深いダンサーなのだ!
※8/2(日)のみの出演