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2015.08.06 UP

舞台稽古スタート!

公演初日まで残すところ4日。
いよいよオーチャードホールでの舞台稽古が始まった。

舞台には荒涼とした練兵場跡の光景が広がり、あちらこちらに「異形のもの」たちが配されている。
一体ここが現実なのか夢なのか・・・、渋谷にいるということを一瞬で忘れさせられてしまうのだ。

そしてバンドの音がホールに鳴り響く。
稽古開始直前まで松任谷による細かいチェックが行われ、音楽ホールであるオーチャードホールならではの奥行きのあるサウンドに期待感はいやでも高まってくる。
BGMを含めると30以上の曲を作曲した松任谷は、稽古で得たインスピレーションをもとにさらに新しい提案をしていき、蜷川もそれを受け入れて楽しんでいる様子だ。

続々とホールに到着したキャストたちは目の前に広がる赤い客席を前に、それぞれが数日後の初日に思いをめぐらせているようだった。

戯曲の季節は夏。
2015年から1963年の同じ季節へ、衝撃の幕開きまであと少し!

文/公演担当K