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イギリス×日本×ベルギー国際共同製作 シディ・ラルビ・シェルカウイ振付最新ダンス作品

「テ ヅカ TeZukA」

2012年2月23日[木]―2月27日[月]

Bunkamuraオーチャードホール

スタッフ&キャスト

原拠: 手塚治虫 Tezuka Osamu
振付: シディ・ラルビ・シェルカウイ Sidi Larbi Cherkaoui
美術・照明: ウィリー・セッサ Willy Cessa
映像: 上田大樹 Ueda Taiki
衣裳: サッシャ・コヴァチェビック Sasa Kovacevic
音楽: 二ティン・ソーニー Nitin Sawhney
出演: 森山未來 Moriyama Mirai
ヨン・フィリップ・ファシストロム Jon Filip Fahlstrom
ダミアン・ジャレ Damien Jalet
上月一臣 Kozuki Kazutomi
大植真太郎 Oue Shintaro
ダニエル・プロイエット Daniel Proietto
ギュロ・スキア・ナーゲルフス Guro Schia Nagelhus
ヘルダー・シーブラ Helder Seabra
ヴェヴョン・サンドビー Vebjorn Sundby
【中国河南省嵩山少林寺武僧】
黄 家好 Huang Jiahao
李波 Li Bo
【書道家】
鈴木稲水 Suzuki Tosui
【演 奏】
堀つばさ Hori Tsubasa
ウー・ジェー・パク Woojae Park 
オルガ・ヴォイチェホヴスカ Olga Wojciechowska
※やむを得ない事情により出演者が変更になる場合がございますので
予めご了承ください。

シディ・ラルビ・シェルカウイ Sidi Larbi Cherkaoui(振付)

シディ・ラルビ・シェルカウイは、1999年アンドリュー・ウェイルのコンテンポラリー・ミュージカル「Anonymous Society アノニマス・ソサエティ」で振付家デビューした。以来15作以上の長編振付作品を創作し、エディンバラ・フェスティバルのフリンジ・ファースト賞、ベルグレイドのBITEFフェスティバルの特別賞、モンテ・カルロのニジンスキー賞の新人振付家賞、ドイツのモビメントス賞、オーストラリアの2007年ヘルプマン賞を含む多くの賞を受賞した。2008年にはサドラーズ・ウェルズからアソシエイト・アーティストに任命され、2009年にはその芸術哲学と文化的対話の追究が認められ、アルフレート・テプファー財団からカイロス賞を授与された。

シェルカウイは、初期の作品、「Rien de Rien(リアン・ド・リアン)」(2000)、「Foi(フワ)」(2003)、「Tempus Fugit(テンパス・フュージット)」(2004)を、ベルギーのカンパニー、バレエ・セー・デ・ラ・ベーの中核メンバーとして創作する一方で、その芸術観を拡げかつ固めるべく種々のプロジェクトに参加した。「Ook(ウーク)」(2000)は、トゥルンホウトのシアター・スタップ Theater Stapで、精神に障害をもつ俳優たちのために振付家ニエンケ・レーホルスト Nienke Reehorst と開いたワークショップから誕生した。「D'avant(ダヴァン)」(2002)は、長年の芸術パートナーであるダミアン・ジャレと、サシャ・ヴァルツ&ゲスツのリュック・ダンベリーとファン・クルース・ディアス・デ・ガライオ・エスナオラとの出会い、そして「Zero Degrees(ゼロ度)」(2005)は、友人で振付家のアクラム・カーンとの出会いに発している。様々な劇場、オペラハウス、バレエ団を舞台に活動するも、2004年から2009年末までは、アソシエイト・アーティストに就任したトーネルハイス Het Toneelhuis のあるアントワープを拠点とし、そこでは「Myth(ミス)」(2007)、「Origine(オリジン)」(2008)が生まれた。

2008年、シェルカウイはサドラーズ・ウェルズで「Sutra(スートラ)」を初演した。アントニー・ゴームリーと少林寺の僧侶たちとの共同作業により賞も獲得したこの作品は、2010年12月まで世界を巡演し絶賛を博した。北米での初めての委嘱作「Orbo Novo(オルボ・ノーヴォ)」(シダー・レイク・ダンス・カンパニー)、2009年10月、いずれもデュエット作品で、「Faun(牧神)」(デイジー・フィリップスとジェームズ・オハラを配し、サドラーズ・ウェルズの「The Spirit of Diaghlev(ディアギレフの精神)」の一環として初演)と、フラメンコ・ダンサーのマリア・パヘスとの「Dunas(デュナス)」の後、シェルカウイはトーネルハイスを拠点に新たに自分のカンパニー、イーストマンEastmanを立ち上げた。

2010年春には「Babel(バベル)」が、再びダミアン・ジャレとアントニー・ゴームリーとの共同振付により、「Foi」「Myth」に続く三部作の第三部として誕生した。同年には、ギュロ・スキア・ナーゲルフス Guro Schia Nagelhus とヴェヴョン・サンドビー Vebjorn Sundbyを配したデュエット作品「REIN(レイン)」、また「Southem Bound Comfort(サザン・バウンド・コンフォート)」の一部として、シャネル・ウィンロック Shanell Winlockとグレゴリー・マコマ Gregory Maqoma のためのデュエット作品「Bound(バウンド)」を、創作した。

2011年は、新作「TeZukA」が発表されると共に、オランダ国立バレエ団に新作「Labyrinth(ラビリンス)」、またクルベリ・バレエ団に2006年に創った「End(エンド)」の改編を予定している。

主な演出・振付作品
2000 『Rien de Rien』 初演:アラン・プラテル・バレエ団
(同作品で2002年 ニジンスキー賞新人振付家賞を受賞)
『Ook』 Theater Stap
2002 『d'avant』 初演:シャウビューネ劇場 (ベルリン)
(シャウビューネ劇場40周年記念作品)
2003 『Foi』
2004 『Tempus Fugit』 初演:アラン・ブラテルバレエ団
(アヴィニヨン・フェスティバルの要請で創作)
『In Memoriam』 初演:モンテカルロ・バレエ団
2005 『Loin』 初演:グラン・テアトル・バレエ団
『Zero Degrees(ゼロ度)』(アクラム・カーンとのコラボレーション)
2006 『End』 初演:クルベリ・バレエ団
2007 『Myth』 初演:デ・シングル (アントワープ)
『Apocrifu(アポクリフ)』 初演:王立モネ劇場
2008 『Origine』
『Sutra』 初演:サドラーズウェルズ劇場
「バレエ・タンツ」誌コレオグラファー・オブ・ザ・イヤー受賞
2009 『Orbo Novo』 シダー・レイク・ダンス・カンパニーへの振付
『Faun』
『The Spirit of Diaghilev』
『Dunas』 共演:マリア・パヘス
2010 『REIN』
『Bound』
『Babel』
第11回英国ナショナル・ダンス・アワード最優秀振付家賞(『Faun』)
ブノワ賞 最優秀振付家賞
ローレンス・オリヴィエ賞 最優秀新作ダンス賞
2011 『Labyrinth』
『End』(改編)
『Play』

二ティン・ソーニー Nitin Sawhney(音楽)

ニティン・ソーニーは、今日最も注目される多才な音楽発信者の一人である。既に世界クラスのプロデューサー、ソングライター、DJ、マルチ楽器奏者、管弦楽の作曲家、文化のパイオニアとして確固たる地位を築き、現代のルネサンスマンとして音楽、映画、ビデオゲーム、ダンス、演劇の各界に通じている。音楽家としてのソーニーの功績は赫々たるものがある。世界の主要オーケストラの多くに作編曲の提供や共演の経験があり、またコラボレーター/作曲者として拘った人々には、ポール・マッカートニー、スティング、ロンドン交響楽団、A.R.ラーマン、ブライアン・イーノ、シニード・オコナー、アヌーシュカ・シャンカール、ジェフ・ベック、シャキーラ、ウィル・ヤング、タイオ・クルーズ、ゲット・ケイプ・ウエア・ケイプ・フライ、エリー・ゴールディング、シルク・ド・ソレイユ、アクラム・カーン、ミラ・ナイール、ネルソン・マンデラ、ジョン・ハートなどがいる。世界中で広く演奏活動し、あらゆる創造メディアで国際的な名声を得ている。しばしば国際的なフェスティバルに、アーティスト・イン・レジデンス、キュレイター、音楽監督として参加し、音楽教育にも熱心で、英国政府の"アクセス・トゥ・ミュージック"プログラムやイースト・ロンドン映画祭の賛助者に名を連ね、イヴォール・ノヴェロ賞、BAFTA、BIFA、PRS財団などの審査員も務めている。
英国の4つの大学から名誉博士号を授与された彼は、現在もLIPA(リバプール・インスティテュート・フォー・パフォーミング・アーツ)ならびにサウスバンク大学の研究員であり、サドラーズ・ウェルズのアソシエイト・アーティストであり、ロンドンのサマセット・ハウスの評議員である。2007年にはOBE(大英帝国勲章)を授かるも、倫理的理由から辞退した。

ソーニーはまた8枚のスタジオ録音アルバムを出し、そのどれもが高評を博している。そのアルバム制作だけで15個の国内賞を受賞している。

名高いフラメンコ・ギタリスト兼クラシック/ジャズ・ピアニストとして、文化の垣根を飛び越えるソーニーの音楽の才は、クラシックからポップに至る広い分野での高い評価を彼にもたらし、それがあのBBCの両プロムス、伝統的なロイヤル・アルバート・ホ-ルとエレクトリック音楽のラウンドハウスの双方に出演し放送されるという彼の独自の待遇につながっている。ソーニーはそのバンドで数十年に及び世界をツァーしている。近年では、国際的なオーケストラと無声映画への作曲及び演奏会も行っており、主要作には、ロンドン交響楽団とのフランツ・オステン監督の「A Throw of the Dice(スロー・オブ・ザ・ダイス)」、成瀬巳喜男監督の「夜ごとの夢」がある。2011年5月には、シンガポール・フェスティバル・オーケストラを指揮し、同じく6月には彼のバンドとトロント・ルミナート・フェスティバルに出演、また秋には新作アルバムに合わせ、国外ツァーを行う予定である。

これまでソーニーは40作余りの映画音楽を作曲した他、夥しい数の国際的に知られたテレビ番組、コマーシャル、映画の予告編のスコアを担当している。つい最近では、BBCの看板シリーズ、「The Human Planet(ヒューマン・プラネット)」の全8話のスコアを、ウェールズ・ナショナル管弦楽団のために書き下ろした。番組は世界44カ国で放送される予定で、既にゴールデンタイムに放送された英国では大絶賛を博した。

ソーニーの演劇・ダンス分野での並々ならぬ功績の中には、オリビエ賞を受賞したコンプリシテの「A Disappearing Number(ディスアピアリング・ナンバー)」や、アクラム・カーンの同じくオリビエ賞に輝く「Zero Degrees(ゼロ度)」などがある。後者ではソーニーは、ニューヨーク・パフォーマンス・アンド・ダンス賞の最優秀音楽賞を受賞した。中国ロイヤル・バレエ団への「Bahok」の作曲を経て、ソーニーの最新作であるカーンの「Vertical Road(ヴァーティカル・ロード)」は、メルボルンで本年度最優秀新作賞を受賞した。目下ソーニーは、再びベルギー人振付家シディ・ラルビ・シェルカウイと組み、マンガ・クリエイターの手塚治虫の人生を基にした新作の制作に取り掛かっている。

<俳優、脚本家、演出家及びコメンテーターとして>

ソーニーの俳優歴には、演者兼脚本家として彼がソニー賞を受賞した、BBCのテレビとラジオのシリーズ「Goodness Gracious Me(グッドネス・グレイシャス・ミー)」、ミーラ・シアル Meera Syalのラジオ4のミニシリーズ「Masala FM マサラ・エフエム」と、アクラム・カーンとの「Confluence(コンフルエンス)」がある。新進舞台演出家としては、サドラーズ・ウェルズへの「Confluence」、ロンドン・ナショナル・シアターでの自身の戯曲「Trust(トラスト)」の演出/脚本ワークショップ、そしてサドラーズ・ウェルズで2013年に上演予定の次作「Einstein Tagore(アインシュタイン・タゴール)」がある。ソーニーは、英国の日刊紙に寄稿し、BBCの「Newsnight Review(ニューズナイト・レビュー)」「Newsnight(ニューズナイト)」Hard Talk(ハードトーク)」の各番組にコメンテーターとして出演している。

森山未來 Mirai Moriyama(俳優)

兵庫県出身。1984年生まれ。5歳からダンスを始める。 ジャズダンス、タップダンス、クラシックバレエ、ヒップホップなどのダンスを始め、いくつかの舞台を踏み、99年「ボーイズ・タイム」(パルコ劇場他)で本格的に舞台デビューを果たす。その後、多数の舞台経験を重ね、ドラマ「さよなら小津先生」、「ウォーターボーイズ」、 「ラストクリスマス」など話題作に次々と出演。
舞台・ドラマと活躍する中、2004年「世界の中心で、愛をさけぶ」で、サクの高校生時代を好演し、ブルーリボン賞・新人賞、日本アカデミー賞・優秀助演 男優賞、新人賞を総嘗にし、話題となった。近年では、自身が主演するダンスライブの演出も自ら手がけるなど、俳優業だけでなく、活躍の場を拡げている。
08年は、ドラマ「刑事の現場」(NHK)、スペシャルドラマ「被取締役新入社員」(TBS)、映画『百万円と苦虫女』(タナダユキ監督)、劇団☆新感線 SHINKANSEN☆RX「五右衛門ロック」、映画『20世紀少年』(堤幸彦監督)、ミュージカル「RENT」、09年は映画『20世紀少年~第2章~ 最後の希望』(堤幸彦監督)、『フィッシュストーリー』(中村義洋監督)、舞台「メカロックオペラ R2C2」(宮藤官九郎作・演出)、ドラマ「リミット-刑事の現場2-」、『20世紀少年~最終章~ぼくらの旗』(堤幸彦監督)、初のストレートプレイ主 演となる舞台「ネジと紙幣」(倉持裕作・演出)、舞台「変身」(スティーブン・バーコフ演出)、ドラマ24 第20弾 特別企画「モテキ」(テレビ東京)、「塀の中の中学校」(TBS)、舞台「タンゴ-TANGO-」(作:スワボミール・ムロジェック/演出:長塚圭史)、「Revival / ヤザキタケシ」(演出・振付:ヤザキタケシ)、「LOVE LETTERS -20th Anniversary Christmas Special-」(作:A.R.ガーニー/訳・演出:青井陽治)、映画『その街のこども 劇場版』(井上剛監督)、舞台 劇団☆新感線「髑髏城の七人」(作・中島かずき/演出:いのうえひでのり)、映画『モテキ』(大根仁監督/全国東宝系にて上映中)に出演。
今後の待機作に、映画『セイジ-陸の魚-』(伊勢谷友介監督/12年公開予定)、『ALWAYS三丁目の夕日'64』(山崎貴監督/12年全国東宝系にて公開予定)がある。ドラマ、映画、舞台と活動の幅をとどめない。

公式サイトhttp://www.moriyama-mirai.com