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Bunkamura 20周年記念特別企画
ワーグナー・ガラ・コンサート
楽劇「ワルキューレ」第3幕<演奏会形式> 他
2009年9月3日(木)19:00、5日(土)15:00
Bunkamuraオーチャードホール

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1989年9月3日、バイロイト音楽祭史上初の引越し公演で幕を開けたBunkamuraオーチャードホールは今年で開館20周年。それを記念したワーグナー・ガラ・コンサートの開催が決定しました。指揮者には東京シティ・フィルとのリング・チクルスで大成功を収めるなど、ワーグナー指揮者として高い評価を得ている飯守泰次郎を迎えます。長年に渡りバイロイト音楽祭と密接な関係を築いていたことでも知られている彼ならではの円熟した音楽を紡ぎだしてくれることでしょう。「ワルキューレ」でヴォータンを歌うのは、今年のバイロイト音楽祭にも出演する予定の世界的バリトン歌手、アラン・タイトス。まさにバイロイトから東京に直行でこのアニヴァーサリーに駆けつけてくれます。ブリュンヒルデを歌うのはワイマール国立歌劇場でのリング・チクルスでも同役で大成功を収めているキャスリン・フォスターが登場します。オーケストラの東京フィルも日本におけるワーグナー上演史を語る上では欠かすことのできない役割を果たしてきた、我が国を代表するワーグナー・オーケストラです。「ワルキューレ」といえば、映画「地獄の黙示録」でもおなじみの「ワルキューレの騎行」、ヴォータンが火の輪の中で眠る愛娘、ブリュンヒルデに対して万感の思いを込めて歌う「ヴォータンの告別」など聞きどころが満載、ワーグナーを敬遠してきた人にもお勧めです。Bunkamura20周年に贈るワーグナー・ガラ・コンサートにご期待ください。

プログラム

歌劇「タンホイザー」序曲
楽劇「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死
楽劇「ワルキューレ」第3幕
<演奏会形式>


飯守 泰次郎(指揮)

1997年9月〜東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団常任指揮者
2001年1月〜関西フィルハーモニーー管弦楽団常任指揮者
これまでに読売日本交響楽団指揮者、バイロイト音楽祭の音楽助手、ブレーメン、マンハイム、ハンブルク、レーゲンスブルクの各歌劇場の指揮者、エンスヘデ市立歌劇団第一指揮者、名古屋フィルハーモニー交響楽団常任指揮者を歴任。
第32回(2000年度)サントリー音楽賞受賞。
第54回(2003年度)芸術選奨文部科学大臣賞受賞。
2004年11月、紫綬褒章受賞。

アラン・タイトス(バリトン)

ニューヨーク生まれの世界を代表するバリトン歌手。日本では1992年のミュンヘン国立歌劇場来日公演における、市川猿之助演出「影のない女」でのバラク役などが印象に残る。 ワーグナー作品においてもバイロイト歌劇場でのヴォータン役でヘルデン・バリトンとしての評価をゆるぎないものとした。1994年にはミュンヘン国立歌劇場より宮廷歌手の称号を与えられる。

キャスリン・フォスター(ソプラノ)

イギリス、ノッティンガム出身のソプラノ歌手。2001年以来ドイツのワイマール国立歌劇場と契約し「ボエーム」のミミ役で大きな成功を収める。その他、同歌劇場での「タンホイザー」エリザベート、「さまよえるオランダ人」のゼンタなどワーグナー作品でも高い評価を受け、2008年には「ニーベルングの指環」ブリュンヒルデ役に抜擢された。
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

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