菊地成孔
音楽家/文筆家/音楽講師、1963年千葉県銚子市生まれ。
25歳で音楽家デビュー。山下洋輔グループ、ティポグラフィカ(今堀恒夫主宰)、グランドゼロ(大友良英主宰)を経て、「デートコース・ペンタゴン・ロイヤルガーデン」「スパンクハッピー」といったプロジェクトを立ち上げるも、2004年ジャズ回帰宣言をし、ソロアルバム「デギュスタシオン・ア・ジャズ」「南米のエリザベス・テイラー」を発表した。現在ジャズサキソフォニストとして演奏するほか作詞、作曲、編曲、プロデュース等の音楽活動を展開。主宰ユニットに「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」と2007年に「デ−トコースペンタゴン・ロイヤルガーデン」を惜しまれつつも発展解散し、同年秋に結成した「菊地成孔 ダブ・セクステット」をもつ。
音楽、音楽講師、また執筆(音楽にとどまらずその対象は映画、料理、服飾、格闘技と幅広い)をよくし、「時代をリードする鬼才」「現代のカリスマ」「疾走する天才」などとも呼ばれている。小説家の菊地秀行氏は実兄。
菊地成孔オフィシャルHP“PEELISSE”
http://www.kikuchinaruyoshi.com/
菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール
菊地のソロ・アルバム『南米のエリザベステイラー』のステージ・アクト用に、2005年に結成。南米/欧州/アジア趣味を悪夢的な甘美さで統合した、総勢11名のストレンジ・オーケストラ(菊地のサックス/ヴォーカル以下、ハープ、バンドネオン、ストリングスカルテット、ツイン・パーカッション、ピアノ、ベース)。本公演は、これまで人気レパートリーに、最新アルバムからのレパートリーも加えたペペ・トルメント・アスカラールの活動としても集大成的な意味合いを持つ公演となるだろう。
早川純(ba)/吉田翔平(vl 1)/楢村海香(vl 2)/菊地幹代(vla)/徳澤青弦(vc)/鳥越啓介(b)/大儀見元(perc)/田中倫明(perc)/堀米綾(harp)/林正樹(pf)
菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール
菊地以下、盟友の坪口昌恭(ピアノ、エレクトロニクス)、パードン木村(リアルタイム・ダブ・エフェックツ)、鈴木正人(ベース)に加え、若手ナンバーワンの呼び声も高い類家心平(トランペット)、ジャズメン一家のサラブレッドである本田珠也(ドラムス)で2007年に結成。マイルス・デイヴィスの「第二期黄金クインテット」だぶを雛形に、ポリリズムやダブ処理を加えた、先鋭的でクールなサウンドを聴かせる。
UA(special guest)
![]() 公式HP http://www.uauaua.jp |
歌手。UAとはスワヒリ語で“花”“殺す”という対極的な意味を持つ言葉。1972年3月11日生まれ、大阪府出身。1995年6月ビクタースピードスターレーベルよりシングル「HORIZONE」でデビュー。デビュー当時からその個性的なルックスと存在感のある歌声で注目を集める。その後、様々な活動を経て、菊地とは2004年のツアーから音楽活動をともにし、2006年スタンダード・ジャズ・アルバム『cure jazz』を発表。東名阪ツアーも話題となる。今回の競演は2007年にオーチャードホールで『cure jazz』公演を行って以来、2年振りとなり、菊地成孔ダブ・セクステットへのゲスト参加は今回が初となる。 |