ゴージャズで切ない菊地成孔の(無/多)国籍
音楽家、文筆家、音楽講師。1963年生まれ。
アヴァンギャルド・ジャズからクラブシーンを熱狂させるダンス・ミュージックまでをカヴァーする鬼才。1984年音楽家としてプロデビューし、山下洋輔グループなどを経て、「デートコース・ペンタゴン・ロイヤルガーデン」「スパンク・ハッピー」といったプロジェクトを立ち上げるも、2004年にジャズ回帰宣言をし、ソロ・アルバム「デギュスタシオン・ア・ジャズ」「南米のエリザベス・テイラー」を発表。2006年にUA×菊地成孔名義で発表した「cure jazz」が大ヒット、つづいて映画「パビリオン山椒魚」サウンドトラック盤、菊地成孔とぺぺ・トルメント・アスカラールのアルバム「野生の思考」が発売された。著書に「スペインの宇宙食」「東京大学のアルバート・アイラー(上下)」など、またテレビ出演もしており、今春NHK教育テレビ「知るを楽しむ」にて4回にわたり「マイルス・デイヴィス」について語り、話題となった。音楽講師としては私塾「ペンギン音楽大学」を主宰するほか、映画美学校、国立音楽大学、東京藝術大学にても教鞭を執る。
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