ニューヨークを拠点にワールドワイドな活躍を続けるジャズ・ピアニスト、小曽根 真。
昨年開催した塩谷 哲とのピアノ・デュオコンサート“Duet” は早々に完売。満席のオーチャードホールを沸きに沸かせた小曽根が、生誕250年に沸いた“モーツァルト”の作品をもって再び帰って来る。

このアニバーサリー・イヤーに小曽根は、シャルル・デュトワ/NHK交響楽団と「ピアノ協奏曲第9番“ジュノム”」を共演するなど積極的にモーツァルトに取り組み、クラシックの正統的な枠組みの中にも、彼ならではの独創的なフレーズがちりばめられた演奏は絶賛されてきた。今回はスペシャル・ゲストとして出演するラテン・ジャズ界の大御所、パキート・デリヴェラ(サックス)がクラリネットで共演することからも予想されるように、ぐっと“オゾネ” 寄りにシフトしたモーツァルトが聴けそう。また、当日発表のシークレット・ゲストのピアニストが登場して“2台のピアノのための協奏曲”を披露してくれるのも大きな楽しみ!

タイトルの “REVENGE of MOZART” とは、35歳という若さで夭折したモーツァルトが、もし現在の世界に生きていたらきっとこんなふうに演奏を展開するのではないか?若死にしてしまった彼のかわりにその想いをかなえてやろう!という意気込みを表したもの。“小曽根”プロデュースのスペシャルコンサート、ぜひご期待ください!

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