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Bunkamura20周年記念特別企画
勅使川原三郎
ダブル・サイレンス―沈黙の分身
2009年3月21日(土)〜29日(日) 全6回
Bunkamuraシアターコクーン

沈黙は身体によって作られる いつ私は最も強烈に沈黙するか

勅使川原三郎

クラシックバレエを学んだ後、1981年より独自の創作活動を開始。 1985年、宮田佳と共にKARASを結成し、既存のダンスの枠組みではとらえられない新しい表現を追及。類まれな造形感覚を持って舞台美術、照明デザイン、衣装、音楽構成も自ら手掛ける。
光・音・空気・身体によって空間を質的に変化させ創造される、かつてない独創的な舞台作品は、ダンス界にとどまらず、あらゆるアートシーンに衝撃を与えるとともに高く評価され、国内のみならず欧米他、諸外国の主要なフェスティバルおよび劇場の招きにより多数の公演を行う。
自身のソロ作品、KARASとのグループ作品創作の他にも、パリオペラ座バレエ団、フランクフルトバレエ団、などヨーロッパの一流バレエ団からの依頼で作品を創作。日本人振付家として初めての快挙であると同時に、世界的先駆者となっている。
昨年開催された横浜トリエンナーレ2008でもインスタレーション作品「時間の破片- Fragments of Time 」を出品しており、また、12月にはシアターχにてオーストリアの作家ロベルト・ムージルの未完の大作「特性のない男」を題材に、演劇的アプローチを試みる身体実験劇場「ない男」を発表するなど、幅広い活動を続けている。

勅使川原三郎

1996年にKARASメンバーとなって以降、勅使川原振付の全てのグループ作品に出演。近年では振付助手も務め、「KAZAHANA」ではソリストとしても高く評価される。ローマで初演の「Scream and Whisper」では、共演のヴァスラフ・クーニェスとともに、仏・伊ダンス雑誌「Ballet 2000」の2005年度年間最優秀ダンサー賞を受賞。「消息」では、2007年度日本ダンスフォーラム賞受賞。勅使川原のグループ作品にはなくてはならないダンサーとなった。

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