沖仁さんに直接お会いしたのは、今年3月に行われたBlue Note TokyoでのLIVE終演直後の楽屋でした。白熱したLIVEの後にも関わらず気持ちよくお話してくださり、このようなお人柄だからこそテクニックのみならず豊かな音楽で皆を魅了できるのだと感じました。それから、アントニオ・ロペス展のために曲を提供していただき、オープニングセレモニーでも演奏をしていただいたりと、日本で初めてとなるこの作家の展覧会を一緒に盛り上げてくださっています。そして今回のギャザリング。ロペス作品もまた然り観る人によって捉え方は多様ですが、沖仁さんから発せられた言葉からは、ロペスが作品に描いた対象への愛だったり、制作スタイルに対する強いシンパシーが感じられ、ご一緒させていただいた我々もあたたかい気持ちになりました。
自身の曲が入った本展の音声ガイドも楽しんで聴いてくださっていました。皆様もこの機会に是非合わせてお楽しみください。沖仁さん、ありがとうございました!
高山(Bunkamuraザ・ミュージアム)
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