風景画を描くことは自分の内面の自画像を描き出すこと。そして個人的な記憶や感覚をオーバーラップさせながら様々な受け取り方ができるという点において鑑賞者の視点にも寛容だからテーマとして選択しているという、今回の展覧会のコンセプトそのものであるところのお話しをしてくださったRie fuさん。そんなRie fuさんの個展“工事現場フェチ展”がもうすぐ開催されます(7/11~7/17 ・場所:GINZA *GALLERY* HOUSE) !楽しみです。そして先日の"welcome to at Rie TOUR"(アトリエツアー)のライブの冒頭で行われたライブペインティング。イーゼルに立てかけられた白いキャンヴァス風にみえたものは、実は無地のジグゾーパズルで、ライブ後に解体して来場者に1ピースずつ配られました。そんなエスプリの効いた一人一人のファンを大切にする想いが感じられる演出も素敵でした。私もその素晴しい歌唱力、ほわっとした雰囲気の中にある表現者としての芯のとおった部分に魅せられて、すっかりRie fuさんのファンとなってしまいましたが、これからも1ファンとしてその音楽と絵画両方の制作活動に注目させていただきたいと思ってます。
高山(Bunkamuraザ・ミュージアム)
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