若木さんには、2004年の「流行するポップ・アート展」の際にギャザリングにご参加いただいたのですが、映像と静止画(写真)の両方でお仕事をされていてかつ作品のテーマに"家族“を据えている点で、ぜひ若木さんが「ルノワール+ルノワール展」をどうご覧になるのか伺ってみたいと思い、ふたたびお声掛けさせていただきました。お声掛けする前にすでに展覧会を観ていただいていたということに感激しつつ、静止画と映像、父と子、画家・監督と被写体といった今回のテーマをまさに踏襲するようなお話を聞くことができました。 「この展覧会を見るまでは画家ルノワールが得意ではなかったけど、これを観て好きになった」と言っていただけたのがうれしかったです。
海老沢(Bunkamuraザ・ミュージアム)
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