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Bunkamura Production 2025おどる夫婦

2025/4/10(木)~5/4(日・祝)
会場:THEATER MILANO-Za (東急歌舞伎町タワー6階)

長澤まさみ×森山未來 ダブル主演!
蓬莱竜太の新作書き下ろしは、とある夫婦の10年間の物語――

公演ビジュアルとスポット映像が解禁!

 

Bunkamura主催の公演では、2022年シアターコクーンにて上演の『広島ジャンゴ2022』で作・演出を務め好評を博し、今回が二度目の登場となる蓬莱竜太。
最新作『おどる夫婦』を来春、THEATER MILANO-Zaで上演いたします。
タイトルには、夫婦でもがく様、世間に翻弄される様、互いに主導権を握り、踊り・踊らされている様、あるいは、足並みをそろえて進もうとする様が投影されています。
人生100年時代と言われるこの時代に、10分の1の時間を共に過ごした夫婦の物語。長いのか短いのかもわからないその時間は、果たして二人に何をもたらすのか。ご期待ください。

 

<作品概要>
現代社会では非常に生きづらい性質を持っている夫婦。
故に二人は何となく協力するようにつがいになり、粛々と生活することを好んだ。
口にしたことはないが、自分たちのことを理解できるのは自分たちだけで、 互いに相手を理解していると思っていた。
しかし、世界は向こうから入り込んでくる。
共に生活する中で、やがてほころびが生まれたり、ズレが生まれてくる。
不器用な二人は、問題を上手く回避したり、解決するのが苦手であった。
ただ、世界に対してこの言いようのない焦燥感を理解できるのは、伴侶だけであると互いに信じている。信じようとしている。
二人にはわからない。自分たちは何で繋がっているのか。信頼とか絆とかよくわからない。愛がよくわからない。
そんな不器用な夫婦の10年の記録。

  • 作・演出・出演 蓬莱竜太コメント・プロフィール
    世界には夫婦の物語が無数に溢れていますが、新たな挑戦としてまだ言葉が見つかっていないような男女の関係を自分なりに描きたいと思っています。多分甘くない話です。だけど力のある作品にしたいです。
    長澤まさみさんとは数年前に一人芝居の企画でご一緒して以来です。非常にタフさが必要な稽古でしたが、作品に真っ向からぶつかる姿勢や眼差し、自分と戦っているような在り方がとても印象的でした。立ち姿の美しい役者さんだと思っています。
    森山未來さんは知り合ってから随分と年月が経ちますが、仕事をするのは初めてです。才能があらゆる方向に伸びている彼ですが、彼の核のようなものを探して、触れることが出来たらと思っています。未來くんの感性と融合しつつ演劇を造れることは大きな刺激です。
    二人のタッグが強力で素晴らしいことは既に立証されていますが、だからこそ新しい関係性の二人をお見せすることが出来たらと思っています。「夫婦」の二人を楽しみに劇場にお越しください。

    <プロフィール>
    1999年に劇団モダンスイマーズの旗揚げに参加。以降、全公演の作・演出を務める。19年の劇団公演『ビューティフルワールド』において第27回読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞。他、『まほろば』(08新国立劇場・栗山民也演出)で第53回岸田國士戯曲賞、『母と惑星について、および自転する女たちの記録』(16パルコ劇場・栗山民也演出)で第20回鶴屋南北戯曲賞、『消えていくなら朝』(18新国立劇場・宮田慶子演出)で第6回ハヤカワ悲劇喜劇賞、『雨とベンツと国道と私』(24東京芸術劇場シアターイースト)でバッカーズアワード演劇奨励賞受賞と数多くの演劇賞を受賞。映画・ドラマと映像作品での評価も高く、人形劇ムービー『しがらみ紋次郎〜恋する荒野路編〜』(21)では脚本のみならず初監督も務めた。近年の主な作品に、【舞台】『中村仲蔵~歌舞伎王国 下剋上異聞~』(24 演出)、『ひげよ、さらば』(23 脚本・演出)、『広島ジャンゴ2022』(22 作・演出)、『醉いどれ天使』(21 脚本)『不毛ドライブ』(21 作)、『首切り王子と愚かな女』(21 作・演出)、【映画】『劇場』(20 脚本)、『ピンクとグレー』(16 脚本)、【ドラマ】『平成細雪』(18 NHK BSプレミアム・脚本)、『コールドケース~真実の扉~』(16・18・20 WOWOW・脚本・各シリーズ一本)など。
  • 出演者コメント
    長澤まさみ:
     蓬󠄀莱竜太さんには2020年に一人芝居を演出していただくはずでしたが、感染症禍のため公演中止に。けれど一緒にプレ稽古は数回しており、その中で俳優のペースや得手不得手を見極めつつ、様々な提案をして下さる蓬󠄀莱さんは演出家として信頼できる方だと確信しました。
     また10代、20代それぞれに映画で共演させていただいた森山未來さんと、30代で初めて舞台をご一緒できることもとても嬉しくて。私にとって未來さんは、遥か先のことを見つめつつ挑戦を続けるアートの先駆者であり、頼もしい先輩のような存在。この舞台でも、たくさんのことを教えていただけるはず、と期待を膨らませています。そんな未來さんと、とても現代的で等身大の女性キヌとして演じる夫婦役、どんな関係性がそこには生まれるのでしょうか……。まだ蓬󠄀莱さんの頭の中にしかない物語が届く瞬間を、心待ちにしている「今」です。

    森山未來:
     『世界の中心で愛を叫ぶ』と『モテキ』。印象深い映画二作で共演した長澤まさみさんと、今度は舞台でご一緒できることを楽しみにしています。しかしながら、いずれの映画でも長澤さんは象徴的な女性として存在しており、そういった意味では僕は、未だに長澤さんのことを全然知らないのかもしれません。今回は夫婦役ということで、そもそも映画と舞台ではつくり方も過ごす時間も違いますし、クリエーションに期待が募ります。
     蓬莱竜太さんは、劇団モダンスイマーズの男芝居も魅力的ですが、最近の演劇ソロユニット『アンカル』の創作活動にも興味を持っていました。今回はどちらの作り方でいくのか、はたまた両方とも違うのか。まだわからないことも多いですが、演劇では久々の大規模のプロデュース公演。気持ちよく参加させていただくつもりです。

    松島聡:
     初めて観た蓬莱竜太さんの舞台は『広島ジャンゴ2022』で、「人間とは何か?」を深く探求されている方だと、劇中の愛憎渦巻く激しいドラマに衝撃を受けながら感じました。また若い俳優の個性を上手く活かして下さる劇作家・演出家さんという印象もあり、自分もどんな風に料理していただけるか、とても楽しみにしています。
     役については、「母と姉から愛情を注がれ、自立を望みながらしかねている青年」と伺いました。これまで、舞台では現実とはかけ離れた設定や役を演じることが多かったのですが、今回は等身大で現実とも地続きの設定になるのかなと。僕はどんな役でも共通点を探すことから始めるのですが、今回は家族のことや「自立とは何か」など、自分に向き合いながら考えることになりそうです。でも伊藤蘭さんが母で長澤まさみさんが姉という豪華な家庭環境は、しっかり楽しませていただきます(笑)。

    皆川猿時:
     長澤まさみさんとは『フリムンシスターズ』で、森山未來さんとは『メタルマクベス』『R2C2~サイボーグなのでバンド辞めます!~』でご一緒してます。長澤さんは絶対に弱音を吐かないんです。芯が強い。カッコいいの。僕は油断すると「疲れた」「お腹空いた」「帰りたい」ってすぐ言っちゃう(笑)。ええ、少しは見習わないといけません。森山さんの身体能力、ありゃなんですか、素直にうらやましいです。でも、僕があんなふうに動いたら、すぐケガしちゃうからなぁ、全然見習わなくていいか(笑)。というわけで、お二人と共演できるなら「是非!」と。ええ、ホント楽しみです。
     作・演出の蓬莱竜太さんとは、今回初めてご一緒します。何を求められ、どんな演出をされるのか、ええ、まったく予想できません(笑)。いやー、ワクワクしますねぇ。しかも、タイトル通り「夫婦」を巡る物語になるとか。どんな作品になるのか期待しかありません。…うおー!!!ええ、非っ常に興奮しております。よろしくお願いします。

    小野花梨:
     16歳で踏ませていただいた初舞台がBunkamuraさん製作の『8月の家族たち』で、ちょうど同じ頃、初めて挑戦した蓬莱竜太さんの出演者オーディションに落ちてもいます(笑)。あれから10年、26歳になった今。観客として拝見するたび「あの台詞を自分でも言ってみたい!」と熱望し続けた蓬󠄀莱作品に、やっと出演させていただくことができました! しかも、こんな素晴らしい先輩方ばかりの座組で、製作は初舞台と同じBunkamuraさん。稽古前の今からご褒美をいただいたようで、友人たちにも「絶対に面白い作品になるから」と既に宣伝しています(笑)。
     心を深く抉るような言葉とドラマに、ユーモアまでがにじむ蓬󠄀莱ワールド。男性が主軸のようでいて、女性のキャラクターがとても深く印象に残るところも大好きです。いただいたチャンスに応えられるよう、全力で食らいついていきたいと思っています!

    伊藤蘭:
     蓬莱竜太さんの作品には若い方々が多く参加されているイメージがあり、お声掛けいただけたことを嬉しく思っています。初めて拝見した蓬莱作品には世代を超えた人の心の機微が深く刻まれており、観劇後もジワジワと浸食され続けるような〝ジワる〟感覚を味わいました。いただいたプロットを読み、今作もそんな、観た人の心に長く残る作品になるのではないかと期待を膨らませています。
     役柄は長澤まさみさんと松島聡さん姉弟の母・朋恵とのこと。近年、特に演劇でいただくお役はエネルギッシュと言えば聞こえが良いのですが、何故か強烈でエキセントリックな女性が多く、今回もそこに連なるキャラクターになるかどうか……はまだわかりません(笑)。けれど日本の社会、そこに潜む歪みにも迫るドラマになる予感もしているので、蓬莱さんが届けて下さる戯曲を楽しみに待ちたいと思っています。
  • チケット先行販売
  • 年会費無料

概要

スタッフ

作・演出:蓬莱竜太

音楽:国広和毅 美術:岩本三玲 照明:吉本有輝子 音響:長野朋美 映像:松澤延拓 衣裳:坂東智代 ヘアメイク:板垣実和 演出助手:大堀光威 舞台監督:榎太郎
制作助手:梶原千晶 制作:小泉廉太郎、寺田真成美 プロデューサー:武内純子
チーフ・プロデューサー:森田智子 エグゼクティブ・プロデューサー:加藤真規

出演

長澤まさみ、森山未來、松島聡、皆川猿時、小野花梨、内田慈、岩瀬亮、内田紳一郎、伊藤蘭

公演日程

2025/4/10(木)~5/4(日・祝)

2025年
4月
10
(木)
11
(金)
12
(土)
13
(日)
14
(月)
15
(火)
16
(水)
17
(木)
18
(金)
19
(土)
20
(日)
21
(月)
22
(火)
13:00

18:00
2025年
4月
23
(水)
24
(木)
25
(金)
26
(土)
27
(日)
28
(月)
29
(火)
30
(水)
2025年
5月
1
(木)
2
(金)
3
(土)
4
(日)
13:00
13:00
18:00 18:00

※★印の回は収録のため、客席にカメラが入ります。予めご了承ください。

会場

THEATER MILANO-Za (東急歌舞伎町タワー6階)

東京都新宿区歌舞伎町1-29-1 東急歌舞伎町タワー6階

アクセス

[主催/企画・製作]
Bunkamura

【大阪公演】
2025/5/10(土)~5/19(月)
会場:森ノ宮ピロティホール
主催:サンライズプロモーション大阪
お問合せ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(12:00~17:00※日祝は休業)

【新潟公演】
2025/5/24(土)・5/25(日)
会場:りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・劇場
主催:サンライズプロモーション北陸/公益財団法人新潟市芸術文化振興財団/TeNYテレビ新潟
お問合せ:サンライズプロモーション北陸 025-246-3939(火~金12:00~16:00/土10:00~15:00)

【長野公演】
2025/5/31(土)・6/1(日)
会場:サントミューゼ 大ホール(上田市交流文化芸術センター)
主催:サンライズプロモーション北陸/NBS長野放送
お問合せ:サンライズプロモーション北陸 025-246-3939(火~金12:00~16:00/土10:00~15:00)

チケット情報

料金

S席:¥12,500 注釈付きS席:¥12,500 A席:¥9,500(税込・全席指定)
※注釈付きS席は場面によりご覧になりにくい場合がございます。ご了承の上、ご購入ください。

<ご注意>下記、注意事項がございます。予めご了承くださいますようお願いいたします。
※未就学児のご入場はご遠慮いただいております。
※公演中止、または、主催者がやむを得ないと判断する場合以外のチケットの払い戻しはいたしません。
※チケットご購入後の内容の変更、キャンセルはできません。
※チケット券面に購入者氏名が印字されます。
※3/10(月)以降は残席がある場合のみお取り扱いいたします。
※車椅子スペース(S席相当)には限りがございます。車椅子でご観劇のお客様は座席指定券をご購入の上、お早目にBunkamuraへご連絡ください。
S席をお持ちでないお客様は差額をお支払いいただきますので予めご了承くださいますようお願いいたします。また、お座席でご観劇の場合も当日スムーズにご案内をさせていただくため、公演日前日までにご購入席番をBunkamuraへご連絡ください。
※営利目的でのチケットの購入ならびに転売は固くお断りいたします。
※最新情報はホームページにてご確認の上ご来場ください。
※当劇場では時差退場を実施しております。ご退場の際にはご協力をお願いいたします。
※当劇場は6階までエスカレーターをご利用いただくため(車椅子のご利用など一部のお客様は除く)、お時間に余裕を持ってご来場ください。

MY Bunkamura先行発売

抽選制

2025/1/18(土)12:00〜2025/1/24(金)23:59

※MY Bunkamura抽選先行は【2024/12/20(金)時点】で、すでにMY Bunkamuraにご登録のある方のみが対象となります。
※お申込みは、1登録者につき1回のみ、第3希望まで。枚数制限は1公演につき2枚まで。
※抽選結果は、1/28(火)よりメールにてご案内いたします。
※抽選結果発表予定日を過ぎてもメールが届かない場合は、「マイページ」よりご確認ください。
※チケットご購入後の変更・キャンセルはできません。
※チケット券面に購入者氏名が印字されます。

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先着制

受付期間:2025/2/8(土)10:00 ~ 2025/3/8(土)23:59まで。
※座席選択可能 
※枚数制限は1回の受付につき2枚まで。

オンラインチケット購入

MY Bunkamuraとは

一般発売

2025/3/9(日) 10:00

枚数制限

発売初日のみ1回の受付につき2枚まで。

チケット取扱い

Bunkamuraでのお申込み
お電話
Bunkamuraチケットセンター(オペレーター対応/10:00~17:00)
03-3477-9912 <3/9(日)発売日初日特電>
03-3477-9999 <3/10(月)以降、残席がある場合のみ取扱いあり>

※営業時間は変更となる場合がございます。最新情報はBunkamuraホームページでご確認ください。
チケットカウンター
<3/10(月)以降、残席がある場合のみ取扱いあり>
東急シアターオーブ/Bunkamuraチケットカウンター<渋谷ヒカリエ2F 11:00~18:00>
インターネット

※本公演のBunkamuraでの一般発売日<3/9(日)>は、Bunkamuraチケットセンター特別電話及びオンラインチケットMY Bunkamura(PC、スマートフォン)での受付となります。
東急シアターオーブ/Bunkamuraチケットカウンター(店頭)での販売はございません。
※電話または店頭でお申込みの場合は、ご利用前に必ず「Bunkamura チケット販売サービス利用規約」https://www.bunkamura.co.jp/ticketguide/t_kiyaku.html をご一読ください。
※営業時間の最新情報は https://www.bunkamura.co.jp/topics/3491.html をご確認ください。 ※Bunkamura1Fのチケットカウンターは休業中

チケットガイド

その他プレイガイドでのお申込み
インターネット

チケットぴあ
https://w.pia.jp/t/odorufuufu/ (PC・スマホ共通/座席選択可)

イープラス
https://eplus.jp/odorufuufu/ (PC・スマホ共通/座席選択可)<毎月第1・第3木曜日の2:00AM~8:00AMを除く>

ローソンチケット
https://l-tike.com/odorufuufu/ (PC・スマホ共通/発売日翌日以降は座席選択可)

店頭

チケットぴあ
セブン-イレブン(24時間/毎週火曜日・水曜日の1:30AM~5:30AMを除く)<Pコード:531-141>

イープラス
ファミリーマート店舗(座席選択可)<毎月第1・第3木曜日の2:00AM~8:00AMを除く>

ローソンチケット
ローソン・ミニストップ店内Loppi<Lコード:33909>

お問合せ

Bunkamura 03-3477-3244<10:00~18:00>

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