COCOON PRODUCTION 2023
DISCOVER WORLD THEATRE vol.13
アンナ・カレーニナ

COCOON PRODUCTION 2023
DISCOVER WORLD THEATRE vol.13
アンナ・カレーニナ

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    INTRODUCTIONみどころ

    ロシア文学不朽の名作をついに舞台化!
    愛と結婚、家族、自由、そして「生きること」の意味を問う

    ロシアを代表する文豪であるレフ・ニコラエヴィチ・トルストイが1800年代後半に書き上げた長編小説『アンナ・カレーニナ』は、世界中から称賛され、「芸術上の完璧であって、現代、ヨーロッパの文学中、なに一つこれに比肩することのできないような作品」と言わしめたロシア文学の金字塔です。

    この名作を、イギリスの気鋭の演出家フィリップ・ブリーンが新解釈で戯曲化し、演出します。アンナ、ヴロンスキー、カレーニンの三角関係を中心に描かれることが多い作品ですが、今回のフィリップ版では、破滅に向かうアンナの「愛」と、未来への希望を感じさせるリョーヴィンとキティの「純愛」とを対照的に描きます。

    タイトルロールとなるアンナ・カレーニナを演じるのは、宮沢りえ。さらに、コンスタンチン・リョーヴィンを浅香航大、アレクセイ・ヴロンスキーを渡邊圭祐、エカテリーナ・シチェルバツカヤ(キティ)を土居志央梨、ダーリャ・オブロンスカヤ(ドリー)を大空ゆうひ、シチェルバツカヤ公爵夫人を梅沢昌代、ステパン・オブロンスキーを梶原善、アレクセイ・カレーニンを小日向文世と、若手からベテランまで豪華キャストが結集しました。

    激動する19世紀後半のロシア貴族社会の人間模様を描いたトルストイの長編大作が、フィリップの手によってどのように現代に蘇るか、どうぞご期待ください!

    STORYストーリー

    19 世紀ロシア。美しく魅惑的な社交界の華アンナ・カレーニナは、著名な政府高官の夫カレーニンと一人息子と共にサンクトペテルブルクに暮らしていた。

    ある日、モスクワを訪れたアンナは、若き青年将校ヴロンスキー伯爵と出会う。一目で惹かれ合う二人。熱烈なヴロンスキーからのアプローチを拒絶し続けるアンナだったが、自分の心を偽ることができず、ついにヴロンスキーと恋に堕ちる。

    カレーニンは妻アンナの気持ちと行動を知りつつ、体面を保つために妻に忠告するにとどめていたが、当然心中穏やかではいられない。そんな夫にアンナは、堂々と「ヴロンスキーを愛している」と告げるのだった。若くして結婚したアンナにとって、それは“初めての恋”にほかならなかったのだ。

    カレーニンとの離婚が成立しないまま、アンナはヴロンスキーとの間に娘をもうけ、一緒に暮らし始める。だが社交界の掟を破ったアンナに周囲が注ぐ視線は、当然冷たい。ヴロンスキーとの愛に全てを捧げる覚悟を決めていたアンナだったが、次第に精神的にも追い詰められていく。

    一方、アンナの兄オブロンスキーは、自身の浮気が原因で妻ドリーとの夫婦仲が危機に瀕していたが、アンナの取りなしでどうにか事なきを得ていた。

    オブロンスキーの若き友人リョーヴィンはドリーの妹キティに一度求婚するも、ヴロンスキーに夢中だったキティにあえなく振られ、田舎で農地経営に精を出していた。キティもまたヴロンスキーへの淡い恋心を踏みにじられ、愛を信じられなくなっていたが、勇気を出したリョーヴィンからの二度目のプロポーズを受け入れる。リョーヴィンとキティは真実の愛を手に入れ、地に足の着いた暮らしを始めるのだった。

    不安定なアンナを支えるヴロンスキーに対し、アンナは勝手に新たな女性の影を感じていた。疑心暗鬼にかられたアンナは朦朧と街をさまよい──。

    DIRECTOR演出

    フィリップ・ブリーン

    フィリップ・ブリーン

    PROFILE

    グラスゴー・シチズンズシアターにてブレヒトの『アルトロ・ウィの抑え得た興隆』にて演出家としてプロデビュー。その後、ロイヤルオペラ、ロイヤルシェイクスピアカンパニー(RSC)、チチェスターフェスティバルシアターにてアシスタントディレクターを務め、スティーブン・ピムロット、マーティン・ダンカン、ナンシー・メックラー、そしてグレゴリー・ドーランといった演出家の元で確かな実績を踏む。

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    独立してからの30本以上に及ぶ自身の演出作品は、Fringe Firsts, Critics Association Awards for Theatre in Scotland, Time Out NewYork "Best of" Awards, Off Broadway Stonys, Stage Awards and The Holden StreetTheatre Awardなど様々な演劇賞を受賞もしくはノミネート。新作から、古典戯曲、ミュージカル、ジャズキャバレー、コメディまで幅広い分野の作品を演出。また、アシスタントディレクター時代も含め、ウエストエンド、オフブロードウェイ、東京、シドニー、メルボルン、ドバイ、LAなど世界各地での上演を経験。

    古巣RSCでの演出家デビューは、2012年(~13年)の『ウィンザーの陽気な女房たち』で劇評家達をうならせ大好評を博した。そして、2014年ロンドン・トライシクル劇場で演出したサム・シェパード作『TRUE WEST~本物の西部』が劇評各紙で高く評価され、一躍その名を広める。(2013年グラスゴー・Citizens Theatreで上演した作品のリバイバル)。また2014年12月RSC『The Shoemaker's Holiday』も好評を博し、2015年5月『地獄のオルフェウス』にて、日本で念願の演出家デビューを果たし、見事に成功を収めた。2017年RSCの新しいプロダクションで、リチャード・ビーン新作『THE HYPOCRITE(偽善者)』を演出。2019年2月には英国を代表する世界的デザイナー、ヴィヴィアン・ウエストウッドの2019-2020年秋冬ロンドンコレクションを演出するなど活躍の場を広げている。

    シアターコクーンDISCOVER WORLD THEATREシリーズは、2017年12月『欲望という名の電車』、2019年1月『罪と罰』、2021年6月『夜への長い旅路』を演出。すべての作品においてキャストの実力をいかんなく発揮させ、好評を博す。同シリーズの最多登場を誇る。

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    DISCOVER WORLD THEATRE

    CAST出演者

    • 宮沢りえ

      宮沢りえ

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      PROFILE宮沢りえ プロフィール

      11歳でモデルデビュー。1989年初主演映画『ぼくらの七日間戦争』で日本アカデミー賞新人賞を受賞。2001年には香港映画『華の愛〜遊園驚夢〜』でモスクワ国際映画祭主演女優賞、2003年『たそがれ清兵衛』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞、2004年『父と暮せば』でブルーリボン賞主演女優賞を、更に7年ぶりの映画主演作となった『紙の月』(14)では東京国際映画祭最優秀女優賞ほか多数の賞を受賞。2017年には映画『湯を沸かすほどの熱い愛』において第41回報知映画賞で史上初の3度目となる主演女優賞、第40回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞も受賞している。また、2019年に公開された『人間失格 太宰治と3人の女たち』で5度目となる日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞したのも記憶に新しい。映画・ドラマ・CMといった映像作品だけでなく、舞台にも積極的に出演し、2018年に第25回読売演劇大賞の大賞および最優秀女優賞を受賞している。近年の舞台出演作として『泥人魚』(21)、『死と乙女』(19)、『近松心中物語』(18)、『クヒオ大佐の妻』『ワーニャ伯父さん』『足跡姫 〜時代錯誤冬幽霊〜』(17)、『ビニールの城』『コペンハーゲン』『元禄港歌-千年の恋の森-』(16)など。

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    • 浅香航大

      浅香航大

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      PROFILE浅香航大 プロフィール

      2008年より俳優活動を開始。2011年に『花ざかりの君たちへ イケメン☆パラダイス』で連続ドラマ初出演、2012年には『桐島、部活やめるってよ』で映画初出演を果たした。また、2014年にはNHK連続テレビ小説『マッサン』に出演するなど、多くの作品で活躍している。近年の主な出演作として【舞台】『AZUMI 幕末編』(15)、『なかやざき「フランダースの負け犬」』(14)、『タンブリング vol.3』(12)、【映画】『チェリまほTHE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』(22)、『あなたの番です 劇場版』『犬部!』(21)、『滑走路』『とんかつDJアゲ太郎』『劇場』(20)、『見えない目撃者』『チア男子!!』(19)、『南瓜とマヨネーズ』(17)、【ドラマ】『オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜』(22・YTV)、『異世界居酒屋「のぶ」Season2~魔女と大司教編~』(22・WOWOW)、『花嫁未満エスケープ』(22・TX)、『今夜はコの字で Season2』(22・BSTX)、『村井の恋』(22・TBS)、『わげもん~長崎通訳異聞~』(22・NHK)、『君と世界が終わる日に』(21・NTV×Hulu)、『心の傷を癒すということ』(NHK・20)など。2023年1月に『花嫁未満エスケープ 完結編』(TX)、『異世界居酒屋「のぶ」Season3~皇帝とオイリアの王女編~』(WOWOW)、『探偵ロマンス』(NHK)が放送スタート。また2023年春には映画『ひとりぼっちじゃない』の上映が控えている。

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    • 渡邊圭祐

      渡邊圭祐

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      PROFILE渡邊圭祐 プロフィール

      モデルとして活動後、オーディションで『仮面ライダージオウ』のキャストに抜擢され、初のドラマ出演を果たす。近年、様々な作品で活躍しており、2021年には『彼女を笑う人がいても』にて、初舞台を踏んだ。近年の主な出演作として、【映画】『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』(22)、『ブレイブ-群青戦記-』(21)、【ドラマ】『やんごとなき一族』(22・CX)、『推しの王子様』(21・CX)、など。現在、ドラマ『私のシてくれないフェロモン彼氏』(TBS)が放送中、12月23日には映画『ブラックナイトパレード』、2023年1月6日には映画『恋のいばら』、3月17日には映画『わたしの幸せな結婚』の上映が控えている。

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    • 土居志央梨

      土居志央梨

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      PROFILE土居志央梨 プロフィール

      大学在学中より、オーディションを経て数々の舞台、映画に出演。林 海象監督の「彌勒」で13年映画デビュー。近年の主な出演作は、【舞台】『「人の気も知らないで」「かぞくららばい」』『広島ジャンゴ2022』(22)、『夜への長い旅路』(21)、『立ち止まる人たち』(20)、『グリークス』(19)、『グレーテルとヘンゼル』(18・19)、『木ノ下歌舞伎・東海道四谷怪談』(17)、【映画】 『夜明けまでバス停で』 『世の中にたえて桜のなかりせば』(22)、『CHAIN /チェイン』(21)、『二人ノ世界』(20)、『祈りの幕が下りるとき』『サヨナラ家族』『108~海馬五郎の復讐と冒険~』(19)、『リバーズ・エッジ』(18)、【ドラマ】『初恋の悪魔』(22・NTV)、『シェフは名探偵』(21・TX)、大河ドラマ『青天を衝け』(21・NHK)、連続テレビ小説『おちょやん』『太陽の子』(20・NHK)、『小さな神たちの祭り』(20・BS-TBS)など。

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    • 西尾まり

      西尾まり

    • 菅原永二

      菅原永二

    • 深見由真

      深見由真

    • 金子岳憲

      金子岳憲

    • 井上夏葉

      井上夏葉

    • 高間智子

      高間智子

    • 片岡正二郎

      片岡正二郎

    • 真那胡敬二

      真那胡敬二

    • 大空ゆうひ

      大空ゆうひ

      プロフィール

      PROFILE大空ゆうひ プロフィール

      東京都出身。宝塚歌劇団宙組トップスターとして数々の話題作に出演。2012年に退団後、2013年にシアターコクーンでの『唐版 滝の白糸』で主演を務めて以降、現在に至るまで舞台を中心に活躍中。近年の主な出演作に、【舞台】『マーキュリー・ファー』『お勢、断行』(22)、『楽屋~流れ去るものはやがてなつかしき~』『羽世保スウィングボーイズ』『キオスク』(21)、『銀河鉄道の父』(20)、朗読劇『Tales of Love お七-最初で最後の恋-』『鎌塚氏、舞い散る』(19)、【映画】『カイジ ファイナルゲーム』(20)、【ドラマ】『家政夫のミタゾノ』(16)など。

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    • 梅沢昌代

      梅沢昌代

      プロフィール

      PROFILE梅沢昌代 プロフィール

      文学座を経て、舞台・映画・ドラマなど幅広く活躍。『父と暮せば』で第2回読売演劇大賞優秀女優賞を受賞、『箱根強羅ホテル』で第40回紀伊國屋演劇賞を受賞、『ピアフ』で第41回菊田一夫演劇賞を受賞。2022年、劇団ヒトハダ旗揚げに参加。近年の主な出演作に【舞台】『パラダイス』『ザ・ウェルキン』『僕は歌う、青空とコーラと君のために』『ピアフ』(22)、『天保十二年のシェイクスピア』(20)、『人形の家 Part2』『ハル』(19)、『ピアフ』『消えていくなら朝』『アンチゴーヌ』(18)、【映画】『最高の人生の見つけ方』『宮本から君へ』(19)、【ドラマ】『親愛なる僕へ殺意をこめて』(22・CX)、『雨に消えた向日葵』(22・WOWOW)、『カナカナ』(22・NHK)、『マイファミリー』(22・RX)、『おいハンサム‼︎』(22・THK)、大河ドラマ『青天を衝け』(21・NHK)、『コントが始まる』(21・NTV)、『知ってるワイフ』(21・CX)、大河ドラマ『おんな城主 直虎』(17・NHK)など。

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    • 梶原善

      梶原善

      プロフィール

      PROFILE梶原善 プロフィール

      三谷幸喜主宰・東京サンシャインボーイズを経て、舞台、テレビ、映画などで幅広く活躍している。近年の主な出演作に、【舞台】『お勢、断行』(22)、『検察側の証人』『目頭を押さえた』(21)、『十二人の怒れる男』『23階の笑い』(20)、『奇子』『~崩壊シリーズ~「派」』 (19)、『修羅天魔 髑髏城の七人 Season 極』(18)、『お勢登場』『~崩壊シリーズ~リメンバーミー』『髑髏城の七人 Season 鳥』(17)、【映画】『コンフィデンスマンJP 英雄編』(22)、『マスカレード・ナイト』(21)、『マスカレード・ホテル』『記憶にございません!』(19)、【ドラマ】『ファーストペンギン!』(22・NTV)、『エルピス-希望、あるいは災い-』(22・KTV)、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(22・NHK)、『ナイトドクター』(21・CX)、『遺留捜査』(21・EX)など。2023年2月には映画『湯道』、3月には『ロストケア』の上映が控えている。

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    • 小日向文世

      小日向文世

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      PROFILE小日向文世 プロフィール

      1977年にオンシアター自由劇場に入団。1996年の同劇団解散まで中核的存在として活躍し、解散後は映像にも活動の場を広げる。2004年に映画『銀のエンゼル』で初の主演、2008年には『あしたの、喜多善男 - 世界一不運な男の、奇跡の11日間 -』(CX)で連続ドラマ初主演を果たす。ドラマ『HERO』(CX)やNHK大河ドラマ『風林火山』(07)、『真田丸』(16)など数多くの作品に出演。2011年には舞台『国民の映画』で第19回読売演劇大賞 最優秀男優賞を受賞。2012年には映画『アウトレイジビヨンド』第86回キネマ旬報ベスト・テン 助演男優賞を受賞している。近年の主な出演作に、【舞台】『スカパン』『私の恋人beyond』(22)、『COCOON PRODUCTION 2021+大人計画 パ・ラパパンパン』(21)、『ART』(20)、『オフィス3○○ 私の恋人』(19)、『ヘッダ・ガブラー』(18)、【映画】『コンフィデンスマンJP 英雄編』『“それ”がいる森』(22)、『奥様は、取り扱い注意』『マスカレード・ナイト』(21)、『コンフィデンスマンJP プリンセス編』(20)、『マスカレード・ホテル』『かぞくわり』『コンフィデンスマンJP』『カツベン!』(19)『祈りの幕が下りる時』(18)、【ドラマ】『競争の番人』(22・CX)、『嫌われ監察官 音無一六』(22・TX)、『欠点だらけの刑事』(21・EX)、『緊急取調室』(21・EX)、『イチケイのカラス』(21・CX)、『教場Ⅱ』(21・CX)、『セブンティウイザン』(20・NHKBS)、『危険なビーナス』(20・TBS)、『MIU404』(20・TBS)など。2016年から『ぶらり途中下車の旅』(NTV)のナレーションを務めている。

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    • 石田莉子

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    • 大廣アンナ

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    • 渡辺心優

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