ストラスブール美術館所蔵 語りかける風景
2010年5月18(火)−7月11日(日)
Bunkamura ザ・ミュージアム
展覧会概要・見所
高原を吹き抜ける爽やかな風―。こんなヨーロッパの風景のイメージは、ある人にとっては憧れであり、ある人にとっては懐かしい思い出です。しかしその風景は、画家の眼差しを通して初めて風景画となるのです。つまり語りかけているのは実はその風景を選んだ画家であって、私たちはその画家が描いた作品に感動しているのですが、描かれたその風景は、それでも私たちを、遠い国への旅へと誘いつづけます。
ヨーロッパで風景が描かれるようになったのは、15世紀のイタリアであると言われています。最初は物語の背景に過ぎなかったものが、次第に独立したジャンルへと発展していき、今日のような風景画が誕生したのは19世紀のことでした。自然主義、写実主義の流れのなかで、画家たちは飾らない風景そのものをテーマに描き、印象派のように光や大気までをも描くようになったのです。また一方では、自らの心模様をそこに重ね合わせる画家も現れました。
本展はフランスとドイツの伝統が交わるフランス・アルザス地方の豊かな文化都市ストラスブールの美術館から厳選された、約80点で構成される風景画の展覧会です。窓、人物、都市、水辺、田園、木という6つのテーマから近代の風景画の全体像を追いながら、ヨーロッパの風景の中を走り抜ける列車の車窓からの眺めを楽しむように、これらの風景画を堪能していただきたいと思います。
ストラスブール美術館のコレクションがまとまったかたちで紹介されるのは、日本で初めてとなります。
身近な自然の風景の中に美しさを見出した19世紀半ばのコローやバルビゾン派の秀作から、19世紀末の印象派のモネ、シスレー、ピサロ、そして20世紀のカンディンスキー、デュフィ、ピカソにいたる“風景画”の流れをテーマに分けて紹介します。
窓からの風景」「人物のいる風景」「都市の風景」「水辺の風景」「田園の風景」「木のある風景」の6つの章で構成。ヨーロッパの田園地帯を走る列車の車窓からの眺めを楽しむように会場で移り変わる風景画を堪能することができます。
展覧会概要
会 期 |
2010年5月18(火)−7月11日(日) 開催期間中無休 |
開館時間 |
10:00−19:00(入館は18:30まで) 毎週金・土曜日21:00まで(入館は20:30まで) |
会 場 |
Bunkamuraザ・ミュージアム |
交通案内 |
電車の場合 /お車の場合 |
主 催 |
Bunkamura、毎日新聞社 |
後 援 |
フランス大使館、東京日仏学院 |
協 力 |
ルフト ハンザドイツ航空 |
企画協力 |
ホワイトインターナショナル |
お問合せ |
03-3477-9413 (Bunkamuraザ・ミュージアム) |
巡回先 |
熊本県立美術館 2010年4月3日(土)−5月9日(日) 石川県立美術館 2010年7月22日(木)−8月23日(月) 岐阜県美術館 2010年9月1日(水)−10月17日(日) 秋田市立千秋美術館 2010年10月23日(土)−11月28日(日) |





