シアターコクーン・オンレパートリー2017 24番地の桜の園

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チェーホフの最高傑作『桜の園』が登場
串田和美がシアターコクーンに新たな伝説を生む

 アントン・チェーホフの最高傑作にして生涯最後の戯曲『桜の園』は、『かもめ』『ワーニャ伯父さん』『三人姉妹』とともに「チェーホフ四大戯曲」と呼ばれ、1904年モスクワ芸術座での初演以来、世界中で親しまれ続けてきた西洋戯曲だ。日本では1915年の初演以来、現在まで繰り返し上演され、数々の名優たちが演じてきた。

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 今回、演出を手がけるのはシアターコクーン初代芸術監督を務め、演劇界を牽引し続ける串田和美。今回が初めてのチェーホフ作品の演出となる。串田版『桜の園』は、原作をベースに独自の視点を加え新たな世界を構想している。チェーホフの短篇小説や一幕劇などを挿入し、俳優は『桜の園』の登場人物を演じるのみならず、あるときはチェーホフの小説に出てくる役を演じ、あるときは役の化身を演じる。魂のようなものが舞台一面に漂っているようなノスタルジックな世界を生み出すべく、様々な役を演じ分けることになりそうだ。
 ロパーヒンを演じるのは、5年振りの舞台出演となる高橋克典。串田とは1999年『セツアンの善人』以来、久々にタッグを組む。ロパーヒンについて串田は次のように言っている。「『無法松の一生』の阪東妻三郎が演じた松五郎みたいな部分もある。農奴の出身の男が憧れの人のために生きるけど、そこには喜びだけではなく、哀しみもある」。さらに高橋が演じることについて「克典さんが撮影のときにソファに首を垂らす様子がロパーヒンの複雑な心情と重なった。克典さんは何を考えていたんだろう」と役の内面のイメージも膨らます。『24番地の桜の園』というタイトルも串田がシアターコクーンの住所から着想を得て付けたもの。「ロシアの話でありながら東北のさくらんぼ畑のような、重層的なイメージを感じる作品にしたい」とも語る串田は個性豊かな俳優陣とどのような魅力溢れる作品に仕上げていくのか。ここでしか味わえない『桜の園』が今から待ち遠しい。

原作『桜の園』あらすじ

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20世紀初頭のロシア。“桜の園”と呼ばれる領地。地主であるラネーフスカヤが娘・アーニャとともにパリから5年ぶりに帰国した。待ち受ける兄のガーエフ、養女のワーリャは再会を喜ぶが、一家の財産は尽き、地所の“桜の園”は売却を迫られていた。一家につかえてきた農奴の家の出であるロパーヒンは、今は若き商人として頭角を現している。“桜の園”の売却を避けるべく、ロパーヒンは別荘地として貸し出す事を提案するが、ラネーフスカヤとガーエフは現実を直視しようとしない。
娘のアーニャは、亡き弟の家庭教師であったトロフィーモフと未来を語り合う。ワーリャとロパーヒンは以前から互いに思い合っているが、どちらからも歩み寄れないままでいる。
“桜の園”が競売にかけられる当日にも舞踏会を開いているラネーフスカヤ。競売の行方に気もそぞろの夫人に、駆け戻ったロパーヒンが“桜の園”を競り落としたのは自分だと告げる――。

  • 串田和美/演出・脚本・美術・出演

    プロフィール

    65年、俳優座養成所を卒業し文学座入団。翌年には佐藤信、斎藤憐、吉田日出子らとともに劇団自由劇場を結成(後にオンシアター自由劇場と改名)。代表作である「上海バンスキング」「もっと泣いてよフラッパー」など数々の作品で人気を集める。85年から11年間、Bunkamuraシアターコクーン初代芸術監督を務め、03年4月には、まつもと市民芸術館館長兼芸術監督に就任。現在同館の芸術監督を務めている。近年の主な作品に「兵士の物語」(13)演出、「コクーン歌舞伎・天日坊」(12)「三人吉三」(14)「四谷怪談」(16)演出・美術、「もっと泣いてよフラッパー」(14)「漂流劇ひょっこりひょうたん島」(15)「遥かなるブルレスケ~とんだ茶番劇~」(16)「メトロポリス」(16)「K・テンペスト2017」「或いはテネシーワルツ」(17)「空中キャバレー2017」出演・演出。映画、「蜩の記」(14)、テレビ「第二楽章」(13)「はつ恋」(15)など。14年、監督として「三人吉三」をNewシネマ歌舞伎で公開。15年、シビウ国際演劇祭に参加。「幽霊はここにいる」演出、「スカパン」潤色・美術・演出を上演、「シビウ・ウォーク・オブ・フェイム」を受賞。

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CASTキャスト

  • 高橋克典

    プロフィール

    1964年12月15日生まれ。神奈川県出身。93年「抱きしめたい」での歌手デビューに続き、同年、TVドラマ「ポケベルが鳴らなくて」で俳優デビュー。99年、「サラリーマン金太郎」で大ブレイク。シリーズ化され04年まで続く大ヒット作となった。その後の主演作「特命係長只野仁」(03~12)も大ヒット。BSジャパン「ワタシが日本に住む理由」NHK Eテレ「ららら♪クラシック」のメインMCを務めるなど、多分野において活躍。舞台出演は「十三人の刺客」(12)以来5年ぶり、「セツアンの善人」(99)以来の串田和美演出作品となる。

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  • 風間杜夫

    プロフィール

    1949年4月26日生まれ。東京都出身。77年以降つかこうへい事務所の舞台に出演。映画「蒲田行進曲」(82)では、日本アカデミー賞最優秀助演男優賞など多数受賞。舞台、映画、TVドラマ、ナレーションとマルチに活躍するだけでなく、落語に取り組むなど実力派俳優として第一線を走り続けている。近年の出演作として、舞台「国民の映画」(14)、「ジュリエット通り」(14)、「正義の味方」(14)、「熱海殺人事件」(15) 、「世界」(16)、ドラマ「マッサン」(15)、「HOPE」(16)、映画「スキャナー」(16)、「本能寺ホテル」(17)など。2018年NHK大河ドラマ「西郷どん」に出演。

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  • 八嶋智人

    プロフィール

    1970年9月27日生まれ。奈良県出身。90年、松村武らと共に劇団カムカムミニキーナを旗揚げ。以降、劇団の看板俳優として活動し続ける一方、ドラマ「古畑任三郎」や「トリビアの泉~素晴らしきムダ知識の泉~」等のバラエティ番組への出演を機にブレイク。以降、数々のドラマ、映画、ラジオ、CM等に出演。主な出演作にTVドラマ「HERO」(01-14)、「マッサン」(15)、映画「秋深き」(08)、「円卓」(14)、「アーロと少年(声の出演)」(16)、「ルドルフとイッパイアッテナ(声の出演)」(16)、近年の舞台出演は劇団本公演の他、「國語元年」(15)、「あたらしいエクスプロージョン」(17)など。

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  • 松井玲奈

    プロフィール

    1991年7月27日生まれ。愛知県出身。08年にSKE48の一期生としてデビュー。15年8月に同グループを卒業後、ドラマ・映画・舞台・バラエティ出演の他、書評や脚本の執筆など幅広く活動中。16年には、つかこうへい七回忌特別公演「新・幕末純情伝」で主演の沖田総司役を務めた。主な出演作品にドラマ「ニーチェ先生」「フラジャイル」「神奈川県厚木市ランドリー茅ケ崎」「初恋芸人」「名古屋行き最終列車」(16)、「100万円の女たち」「笑う招き猫」(17)。映画「はらはらなのか。」「笑う招き猫」「めがみさま」(17)。舞台「ベター・ハーフ」(17)など。日本テレビ「東京暇人」・ニッポン放送「ミューコミ+プラス月曜日」レギュラー。

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  • 美波

    プロフィール

    1986年9月22日生まれ。東京都出身。00年「バトル・ロワイアル」でスクリーンデビュー。03年資生堂マジョリカ・マジョルカのイメージモデルに選ばれ、8年間ミューズとなる。14年文化庁新進芸術家の海外研修メンバーとして パリへ留学。現在はパリと日本を行き来しながら役者・画家として活動中。主な出演作品は、ドラマ「有閑倶楽部」(07)、「下流の宴」(11)、映画「乱暴と待機」(10)、「ホコリと幻想」(16)、舞台「エレンディラ」(07)、「コースト・オブ・ユートピア」(09)、「ザ・キャラクター」(10)、「アルトナの幽閉者」(14)、「lost memory theater」(14)など。

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  • 大堀こういち

    プロフィール

    1963年4月5日生まれ。宮城県出身。五月舎養成所卒業後、『劇団健康(現ナイロン 100℃)』に旗揚げより参加、92 年脱退。近年は舞台演出やフォークシンガー『小象(しょうぞう)』というキャラクターで音楽活動を行うなど精力的に活動。近年の出演作に、ドラマ「南くんの恋人~my little love」(15)大河ドラマ「真田丸」「黒い十人の女」(16)「黒革の手帖」(17)、映画 「ヒミズ」 「夢売るふたり」「ライク・サムワン・イン・ラブ」(12)。舞台こまつ座「十一ぴきのネコ」(12、15)新ロイヤル大衆舎「王将」(17)M&Oplaysプロデュース「鎌塚氏、腹におさめる」(17)など。

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  • 池谷のぶえ

    プロフィール

    1971年5月22日生まれ。茨城県出身。94年劇団『猫ニャー』(後『演劇弁当猫ニャー』)の旗揚げから、04年解散までのすべての公演に参加。現在はフリー。 舞台のみならず、映像作品へも活動の場を広げている。近年の出演作は、テレビ「メグたんって魔法つかえるの?」(12) 「高梨さん」(13)「怪奇恋愛作戦」(15)「民王」(15)「残酷な観客達」(17)。映画「ソロモンの偽証」(15)「海難1890」(15)。舞台「たとえば野に咲く花のように」「浮標」「遠野物語 奇ッ怪 其ノ参」(16)「足跡姫~時代錯誤冬幽霊~」「リトル・ヴォイス」(17)など。この9月には舞台こまつ座「円生と志ん生」への出演を控えている。

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  • 尾上寛之

    プロフィール

    1985年7月16日生まれ。大阪府出身。94年、NHK朝の連続テレビ小説「ぴあの」で子役としてデビュー。主な出演作品は、ドラマ「龍馬伝」(10)「花燃ゆ」(15)「煙霞-Gold Rush-」(15)、映画「くじけないで」(13)「王妃の館」(15)「殿、利息でござる!」(16)「3月のライオン」(17)「こどもつかい」(17)、舞台「シダの群れ」(10)「ジャンヌ・ダルク」(14) 「残酷☆歌劇 ライチ☆光クラブ」(15)「私はだれでしょう」(17)「MOJO」(17)など。現在放送中の連続テレビ小説「ひよっこ」と「さぼリーマン甘太朗」(TX)に出演中。

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  • 北浦 愛

    プロフィール

    1992年11月26日生まれ。東京都出身。04年、映画「誰も知らない」の長女・京子役で映画デビュー。11歳にして、繊細で存在感のある演技を見せ、第19回高崎映画祭最優秀新人女優賞を受賞。その後、女優として映画やテレビドラマ、CM等で活躍している。主な出演作は映画「きみの友だち」(08)、「泣きたいときのクスリ」(09)、「ウール100%」(06)、「銀の匙」(14)、ドラマ「怪しき文豪怪談 第4回 後の日」(10)、「ドS刑事」(15)、「鼠、江戸を疾る2」、CM東京ガス「家族の絆・山菜の味篇」、舞台「はたらくおとこ」(16)、「春のめざめ」(17)など。

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  • 菅 裕輔

    プロフィール

    1991年9月16日生まれ。埼玉県出身。2012年俳優として活動スタート。主な出演作にドラマ「TEAM-警視庁特別犯罪捜査本部-」、「ブラックプレジデント」(14)、「ドS刑事」、「戦う!書店ガール」、「子連れ信兵衛」(15)、「ニーチェ先生」、「天才バカボン」、「水族館ガール」(16)、映画「CONFLICT~最大の抗争~」(16)、「便利屋エレジー」、「帰ってきたバスジャック」、「HiGH&LOW THE MOVIE2/3」(17)、舞台「MOTHER~特攻の母 鳥濱トメ物語~」(16)、「ダークネス・ゲート」など。2017年11月には映画「おじいちゃん、死んじゃったって」が公開予定。

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  • 新田祐里子

    プロフィール

    1992年9月12日生まれ。東京都出身。2017年3月にはボクらの罪団第四犯公演「タブー」にて初舞台・初主演を務める。主な出演作にドラマ「毒<ポイズン>」(12)、「黒い十人の女」(16)、「特命係長 只野仁」(17)、「脳にスマホが埋められた!」(17)、映画「便利屋エレジー」(17)など。2018年には映画「放課後戦記」が公開予定。
    ドラマ・舞台・映画を中心に幅広く活動中。

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  • 大森博史

    プロフィール

    1954年12月19日生まれ。東京都出身。73年オンシアター自由劇場に入団し、95年の解散まで中心メンバーとして活躍。解散後はルドルフ・ジョーウォやデヴィッド・ルヴォーなど海外の演出家との仕事など、舞台を中心に多方面で活躍。主な出演作は、映画「真夜中まで」(00)、「突入せよ!あさま山荘事件」(02)、「相棒-劇場版-」「ヒーローショー」(10)、 「希望の国」(12)、ドラマ「毛利元就」(97)、 「癒し屋キリコの約束」(15)、舞台「ルーマーズ」(12・15)、「iSAMU」(13)、 「三人吉三」、「もっと泣いてよフラッパー」(14)、「漂流劇ひょっこりひょうたん島」(16)など。 9月には舞台こまつ座「円生と志ん生」で主演、円生役を演じる。

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  • 久世星佳

    プロフィール

    1965年7月8日生まれ。東京都出身。83年に宝塚歌劇団に入団。96年より月組トップスターに就任。97年の退団後は、舞台を中心に映画やドラマなど多方面で活躍。「OUT」(01)で第8回読売演劇大賞優秀女優賞を受賞。TVドラマ「第2楽章」(13)、「あさきゆめみし~八百屋お七異聞」(13)などに出演。近年の主な出演舞台に「ブレス・オブ・ライフ~女の肖像~」(14/演出:蓬莱竜太)、「三代目、りちゃあど」(16/作:野田秀樹、演出:オンケンセン)、「親愛ならざる人へ」(17/作・演出:丸尾丸一郎)などがある。7月より放送のドラマ「刑事7人」に出演中。

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  • 小林聡美

    プロフィール

    1965年5月24日生まれ。東京都出身。82年に映画「転校生」で初主演。主な出演作品にTVドラマ「やっぱり猫が好き」(88)、「すいか」(03)、「神はサイコロを振らない」(06)、「パンとスープとネコ日和」(13)、「山のトムさん」(08)、映画「かもめ食堂」(06)、「めがね」(07)、「プール」(09)、「紙の月」(14)、舞台『ハーパー・リーガン』(10)、『あの大鴉、さえも』(16)など。10月10日に著書「鼎談(ていだん)」が中央公論新社より発売される。また、11月より放送・配信がスタートするWOWOW×Hulu共同製作の連続ドラマ「コートダジュール No.10」に出演。

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