2025.02.18 UP
【展覧会情報】
山種美術館『特別展 桜 さくら SAKURA 2025 ―美術館でお花見!―』
渋谷区広尾に位置する日本初の日本画専門の美術館であり、近代・現代の日本画を中心に約1800点を所蔵する山種美術館。
3月8日(土)より開催される本展覧会のチケットをMY Bunkamuraで販売します。
■【特別展】桜 さくら SAKURA 2025 ―美術館でお花見!―
暖かな陽光がさし始める春。草花が芽吹き、心躍る季節です。なかでも、私たちの気持ちを浮き立たせるのは、桜の開花ではないでしょうか。このたび山種美術館では、桜の名品を一堂に展示し、美術館にいながら、お花見に訪れたかのように気持ちが華やぐ展覧会を開催します。
桜がらんまんと花を咲かせた時の美しさと、はらはらと散っていく儚さは、古くから日本人の心を魅了してきました。芸術の世界においても、古来、詩歌に詠まれ、調度や衣装などの文様に表されるとともに、絵画にも盛んに描かれています。近代・現代の日本画でも、桜は多くの画家が取り上げたモチーフであり、 画家の個性や美意識が反映された多種多様な表現をみることができます。
本展では、桜を愛でる女性を色鮮やかに描いた松岡映丘《春光春衣》、京都・総本山醍醐寺三宝院の「太閤しだれ桜」を柔らかな色合いで捉えた奥村土牛《醍醐》、清らかな水が流れる渓谷に咲く山桜を表した川合玉堂《春風春水》、宵闇のつややかな桜をクローズアップして描き出した速水御舟《夜桜》など、画家たちの創意あふれる桜の名品の数々をご覧いただきます。
2025年春、個性豊かな桜の絵画で満開となった会場で、お花見を楽しみながら、春を満喫していただければ幸いです。
*所蔵表記のない作品はすべて山種美術館所蔵です。
【本展のみどころ】
\みどころ①/名だたる日本画家たちによる桜の競演!
優しい雰囲気に包まれたしだれ桜を描いた奥村土牛《醍醐》、散りゆく桜を抒情たっぷりに表した小茂田青樹《春庭》、満開の桜を装飾的に描き出した橋本明治《朝陽桜》など、多彩な名作をご覧ください。
小茂田青樹 《春庭》1918(大正7)年 絹本・彩色 山種美術館
菊池芳文《花鳥十二ヶ月のうち「3月」》1868-1918年頃(明治-大正時代) 絹本・彩色 山種美術館
松岡映丘《春光春衣》1917(大正6)年 絹本・彩色 山種美術館
\みどころ②/夜桜の魅力に注目!
本展では、淡い月明かりに照らされてしっとりと咲き誇る夜桜をテーマ展示!日ざしの下で輝く桜とは異なる桜の表情をご堪能ください。
速水御舟《夜桜》1928(昭和3)年 絹本・彩色 山種美術館
\みどころ③/奥村土牛《醍醐》とゆかりの桜が同時に見られる機会!
奥村土牛《醍醐》のモデルとなった「太閤しだれ桜」。2021年11月、その桜を組織培養した「太閤千代しだれ」が山種美術館の玄関横に植樹されました。2025年の春も、《醍醐》とともに皆さまをお待ちしています。
奥村土牛《醍醐》1972(昭和47)年 紙本・彩色 山種美術館
開催期間:2025年3月8日(土)~5月11日(日) 10:00~17:00(入館は16:30まで)※今後の状況により会期・開館時間等は変更する場合がございます。
休館日:月曜日(5月5日(月・祝)は開館)
主催:山種美術館、朝日新聞社
会場:山種美術館
JR恵比寿駅西口・東京メトロ日比谷線恵比寿駅 2番出口より徒歩約10分
〒150-0012 東京都渋谷区広尾3-12-36
https://www.yamatane-museum.jp/access/
TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
取り扱いチケット:
■当日券
【販売期間】2025年3月8日(土)~5月11日(日)
【券種】当日一般 1,400円
当日大学・高校生 500円
※中学生以下の方は無料です。(付添者の同伴が必要です)
※学生券をご利用の際は、チケットと共に「学生証」を忘れずにご提示ください。
※障がい者手帳、被爆者健康手帳をご提示の方、および介助者の方の割引は対象外です。ご来館当日に山種美術館受付窓口にて直接ご購入ください。(ご本人様と介助者の方1名は、一般1,200円)
※各種割引および優待サービスとの併用はできません。また、チケットご購入後の受付窓口でのチケットの変更や返金、割引対応はできかねますのでご注意ください。MY Bunkamura取り扱い対象外の券種をご希望の方は、山種美術館ホームページをご確認ください。
※販売状況により、販売期間より前に取扱い終了となる場合がございます。