マンガデザインで文化ツーリズム

青森県

青森県サムネイル

青森県といえば、東北三大祭りのひとつ、青森ねぶた祭や、生産量日本一のリンゴが有名ですね。1993年12月に日本初の世界自然遺産として登録された白神山地は、青森県と秋田県にまたがる広大な山岳地帯の総称で、ほぼ人の影響を受けていない世界最大級の原生的なブナ林が残っています。また、240メートルの海底で本州と北海道を結ぶ「青函トンネル」は、全長約53.85キロメートルで世界最長最深の海底鉄道トンネルです。(吉良俊彦)

  • デザイン学科
  • A.K.

青森県

青森県と言えば、ねぶた祭とリンゴだと思ったので2つを配置してみました。竜のひげがうまく描けました。

吉良先生コメント

ねぶた祭りの迫力がしっかり表現されています。マンガデザインにマッチしていることがよく分かりました。また、名産のリンゴもとても可愛く描けています。断面の表現が特に良いですね。

  • デザイン学科
  • K.O.

リンゴ

青森県といえばリンゴだと思って描きました。

吉良先生コメント

「青森県といえば」と聞かれたら、大半の人がリンゴと答えるでしょう。そのシェアは、62.8%(令和3年、作物調査)と全国の半分以上を占めています。ちなみに2位は長野県、3位は岩手県です。まさに最強のリンゴ県、青森を英文とマンガデザインキャラクターで表現することによって世界中の人に伝えるノンバーバルコミュニケーションが完璧にできている秀作です。

  • デザイン学科
  • K.M.

八食センター

八戸市の食・楽・遊が集まる、どでか市場こと「八食センター」を描きました。施設内の七輪村では、買った商品をその場で焼いて食べることができるそうです。背景は、室内遊技場の滑り台と網の遊具(漁業の網)です。

吉良先生コメント

1980年にできた郊外型食品市場には、残念ながら行ったことがないのですが、このマンガデザインを見ただけで、おいしい!たのしい!うれしい!が伝わってきて、魚介類を食べに行きたくなります。特に、マンガデザインを使うことにより若い世代の需要喚起に確実に繋がりますね。

  • アートサイエンス学科
  • M.O.

大間のマグロ

名前に親近感を感じて、大間のマグロと漁師の小浜さんを描きました。小浜さんは89歳まで一本釣り漁を続けていた最年長の漁師で、レジェンドです。

吉良先生コメント

大間さんの描く大間のマグロ。それだけで良いですね。毎年お正月にびっくりするほど高額で競り落とされる大間のマグロの価値は、一本釣りによってマグロが傷んでないことが大きいとも言われています。まさにレジェンドの存在が重要なのですね。そのレジェンドとマグロ、素敵な取り合わせがとても力強い作品になっています。

青森県サムネイル

もっと!文化ツーリズム

青森県

大間のマグロは大間町で水揚げされる高級クロマグロ。大間町の空には鯉のぼりならぬマグロのぼりが元気に泳ぎます。青森は「ねぶた」、弘前は「ねぷた」と呼ばれ、山車の形状や祭の雰囲気が異なりますが、いずれも重要無形民俗文化財に指定されています。

日本地図(青森県)
県庁所在地
青森市
人口
1,184 (千人)
面積
9,645.11 (km2)

 

【出典】