マンガデザインで文化ツーリズム

岩手県

岩手県サムネイル

岩手県は東北地方の北部、太平洋側に面しています。県庁所在地は盛岡市で、盛岡といえば、「わんこそば」「盛岡冷麺」「じゃじゃ麺」の盛岡三大麺が有名です。面積は北海道に次いで2番目の広さで、山や海の豊かな自然に囲まれています。また、奈良、鹿児島と並んで世界遺産の保有数が全国1位。縄文時代の御所野遺跡、平安時代の平泉、江戸・明治時代の橋野鉄鉱山と、県内に3つの世界遺産があります。野球の大谷翔平選手や詩人・作家の宮沢賢治の出身地でもあります。(吉良俊彦)

  • デザイン学科
  • S.F.

岩手県

キャラクターデザインが好きなので、岩手県で有名な海人さんと、わんこそばをイメージしたキャラクターを創りました。背景は岩手赤レンガ館です。

吉良先生コメント

このオリジナルのキャラクターデザインの創作力と色の使い方、全体レイアウト、素晴らしいです。奥行きの出し方により動きが感じられキャラクターが生き生きとしています。

  • キャラクター造形学科
  • T.T.

もち膳

もち膳を描きました。岩手県の一関・平泉は伊達藩から伝わったもち文化が受け継がれている地域で、お祝い事などにもちが食べられてきました。調べたときに300種類のもち料理があると知り、一口サイズでかわいらしいなと感じました。

吉良先生コメント

「もち膳」初めて知りました。300種類のもち料理、すごいですね。米どころの岩手だけに冠婚葬祭にお餅料理が振る舞われたみたいです。わんこそばにもち膳、小さな器で沢山食べる習慣があったのでしょうか?色彩感覚も高く、とても美しいデザインです。美味しいに美しいという漢字が使われる意味を感じました。

  • デザイン学科
  • C.N.

わんこそば

各県を調べて、わんこそばに一番気持ちが引かれたので、描きました。

吉良先生コメント

これぞ「わんこそば」ですね。抜群のマンガデザインです。表情が最高、隣の男の子のお腹いっぱい感も素晴らしい!「笑顔をプロデュース」していただきました。言う事なしの秀作です。

  • キャラクター造形学科
  • S.K.

カッパ淵

岩手県には河童の伝説があるらしく、カッパ淵を描きました。

吉良先生コメント

民俗学者である柳田國男氏の『遠野物語』で一躍有名になった遠野市。遠野の川には河童がいるみたいです。河童と出会った若者の世界観を楽しそうにマンガデザインされています。ほんわかしますね。

岩手県サムネイル

もっと!文化ツーリズム

岩手県

さんさ踊りは、盛岡市の伝統的な踊りで、三ツ石伝説が由来。悪鬼退治を喜んだ人々が「さんさ、さんさ」と踊ったのが始まりとされ、毎年8月に開催される祭では太鼓や笛の音に合わせて華やかな衣装の踊り手たちが練り歩きます。盛岡冷麺は、朝鮮半島の冷麺を参考に盛岡で独自の製法とその味が考案されました。

 

\ 世界一の太鼓パレード!/
2025年8月1日(金)~4日(月)
「盛岡さんさ踊り」
https://sansaodori.jp/

 

\『遠野物語』の世界が舞台に

Kバレエ×森山開次×麿 赤兒×尾上眞秀が踊る、もう一つの『遠野物語』
特攻隊兵とその許嫁の切ないラブストーリーを軸に、現実と幻想、あの世とこの世が交差するもう一つの遠野物語が、新たに生まれます。
バレエ・舞踏・歌舞伎の身体が交錯する奇跡の競演をお見逃しなく。

 

*『遠野物語』とは…
 柳田國男が1910年(明治43年)に発表した、岩手県遠野地方に伝わるさまざまな民間信仰や伝承を収めた説話集。内容は遠野地方で起きたとされる出来事や、河童や天狗、座敷童など妖怪にまつわるもの、神隠しや祀られる神、行事や風習に関するものなど多岐に渡り、口承伝承を体系的に記録し、学問としての民俗学の礎を築いたとされています。

 

Kバレエ・オプト『踊る。遠野物語』
公演日:2025年12月26日(金)~28日(日)
会 場:東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)
★山形・秋田・青森・岩手公演あり!

公演の詳細はこちら

 

日本地図(岩手県)
県庁所在地
盛岡市
人口
1,163 (千人)
面積
15,275.05 (km2)

 

【出典】