マンガデザインで文化ツーリズム

山梨県

山梨県サムネイル

富士山にはいくつもの表情があり、そのどれもが芸術的で、世界中の人々が日本を訪れると富士山を見に行く、いや「富士山を見に日本に来る」と言っても過言ではありません。山梨県と静岡県に跨る富士山ですが、山梨県側から見る富士山はゴツゴツした印象があることから「男富士」とも呼ばれます。山梨県は、ぶどう、ももの収穫量が日本一で、ワインも有名ですね。意外なものでは人口比でおすし屋さんの軒数が日本一という記録もあります。(吉良俊彦)

  • デザイン学科
  • Y.A.

吉田の火

山梨県の富士吉田市にある吉田の火祭りは富士山の噴火を沈め安全を祈願するために始まりました。鳥居から富士山が見えるように描き、祈りの強さをイメージできるように火を明るく描きました。

吉良先生コメント

富士吉田市の日本三大奇祭にも数えられている火祭りの迫力がしっかりマンガデザインされた良い作品です。鳥居からの富士山、良いですね。富士吉田市は富士山に近い市なので、この絵を見てこのお祭りに行くインバウンドの方がたくさんいそうですね。吉田の火祭り(鎮火祭)とは北口本宮冨士浅間神社と諏訪神社の両社のお祭りで、毎年8月26日、27日に行われます。450年以上の歴史を持ち、日本三大奇祭、日本10大火祭りにも数えられる富士吉田を代表するお祭りと言われています。約2kmにわたる道が松明の明かりで照らし出される幻想的な光景をぜひ見てみたいですね。

  • デザイン学科
  • H.I.

甲斐サーモンレッド(富士の介)

甲斐サーモンレッド(富士の介)は、ワインに使うブドウの果皮を乾燥させたものを餌にしているため、身の色が赤くなるそうです。また他のニジマスよりも3倍の大きさになるのが特徴だそうなので、学校で同級生のニジマスとこんな会話をしていたら、と想像して描きました。

吉良先生コメント

創造力あふれる発想をしっかりマンガデザインしていますね。富士山のまわりの街の水道水は富士山の水を使っているところも多く、とても美味しい水です。だから人の話だと思いきや、ニジマスの話なのですね。ニジマス社会の会話がとてもクリエイティブですね。

  • 美術学科
  • K.H.

精進湖から見た景色

山梨県と聞いて初めに思い浮かんだのは、前にインスタグラムで見た精進湖の逆さ富士でした。一度は絶対に見てみたい景色の一つです。

吉良先生コメント

富士山が世界一美しい山とすれば逆さ富士とのセットなら「宇宙一美しい景色」ですね。山中湖、河口湖のようにあまり観光地化されていない富士五湖の一つの精進湖の逆さ富士。最高の美の設定です。写実的なマンガデザインに引き込まれます。

  • デザイン学科
  • Y.N.

ようこそ樹海へ!

山梨県の青木ヶ原樹海の持つ、引き込まれるような神秘的な魅力を可視化するために森に歪みを生じさせてみました。

吉良先生コメント

電波もコンパスも効かない樹海。まさに恐怖の世界ですね。その地軸のズレを見事に可視化したマンガデザインです。このような構図設定にはマンガデザインはぴったりはまりますね。静岡県側と山梨県側の違いには樹海の存在も大きいですね。ローマ字はshiにしっかり変えたいです。

  • キャラクター造形学科
  • A.T.

子宝の女神

山梨県は美味しい果物のイメージが強いですが、果物以外の魅力も探したいと思い、南アルプス市で出土した土偶を題材にしたいと思いました。子宝の女神という名前だけに、そのポージングから妊婦を模して作られたとされており、子どもへの愛情がとてもよく伝わる歴史的遺産だと思います。

吉良先生コメント

素晴らしいデザイン設定、そして素晴らしいレイアウト、そして何よりもマンガデザイン力に驚きました!縄文時代の土偶、『子宝の女神』。富士山がパワースポットと呼ばれる所以ですね。縄文人にとっても富士山は気高い存在だったのでしょうね。引き込まれてゆく良い作品です。

  • デザイン学科
  • H.K.

甲州水晶貴石細工

山梨県では宝飾産業が盛んで国内有数のジュエリー産地として知られているようです。私はその中でも、水晶細工の美しさに心を奪われたため今回の題材にしました。水晶の透き通るような透明感と美しさを白と黒の濃淡のみで表現しました。

吉良先生コメント

山梨県が宝飾産業が盛んとはまったく知りませんでした。また学生から学びました。甲州水晶のマンガデザインの透明感を表現することにより高級感あふれる素晴らしい作品に仕上がっています。

  • キャラクター造形学科
  • R.B.

ワインレッド

山梨県はワインが有名とのことでしたのでワインをメインにデザインしました。

吉良先生コメント

ワインレッドをベースにワイングラスやぶどう、武田信玄の家紋など山梨県の特産品を綺麗にマンガデザインしています。同一の色彩を使い全体をクリエイトするセンスあふれる秀作です。

  • 文芸学科
  • R.Y.

アルコールと記憶

ぶどうが名産品で、甲州ワインがあったのでワインをテーマにしました。飛び出すように液体を描くチャレンジがしたかったので、アルコールから記憶と結びついて、観光名所や名産品が思い出のように飛び出す構図を取りました。

吉良先生コメント

山梨県の特産品をしっかり調べ、甲州ワインからワインが飛び出していくイメージをクリエイトしつつ、富士山・信玄餅・ぶどう、桃、チェリー等の果実をデザインした構図は文芸学科の学生らしい発想で、文学的な作品に仕上がっていますね。

  • 美術学科
  • E.K.

ほうとうを食べる

山梨県の郷土料理であるほうとうをモチーフに描きました。

吉良先生コメント

ほうとうを食べるイケメン。食デザイン、キャラクターデザイン、ファッションデザイン、バランスの取れた良いマンガデザインです。僕も先日ほうとうを食べました。山梨県のソウルフードほうとうは、太めの平打ち麺を、味噌味の汁で煮込んだもので、定番のかぼちゃをはじめ、野菜をたっぷり入れるので、体に優しい鍋料理です。

  • 舞台芸術学科
  • S.T.

ニホンカモシカとコチョウランの少女

山梨の花であるコチョウランと特別天然記念物であり1964年に「県の獣」に制定されたニホンカモシカを作品に入れました。ニホンカモシカの赤ちゃんを描きました。

吉良先生コメント

制作意図を通じた企画設定が素晴らしすぎます。山梨県からの想起で、山梨の花「胡蝶蘭」と県の獣「ニホンカモシカ」を組み合わせ、これだけ可愛らしく少女をマンガデザイン。舞台芸術学科の学生の作品というのも驚きです。天は二物を与えてくれるのですね。未来が楽しみです。

  • キャラクター造形学科
  • Y.S.

忍野八海

忍野八海(おしのはっかい)を描きました。この場所は、私の日本に対する風景・農産物・観光スポットの初印象です。富士山・とうもろこし・抹茶アイス。自然・新鮮・美味しい(虫さんもそう思う)。

吉良先生コメント

天然記念物「忍野八海」は富士山の雪解け水でできた池。2回ほど行ったことがあります。とにかく背景の富士山が綺麗という印象です。まさに富士山を見る観光スポットで名産や自然を描いたマンガデザインは、見る人の目を惹きつけます。富士山が抹茶アイスになっていたり、とうもろこしには虫がついていたりと、とてもユニークな構図で見る人の興味を惹いていますね。

山梨県サムネイル

もっと!文化ツーリズム

山梨県

「日本ワイン」とは、日本国内で栽培されたブドウを100%使用して日本国内で醸造されたワインのこと。山梨県が発祥の地で、生産量、ワイナリーの数ともに日本一です。特に日本固有のブドウ品種「甲州」で造られた甲州ワインは、その品質の高さから海外からも注目を集めています。

日本地図(山梨県)
県庁所在地
甲府市
人口
796 (千人)
面積
4,465.27 (km2)

 

【出典】