沖縄県

東西約1,000㎞、南北約400㎞に及ぶ広大な範囲に島々が点在している沖縄県。2023年の国土地理院の発表によると、法令に基づき数えた結果、沖縄県の島の数は「691」だそうです。亜熱帯海洋性気候に属するため年平均気温 23.1℃と一年を通して温暖な気候です。僕にとっての沖縄の旅の始まりは1995年。沖縄の歴史を振り返ること、沖縄の伝統工芸に触れる事からスタートしました。島にも渡りました。石垣島に行ったときは竹富島で水牛に乗り、宮古島の海の美しさには感動しました。(吉良俊彦)

- デザイン学科
- R.K.
沖縄の文化と芸術
私が特に好きな沖縄の文化と芸術を詰め込みました!

- デザイン学科
- K.O.
ぬちまーす
沖縄の塩であるぬちまーすを描きました。ぬちは「命」、まーすは「塩」という意味です。普通に料理に使ったり、水に溶かして塩分を補給したりする他、ソフトクリームや美容品もありました。他の塩よりもミネラルが豊富で、健康に良いらしいです。
吉良先生コメント
キャラクターが絵から飛び出して来そうな、元気あふれる若々しいマンガデザイン。海洋成分を含んだ海塩「ぬちまーす」。とてもパワーをもらえそうな商品ですね。

- デザイン学科
- N.O.
シーサー、ハイビスカス、シークワーサー
以前、平和をテーマに沖縄を描いたとき、沖縄の美しさをもっと出せたらよかったなと思ったため、シーサーのシルエットの中に、美しい沖縄の背景、ハイビスカスを描きました。沖縄らしさと、美しいと思える風景画を上手く合わせられるように描きました。
吉良先生コメント
「青い空・碧い海・紅い花」をシーサーの中にマンガデザインし、シークワーサーをアレンジした素晴らしい作品です。このまま沖縄県のキャンペーンデザインにしても通用する傑作です。

- デザイン学科
- K.F.
琉球舞踊とコンクリート
舞踊の流動性からコンクリート(花ブロック)の連続性を連想し、沖縄に特有の自然と人工物の重なりを表現しました。
吉良先生コメント
亜熱帯気候の沖縄は、日差しがとても強いため、日差しを和らげ、陰を作って風を通すため花ブロック塀が広がったそうです。その花ブロックを背景に、重要無形文化財の琉球舞踊を踊るマンガデザインはよく考えて制作されています。まさに文化を意識したいい作品です。

- キャラクター造形学科
- R.S.
勢理客(じっちゃく)の獅子舞
沖縄には本土ではあまり見ない獅子舞がたくさんあるそうで、その中でも魅かれた「勢理客(じっちゃく)の獅子舞」を描きました。体部分がカラフルで、動きもかわいらしいです。
吉良先生コメント
素晴らしい構図、迫力、色彩、そして何よりも丁寧なデザインに感動します。沖縄にしっかり向き合い、そしてしっかり何を誰に伝えたいかが、伝わります。この姿勢こそ成長の姿勢ですね。勢理客(じっちゃく)の獅子すごいですね。

- デザイン学科
- M.I.
ウチナースガイ
沖縄の伝統衣装を描きました。女踊りで使われる花笠は、柄を見せたかったので簡略化して平面で描きました。手前の女の人が目立つように背景は暗く紺色にしました。ハイビスカスの柄を入れておしゃれな感じにしました。ウチナースガイは琉装(りゅうそう)とも言われ、ウチナーは沖縄、スガイは装いを意味すると言われています。
吉良先生コメント
制作意図にも書かれているように、人、背景、花笠のデザインを引き立たせるために、あえて平面的に描き、色彩で浮き立たせていますね。文化芸術を描く手法としては素晴らしいです。マンガデザインがぴったりです。

- デザイン学科
- K.K.
年老いたガジュマルとキジムナー
かわいいガジュマルのキャラを描こうと沖縄のガジュマルの画像を検索したところ、想像以上に力強い姿をしていたので、強そうな方向に舵を切りました。石垣などの人工物を巻き込んで成長している姿のものが印象的だったので、沖縄の特徴的な建造物の要素と合わせてゴーレムやロボットのようなキャラクターにしました。また、それ単体だと物騒になるので、ガジュマルに宿ると言われるキジムナーを可愛く添えることで、攻撃的な存在ではなく、守ってくれる者のような印象を演出しました。
吉良先生コメント
カッコ良くて、可愛くて、沖縄らしいマンガデザインですね。キジムナーとは、沖縄諸島周辺で伝承されてきた伝説上の妖怪で、ガジュマルの古木の精霊と言われているので、デザイン設定は完璧ですね。

- キャラクター造形学科
- T.M.
琉球ガラス
琉球ガラスの特徴は厚み、丸み、気泡が入っていることだそうです。本来、気泡の入ったガラス製品は失敗とされています。しかし、気泡が入ることによって沖縄の海や涼しさを感じさせ、琉球ガラスの魅力になっているそうです。沖縄の碧く美しい海とガラスの透明感をシンプルに美しくデザインしました。
吉良先生コメント
琉球ガラスにフォーカスさせた、このデザイン手法素晴らしいですね。制作意図にもあるように、気泡が魅力の琉球ガラスの気泡が美しく魅力的にマンガデザインされています。まさに沖縄の碧い海そのものです。

- キャラクター造形学科
- R.H.
パーントゥ
パーントゥという奇祭を畏怖かつ神々しく描いてみました。
吉良先生コメント
パーントゥは、宮古島で行われる厄払いの伝統行事。仮面をつけた来訪神パーントゥが集落を回って厄をはらうものだそうです。このストーリーにはマンガがぴったりですね、マンガのコマ割りのワンシーンのようなマンガデザイン、神々しさが伝わります。

- 初等芸術学科
- Y.Y.
ハブvsマングース
沖縄の友だちがハブvsマングースを教えてくれました。見た動画が衝撃的でした。
吉良先生コメント
「ハブ対マングース」という直接闘わせる決闘ショーは、実際に沖縄で行われていました。まさにこのマンガデザインのように睨み合っていたのでしょう。ただ、このショーは動物愛護の観点から20年以上前になくなりました。 歴史を残す、マンガデザインの役割ですね。

もっと!文化ツーリズム
沖縄県
沖縄の伝統舞踊で国の無形文化財に指定されている琉球舞踊。琉球王朝の宮廷芸能として発展したものが明治以降は民間にも広まり、古典舞踊が継承される一方で、新しい舞踊も誕生しました。また、現存する中で最大最古とされるシーサーは八重瀬町にある「富盛(ともり)の石彫大獅子」。火除けのため1689年に建立されたとの記録があります。

- 県庁所在地
- 那覇市
- 人口
- 1,468 (千人)
- 面積
- 2,282.11 (km2)
【出典】
- 県庁所在地:国土交通省ウェブサイト
https://www.mlit.go.jp/river/toukei_chousa/kasen/jiten/toukei/birn38p.html - 人口:総務省統計局ホームページ
https://www.stat.go.jp/data/jinsui/2023np/index.html - 面積:国土地理院ウェブサイト
https://www.gsi.go.jp/KOKUJYOHO/MENCHO-title.htm
吉良先生コメント
力強くかつ繊細な素晴らしいマンガデザインです。動きのある踊りと合わせることで、本来動かないシーサーが動き出しそうな勢いを感じます。色彩も美しく、このデザイン力、将来が楽しみですね。