鹿児島県

鹿児島県には、「屋久島」と「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」の二つの世界自然遺産があります。何回か訪れたことのある鹿児島県。宮崎県の都城側から鹿児島県霧島市に入って見た霧島山や鹿児島市の磯公園から見た桜島、指宿市から見た開聞岳、機内から見た屋久島。鹿児島県には数え切れない程の美しい心に残る情景があります。薩摩切子や本場大島紬などの伝統工芸も有名です。(吉良俊彦)

- 美術学科
- R.M.
鹿児島県の黒文化
鹿児島県のイメージカラーである「黒」に着目し、黒を基調とした特産品や工芸品を描きました。この黒文化は食だけではなく工芸品や風土など多岐に広がっており、鹿児島県の魅力を象徴する文化になっているようです。

- キャラクター造形学科
- T.M.
薩摩切子
薩摩切子は、江戸末期に薩摩藩の産業復興のため製造されました。しかし、戦争などによってわずか20数年で途絶えてしまいました。そして、1980年代に薩摩藩主・島津斉彬の思いを受け継いだ多くのガラス職人によって当時の薩摩切子を実現することに成功したようです。薩摩切子の輝きを描きたいと思い、この題材を選びました。
吉良先生コメント
伝統工芸をしっかりマンガデザイン。江戸切子が透明・無色な硝子に細工を施したものなのに対し、薩摩切子はより細かい細工が特徴で、まさにガラスデザインをしっかり描いています。題材の選択がとても粋ですね。

- デザイン学科
- K.O.
ボンタンアメ
鹿児島発祥のお菓子であるボンタンアメをイメージしたキャラクターを描きました。全体的な色合いをボンタンアメに寄せ、生まれた時代である大正時代に合わせ、当時の服装である袴を着せました。
吉良先生コメント
ぼんたんアメのパッケージや色合いを活かしながら描いた生き生きとしたキャラクターデザイン。可愛らしくかつファッショナブルでよく仕上がっています。大正時代を反映した袴もとてもモダンに見えます。キャラクターの目が特にインパクトがあります。もちもちしたボンタンアメを食べたくなりました。

- 初等芸術学科
- Y.Y.
氷白熊
白くまアイスの発祥が鹿児島の氷白熊らしいです。現在の白くまのベースとなる初期の白くまは結構シンプルなお顔をしていました。
吉良先生コメント
鹿児島県の黒文化の対局の白文化の象徴が白くまアイスですね。僕は残念ながら食べたことがありません。現在の白くまアイスは、いろいろなフルーツがのっているみたいですが、このマンガデザインは初期の白くまアイスを描いていて、まさに白くまそのものだったのですね。いつか食べないといけませんね。

- キャラクター造形学科
- R.H.
池田湖のイッシー
日本にもこういうUMAが居たんだと思い制作しました。
吉良先生コメント
薩摩富士と言われる開聞岳が美しく見える池田湖。そこには謎の生物イッシーが潜んでいるといわれています。それを描く手法として、マンガは最適ですね。ストーリーを活かしたコマ割りで描いたイッシー。楽しいですね。

- デザイン学科
- N.F.
砂むし温泉
鹿児島で有名な砂むし温泉を鹿児島に住んでいる人と鹿児島にいる動物のヤクシカとアマミノクロウサギと一緒に入ってリラックスしているのを描きました。アクリル絵の具で描きました。
吉良先生コメント
指宿で砂むし風呂に入ったことがあります。まさにこのマンガデザインのように埋められます。想像以上に熱くとても気持ちが良いものです。その気持ち良さが上手に描かれています。鹿児島県のヤクシカとアマミノクロウサギをパートナーに選んだ構図が楽しいですね。

- キャラクター造形学科
- M.M.
KUROBUTA
かごしま黒豚は1999年に商標登録されているらしく、サツマイモを含んだ飼料で飼育することでうま味や甘味が増しているそうです。
吉良先生コメント
すべてローマ字でデザインしたクリエイティブ作品に革新性を感じます。新たな工夫へのチャレンジにもいろいろなスタイルがあることを示した作品です。KUROBUTAのキャラクターデザインも可愛らしくほっこりしますね。

- キャラクター造形学科
- H.O.
西郷隆盛さんプレゼンツ
鹿児島といえばボンタンアメと西郷隆盛さんが浮かんだのでコラボさせて描きました。
吉良先生コメント
鹿児島県の締めはやはり西郷隆盛どんですね。ボンタンアメとのコラボレーションがユニークすぎます。西郷隆盛さんが現世にいたら、この役、引き受けたかもしれませんね。だとしたら、このデザインは最高のプレゼンテーションカンプですね。

- デザイン学科
- K.K.
薩摩焼
薩摩焼を描きました。黒薩摩と白薩摩の2種類から白薩摩を選び、高級感が出るような感じで描きました。
吉良先生コメント
鹿児島県の伝統工芸、薩摩焼にも黒薩摩と白薩摩があり、黒薩摩は前述のじょか、焼酎の容器が中心です。いわゆる薩摩焼は白薩摩が中心で、この素晴らしいリアルデザインは白薩摩で、朝鮮伝来の陶磁器です。細かいところまでしっかりデザインされた優れた作品です。

- デザイン学科
- N.O.
大島紬
「泥で染色する織物」というのが新鮮で面白く感じ、泥で染まる布を描いてそこを全面に表してみました。泥は一般的にいいイメージが持たれないですが、大島紬はとても綺麗でした。
吉良先生コメント
大島紬は、鹿児島県・奄美大島発祥の高級絹織物で、泥染めによる深みのある色合い、光沢のあるしなやかな風合い、そして緻密な絣模様が特徴で、まさにこのデザインのような織物です。泥染に興味を持って、デザインしたとの言葉通り、現実離れした面白い作品に仕上がっています。泥の中でも、気品と美しさが守られているのがすごいですね。

もっと!文化ツーリズム
鹿児島県
「おはら祭」は、鹿児島を代表する民謡「おはら節」や「鹿児島ハンヤ節」に合わせ、2万人を超える踊り子が舞い踊る南九州最大のお祭です。1949年、鹿児島市制施行60周年を記念して始まり、秋の風物詩として定着しました。
\渋谷で体験!/
2026年5月17日(日)
「西郷隆盛生誕200年・没後150年カウントダウン記念 第29回 渋谷・鹿児島おはら祭」
https://shibuyadeohara.jp/
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- 県庁所在地
- 鹿児島市
- 人口
- 1,549 (千人)
- 面積
- 9,186.20 (km2)
【出典】
- 県庁所在地:国土交通省ウェブサイト
https://www.mlit.go.jp/river/toukei_chousa/kasen/jiten/toukei/birn38p.html - 人口:総務省統計局ホームページ
https://www.stat.go.jp/data/jinsui/2023np/index.html - 面積:国土地理院ウェブサイト
https://www.gsi.go.jp/KOKUJYOHO/MENCHO-title.htm
吉良先生コメント
素晴らしいモノクロームの世界観の表現です。カッコイイですね。この世界こそが鹿児島県の黒文化なのですね。特に鹿児島県で初めて飲んだ黒じょか、一晩寝かせた芋焼酎の美味しさにびっくりしました。黒豚のトンカツも美味しいですね。いつも、デザイン力に驚かされます。