佐賀県

佐賀県は弥生時代の遺跡である吉野ヶ里遺跡があることや有田焼で有名です。佐賀県といえば伝統工芸品が多数あります。その中でも陶芸は有名です。伊万里焼、有田焼、唐津焼は県内三大陶芸ですが、僕は紅型を教えてくれた叔母の影響で、武雄焼の陶芸家、江口勝美氏の作品にふれる機会があり、今でも和紙染のお皿や箸置きなどを日常で使っています。(吉良俊彦)

- キャラクター造形学科
- I.K.
ムツゴロウ
日本には有明海と八代海にしか生息していないということで、ムツゴロウを描きました。蛙みたいな顔がとてもキュートです。

- キャラクター造形学科
- Y.K.
浮立面
浮立面(ふりゅうめん)の踊りと文化がとても美しいと感じまして、雄面と雌面があり、半分ずつ思うように表現しました。
吉良先生コメント
佐賀県指定の伝統工芸品に「浮立面」があります。浮立面とは「面浮立(めんぶりゅう)」のかけうち(踊り手)がつける鬼のお面のこと。雌と雄があり阿・吽となっています。雌面は口を大きく開け舌を伸ばし、目は吊り上がり、額にはいっぱいにシワの線が流れ上がっています。まさにこのような感じです。

- デザイン学科
- A.K.
祐徳稲荷神社
佐賀県について知識がなかったけれど、調べてみたら「日本三大稲荷」のひとつの神社があると知り、忘れないように描きました。
吉良先生コメント
商売の神様といえばお稲荷さま。伏見稲荷、豊川稲荷と並ぶ日本三大稲荷のひとつの祐徳(ゆうとく)稲荷神社が佐賀県鹿島市にあります。建物の朱色が鮮やかで印象的。まさにこのマンガデザインのようです。

- デザイン学科
- K.M.
いかしゅうまい
いかしゅうまいは、イカやタマネギなどを使ったしゅうまいです。いかしゅうまいの発祥の店である「萬坊」では、明太子や梅が入ったいかしゅうまいや、海老、かに、鯛のしゅうまいもあるようです。
吉良先生コメント
最初は福岡のものだと思っていましたが、ある時、呼子は佐賀県だと知りました。そして、いかしゅうまいの美味しさもほぼ同じくして知りました。親友がよく送ってくれた「呼子萬坊」のいかしゅうまいは最高でした。

もっと!文化ツーリズム
佐賀県
ムツゴロウの名前の由来は、"脂っぽいハゼ"を方言に言い換えたものだそう。その名の通り、脂身が多く柔らかい白身で、蒲焼や甘露煮にすると絶品です。400年を超える歴史を持つ有田焼は、佐賀県有田町とその周辺地域で製造される磁器の総称で、17世紀中ごろから盛んに海外へ輸出され、ヨーロッパの名窯マイセンなどにも大きな影響を与えました。

- 県庁所在地
- 佐賀市
- 人口
- 795 (千人)
- 面積
- 2,440.64 (km2)
【出典】
- 県庁所在地:国土交通省ウェブサイト
https://www.mlit.go.jp/river/toukei_chousa/kasen/jiten/toukei/birn38p.html - 人口:総務省統計局ホームページ
https://www.stat.go.jp/data/jinsui/2023np/index.html - 面積:国土地理院ウェブサイト
https://www.gsi.go.jp/KOKUJYOHO/MENCHO-title.htm
吉良先生コメント
小学生の時に家族で大分への里帰りをする途中に佐賀県に行き、有明海のムツゴロウがぴょんぴょん飛ぶ姿を見て、蒲焼きを食べた記憶が残っています。このマンガデザインのような綺麗な姿ではなく、泥まみれで目だけがキョロキョロしているイメージでした。そういう意味でもこの作品は普段見れないムツゴロウの姿が見れて、とても良い作品です。