マンガデザインで文化ツーリズム

和歌山県

和歌山県の名所である高野山(金剛峯寺)は弘法大師空海により創られ、2015年に1200年を迎えました。世界的に活躍する日本画家・千住博画伯の障屏画『瀧図』と『断崖図』が奉納され、2020年より一般公開されています。金剛峯寺の主殿から渡り廊下を抜けた場所にある日本国内最大級の石庭と称される庭園「蟠龍庭」には圧倒されました。歴史と自然、美味しいものを味わえる和歌山県は紀伊半島に位置し、見どころ満載です。(吉良俊彦)

  • デザイン学科
  • S.F.

円月島

和歌山県の「円月島(えんげつとう)」を描きました。映えスポットとして有名で、正式には「高嶋(たかしま)」というそうです。島なので覗くことはできませんが、覗きたくなる形をしています。

吉良先生コメント

南紀白浜のシンボルとも言われている「円月島」。まさにこのデザインのように波浪による穴が空いているそうです。このマンガデザインは写真以上に美しく、行ってみたいという欲求をそそる、素晴らしい作品です。光の入れ方が上手です。もちろん目の輝きもストーリーを演出してます。

  • キャラクター造形学科
  • Y.K.

橋杭岩

和歌山県の「橋杭岩(はしくいいわ)」を描きました。最初は人間を中心に置こうとしていましたが、景色が凄く綺麗だったのであえてそれだけを愚直に描きました。

吉良先生コメント

「橋杭岩」は、吉野熊野国立公園地域にあり、国の名勝天然記念物に指定されているそうです。前の作品の「円月島」もそうですが、和歌山県には海の名所が多いですね。まさにデザイン映えしています。この絵も言われぬ美しいデザイン、視点を語るのもナンセンスな程素晴らしい作品です。

  • 文芸学科
  • K.Y.

有田みかん

和歌山県といえば有田みかんが有名です。みかんモチーフのキャラクターを描こうと思いましたが、みかんの葉っぱをキャラクター化したら面白いかもと思って描きました。

吉良先生コメント

和歌山県はフルーツ王国で、みかん、柿、梅の生産量は日本一です。その中の有田みかんを描いたマンガデザイン。みかんよりもキャラクターにピントを当て、みかんの葉をイメージするという発想がユニークな作品です。

  • デザイン学科
  • T.N.

和歌山県の梅を描きました。梅にすっぱい顔をさせて、梅のすっぱさを表現したのと、勢いを重視した絵にしました。

吉良先生コメント

和歌山県の梅といえば南高梅が有名で、梅酒の原産はほとんど和歌山県ですね。梅自体にすっぱい顔をさせるとこうなるのでしょうね。おもしろい作品です。

和歌山県サムネイル

もっと!文化ツーリズム

和歌山県

「那智の扇祭り」は、熊野那智大社にまつられる神々が、扇のついた神輿に乗ってご神体の那智の滝に帰るとされる神事で7月14日に行われます。白装束の氏子たちが、重さ約50キロの大きなたいまつ12体を抱え、参道を練り歩く様子から「那智の火祭り」とも呼ばれます。

日本地図(和歌山県)
県庁所在地
和歌山市
人口
892 (千人)
面積
4,724.66(km2)

 

【出典】