Bunkamura X'mas 2017

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2017.12.12 UP

~ 想いをカタチに ~
「光のアーバン・スノー・アヴェニュー」
制作レポート③

 

社会と接点を持つことで実践的な芸術活動を行う玉川大学芸術学部との教育連携プロジェクト「光のアーバン・スノー・アヴェニュー」。指導を担当するのは、自ら光・環境造形作家として国内外でイルミネーションのプロデュースや光を使ったイベントの演出も手掛けている、メディア・デザイン学科の田中敬一教授です。

 

―― 田中先生、このプロジェクトへの想いをお聞かせください。

異なる社会的役割を持つ大学と企業がタッグを組むには、担当者間の信頼構築とともに相手企業のCIに基づく将来構想の把握が必要だと考えます。どんなに良い企画であっても、その企業が目指すベクトルと異なれば良い結果は生まれません。幸いにもこのプロジェクトでは良い機会に恵まれ、今までにない現場実務教育が実現しました。

 

―― これまでも、さまざまな場所で光のアートを用いたプロジェクト型授業に取組んでいらっしゃいますね。

教室で身につけたことを学外で実践し、社会でどう活かしたらいいかを学ぶのがプロジェクト型授業の目的です。学生たちは自身のやりたいことに取組みながら、社会経験を通して創作活動に何が求められるのかを客観的に学びます。こうした経験を積むことは、キャリア教育としても有効です。今回のプロジェクトも学生たちにとって、学内で培った力を社会で活かす方法を学ぶ貴重な経験となれば幸いです。

 

 


作品展示は、いよいよ明日12/13(水)から!
学生の皆さん一人一人の感性や想いをカタチにした光のオブジェを、ぜひご覧ください。


「光のアーバン・スノー・アヴェニュー」
期間:12/13(水)~2018/1/19(金)
場所:1F メインロビーフロア


協力:玉川大学芸術学部メディア・デザイン学科 田中敬一研究室