結成から80周年を迎えたビッグバンド「ザ・グレン・ミラーオーケストラ」が今年も来日!
♪代表曲は誰もが耳にしたことがある「あの」名曲
80年受け継がれてきた楽団のレパートリーは700曲以上。その中には誰もが一度は耳にしたことのある名曲が多数ある。代表曲「イン・ザ・ムード」「ムーンライト・セレナーデ」「茶色の小瓶」などは、いまでもCMや映画、ドラマで使われる耳馴染みのある楽曲。
♪スウィングの王様 グレン・ミラー
グレン・ミラーと言えば1930年代後半〜1940年代前半のジャズシーンに旋風を巻き起こし、「スウィングの王様」と言われた人物。現在も受け継がれている5サックス、4トランペット、4トロンボーン、3リズムの編成と、クラリネットがサックスをリードする演奏手法が話題となり絶大な人気を誇る。そして現在までその人気は色あせることなく、世界中のファンを魅了し続けている。
♪「聴く」+「観る」=ザ・グレン・ミラーオーケストラ
ザ・グレン・ミラーオーケストラのコンサートの楽しみと言えば名曲を「聴く」楽しみに加え、「観る」楽しみ。曲に合わせたポージングや楽器を大きく動かすアクションを取り入れた演奏スタイルは世代を問わず楽しめる演出であり、最大の魅力。
♪グレン・ミラーとオーケストラの歴史
トロンボーン奏者だったグレン・ミラーは1937年に念願だった自分のバンドを結成したが、わずか1年足らずで解散。その後、現在のザ・グレン・ミラーオーケストラにつながる楽団を結成したのが1938年、今から80年前だった。
グレン・ミラーの没後、彼の意思や演奏スタイルをたくさんの音楽家が受け継ぎ、存続させてきた楽団が初めて来日したのは東京オリンピックが開催された1964年。その後、ほぼ毎年来日公演を開催し、昨年2017年が50回目の来日公演となった。
創設者の名前が付いた楽団は数多くあるが、現在まで絶えず活動を続けている楽団は世界でも数少ない。それだけでなく、楽団の代表曲と言われる名曲の数々は、いまでも世界中の音楽家に愛され、演奏され続けている。
<代表曲>
IN THE MOOD(イン・ザ・ムード)
MOONLIGHT SERENADE(ムーンライト・セレナーデ)
LITTLE BROWN JUG(茶色の小瓶)
A STRING OF PEARLS(真珠の首飾り)
CHATTANOOGA CHOO CHOO(チャタヌーガ・チュー・チュー) 他