2018.08.17 UP
開幕迫る!リハーサルレポ―ト到着!
いよいよ来週に迫る"青島広志のバレエ音楽ってステキ!"夏休みスペシャルコンサート2018。
8月某日、Kバレエ カンパニーでは、外の暑さに負けないくらい熱気あふれる通し稽古が行われました。
今年は初の「なかのZERO 大ホール」での開催ということもあり、演出をひとつずつ細かく確認していきます。リハーサルは助手を務めるKバレエ カンパニーの宮尾俊太郎が中心となり進めます。バレエジェンツ公演などで、演出や振付の経験を積んでいる宮尾の指示は的確で、ダンサーとのコミュニケーションをフォローします。監修の熊川哲也は、踊り前後の出ハケなど細かい点に目を光らせ指示を出している姿が印象的。舞台上のあらゆる動きに妥協をしない姿勢は、この公演でも貫かれているのです。
リハーサルの様子は動画でもご覧になれます。
オープニングは『こうもり』“序曲”でスタート!
誰もが耳にしたことのあるメロディに、宮尾のリズミカルな振付がぴたっとはまり、まるで見る音楽! 8名のダンサーにはバレエ団の公演で主要な役を演じているメンバーも。難しいテクニックを軽々とこなしていきます。
続いて『眠れる森の美女』からは、長いバランスがバレリーナにとって大挑戦となる名場面“ローズ・アダージオ”をバレエ付きでお届け。
2017年のKバレエ ユース公演で生徒とは思えない素晴らしいオーロラ姫を踊った佐伯美帆が登場します。バレエ団に入団し、多くの舞台経験を経てますます輝きを増しているようです。バランスやピルエットをぴたっと決めながらも、柔和な雰囲気を持つ彼女はオーロラ姫にぴったり! バレエ団の公演ではまだ見られない配役でダンサーを見ることができることも、この公演の魅力ですね。
今年の公演では、チャイコフスキーの三大バレエ『白鳥の湖』『眠れる森の美女』『くるみ割り人形』の名場面をお贈りします。『白鳥の湖』からは白鳥オデットと黒鳥オディールの見せ場であるヴァリエーション(ソロ)を上演。
オデットはKバレエ カンパニー公演で次々と主役を務める矢内千夏、オディールは先日『コッペリア』に主演し、力強い技術とキュートな笑顔で大きな印象を残した毛利実沙子が演じるというから期待がふくらみます。
本公演は、作品の間に青島広志のお話が入ることが一番の特徴です。リハーサルでも、思わずふむふむと頷いてしまう豆知識や、笑ってしまうエピソード、こんなこと言ってしまっていいの!?という裏話が満載で、スタジオが笑いに包まれる場面も。
今回は「あなたも指揮者になれる!」コーナーや、観客のみなさまが選んだ「もう一度聞きたい『クレオパトラ』のあの曲!」など楽しい企画も盛り沢山。
ぜひ夏の楽しい想い出作りに、お子さまと、ご家族と、ご友人といらしてください!
"青島広志のバレエ音楽ってステキ!"夏休みスペシャルコンサート2018
当日券情報はこちら