エトワール・ガラ2016

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2016.06.13 UP

エルヴェ・モロー 降板/レオノール・ボラック&ジェルマン・ルーヴェ出演決定のお知らせ

出演を予定しておりましたエルヴェ・モローは怪我によりやむを得ず、公演を降板することとなりました。 
代役といたしまして、パリ・オペラ座バレエ プルミエール・ダンスーズのレオノール・ボラックと、スジェのジェルマン・ルーヴェが出演いたします。
2人はヌレエフ版『くるみ割り人形』『ロミオとジュリエット』など、オペラ座のレパートリーの中でも超絶技巧とエレガンスが要求される作品で次々と主演に抜擢されており、バンジャマン・ペッシュも大きな期待を寄せる“エトワール候補”と名高い新星です。(プロフィールは下部をご覧ください)

モローの出演を楽しみにしていただいておりました皆様には、お詫びを申しあげますとともに、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

主催者


≪エルヴェ・モローよりメッセージ≫

親愛なる日本のファンの皆様へ

 “エトワール・ガラ”で踊ることが叶わなくなってしまったことを、大変な落胆と悲しみを持って皆様にお知らせいたします。
運の悪いことに、つい最近足首を怪我し、その結果、9月まで踊ることが不可能になってしまいました。

バンジャマン・ペッシュが“エトワール・ガラ”の為に創り上げた素晴らしい2つのプログラムを皆様とこの夏、
共有する機会を得たことは私にとっても大きな喜びでしたので、心から残念に思っています。

今年1月に来日した際も、皆様がまた私と舞台を通して気持ちを交わす事を楽しみにしてくださっていることを強く感じていました。
今回は非常に残念ですが、近い将来また日本の皆様のために踊る事は、お約束いたします。

皆様に次回お会いする時を楽しみにしながら、心からお詫びの気持ちをお伝えします。
また、かけがえのない友人たちによる今夏の“エトワール・ガラ”の成功をお祈りして…。

心からのキスを皆様に…。

エルヴェ・モロー

 

 

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レオノール・ボラック
Léonore Baulac
パリ・オペラ座バレエ プルミエール・ダンスーズ

フランス、パリ生まれ。2005年パリ・オペラ座バレエ学校に入学。2008年パリ・オペラ座バレエ入団。2014年コリフェに、2015年スジェに昇格、その1年後には、エトワールに次ぐプルミエ・ダンスーズに瞬く間に昇格を遂げている。2014年AROP賞受賞。
バレリーナとして理想的ともいえる愛らしい容姿と抜群の存在感を持つ彼女はすでに、ヌレエフ版『くるみ割り人形』のクララ、『ロミオとジュリエット』のジュリエット、ラコット版『パキータ』のタイトルロールなど既に大作の主役を務めている。また現代的な強い技術も魅力の一つで、マクレガー振付『Alea Sands』、フォーサイス振付『イン・ザ・ミドル・サムホワッド・エレヴェイテッド』、ノイマイヤー振付『大地の歌』『椿姫』などでも主要な役を務める。去る5月に上演されたヌレエフ版『ロミオとジュリエット』では、「理想的な外見と、情熱的なヒロインたちが持つ偽りの脆さを備え、圧倒的な存在感と豊かな表情のジュリエット」(ダンスマガジン2016年6月号)と評されたオペラ座でいま最も輝くプリンセスである。


ジェルマン・ルーヴェ
Germain LOUVET
パリ・オペラ座バレエ スジェ

フランス、ブルゴーニュ生まれ。4歳でバレエを始め、2005年パリ・オペラ座バレエ学校に入学。2011年18歳で年パリ・オペラ座バレエに入団。2013年カルポー賞受賞。2014年にコリフェ、2015年にスジェに昇格。その美しい体型と誌的な佇まいは早くから注目をあつめ、ヌレエフ版『くるみ割り人形』の王子/ドロッセルマイヤー、『ロミオとジュリエット』のロミオほか、ラコット版『パキータ』のパ・ド・トロワ、ヌレエフ版『白鳥の湖』のパ・ド・トロワなど主要な役に抜擢されている。振付家からの期待も厚く、ウィールドン振付『ポリフォニア』、ミルピエ振付『Clear, Loud, Bright, Forward』などの創作でも活躍。「夢のような外見に、全ての分野において際立った技術を持つ」(ダンスマガジン2016年7月号)と形容されるオペラ座期待の若手ダンスール・ノーブルである。