PROFILE

幸田 浩子 / Hiroko KOUDA
ソプラノ

東京藝術大学を首席で卒業。同大学院、及び文化庁オペラ研修所修了後、ボローニャ、並びにウィーンで研鑽を積む。 数々の国際コンクールで上位入賞後、欧州の主要歌劇場へ次々とデビュー。カターニア・ベッリーニ大劇場『清教徒』、ローマ歌劇場『ホフマン物語』、シュ トゥットガルト州立劇場『皇帝ティトの慈悲』セルヴィーリア等数々の大舞台で重要な役を演じ、オペラの母国で豊かな経験を積む。2000年名門ウィーン・ フォルクスオーパーと専属契約し、その間『後宮よりの逃走』、『ファルスタッフ』等に出演。専属を離れてからも、『魔笛』夜の女王等で客演。
国内では新国立劇場、二期会等の公演で、『ナクソス島のアリアドネ』ツェルビネッタ、『こうもり』アデーレなど主役級を演じる他、主要オーケストラとの共演や全国各地でのリサイタルなど多彩な活動を展開。最近では新国立劇場『夜叉ヶ池』(新制作/創作委嘱作品・世界初演)百合、同『ホフマン物語』オランピアでの好演が記憶に新しい。
メディアへの登場も多く、NHK-FM「気ままにクラシック」で4年間笑福亭笑瓶氏とともにパーソナリティを務め人気を博し、2012年からはBSフジ「レシピ・アン」(毎週土曜日午後6時30分)にMCとしてレギュラー出演中。
2012年11月5thCD≪ワルツの夢~幸田浩子・イン・ウィーン≫に続き、2013年6thCD≪ふるさと~日本のうた~≫をリリース。2014年10月びわ湖ホール沼尻竜典指揮『リゴレット』ジルダに出演予定。
第14回五島記念文化賞オペラ新人賞、第20回エクソンモービル音楽賞奨励賞受賞。二期会会員