PROFILE

荒井 祐子 / Yuko Arai
K-BALLET COMPANYプリンシパル

 愛知県生まれ。8歳よりバレエを始める。1990年、ローザンヌ国際バレエ・コンクールでスカラーシップ賞を受賞し、ハンブルク・バレエ学校に留学。92年から93年までジュヌ・バレエ・ド・フランスに在籍、国内外のフェスティバルに多数参加する。95年より東京バレエ団に在籍し、ベルリン公演『パキータ』、バランシン振付の『バレエ・インペリアル』、『白鳥の湖』のオデット/オディールなど多数の公演に主演。『眠れる森の美女』のオーロラ姫ではウラジーミル・マラーホフと共演している。
 2003年9月、Kバレエ カンパニーにファースト・ソリストとして入団。ジュニア・プリンシパルを経て、2005年9月、プリンシパルに昇格。主な出演作は、『シンデレラ』のタイトルロール、『ロミオとジュリエット』のジュリエット、『海賊』のメドーラ/グルナーラ、『くるみ割り人形』のマリー姫、『ドン・キホーテ』のキトリ/花売り娘、『ラ・バヤデール』のニキヤ、『コッペリア』のスワニルダ、『白鳥の湖』のオデット/オディール/パ・ド・トロワ、『眠れる森の美女』のオーロラ姫/フロリナ王女、『ジゼル』のタイトルロール、熊川演出・振付『ベートーヴェン第九』第2楽章主演、『ソリチュード』初演、『パッシング・ヴォイス』、『Simple Symphony』初演、バランシン振付『フー・ケアーズ?』のプリンシパル、『シンフォニー・イン・C』第3楽章主演、アシュトン振付『真夏の夜の夢』のタイターニア、『ラプソディ』主演、『二羽の鳩』のジプシーの少女、『ファサード』のスイスヨーデリングソング、『シンフォニック・ヴァリエーション』、ヌレエフ版『ライモンダ』第3幕のヴァリエーション、マクミラン振付『三人姉妹』のイリーナなど。2004年7月、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場にて『ラプソディ』に出演。2006年1月、上海大劇院での『ドン・キホーテ』にキトリ役で主演。
 2013年、第29回服部智恵子賞受賞。
 Kバレエ スクール ティーチャーズ・トレーニングコース修了。2013年9月、Kバレエ スクール校長に就任。