96年の『真空』がKARASでの初舞台というジイフ。数々のKARAS作品に出演してきた彼が、観客として印象に残っている舞台は『Bones in Pages』の初演。脳に直接イメージのコラージュを叩きつけられたという。「自分の身体でいろいろな発見ができて、その発見は日常生活をも面白くさせる」という彼は、勅使川原メソッドの魅力を深く理解し、実践しているダンサーなのである。
©宮川舞子